2024年11月15日

ピッキーヌ カオソイとムーヨートート (阿佐ヶ谷)

R0013106003

今食べたいのは、ピッキーヌのカオソイ。あのカレー味がどうしても食べたいんだ。

混んでなければいいなぁと扉を開けると、半分ほどの客入り。お気に入りの、小さいけれど店の端にある一人用の席が空いているのを見つけて、腰を下ろす。カオソイは決まっているけれど、単品にしようか、セットにするか。メニューを見ながら考えよう。

メニューを見ると、セットでよく頼んでいた揚げ春巻きがなくなっている。代わりにあるのが、ムーヨートート。タイのソーセージを揚げたものと書いてある。気になるじゃないか。

先ず、届いたのがムーヨートート。見た目は完全にさつま揚げ。豚のすり身を揚げてるから、見た目が似るのも当然か。食べてみるとほんのり塩気があって、絶対に酒に合うやつ。隣の方のテーブルにあるビールが恨めしい。

そして、大好きなカオソイ。手元に届くと、カレーのスパイシーさとココナッツミルクの甘い香りが鼻を擽り食欲を誘う。先ずは、揚げ麺のパリパリとしたところをつまんで、次にツルツルと麺を啜る。そのうちに、揚げ麺がカレーを吸って、しんなりしてくるのもお楽しみ。

それに、パクチーや紫玉ねぎ、豚肉にタイの漬物など、それぞれの具材がきっちりと役割を果たしていて、バランスの良いところに改めて美味さを感じる。これが食べたかったんだ。タイ料理店は数多あれど、この風味豊かな料理は、この店ならでは。これからもお世話になります。

【お店情報】
ピッキーヌ 阿佐谷北2-9-5 地図

| | コメント (0)

2024年11月11日

せんなり コムタンスープ定食 (高円寺)

R0013055003

今日は暖かくなると聞いていたけれど、北向きの自室は少し寒くて、温まる料理が食べたい気分。大きな具沢山の味噌汁もいいし、韓国のスープ系の定食もいい。グラタンや、温かいうどんもあるなぁ…とあれこれと思い浮かべては、決めきれない。

そういえば、すっかりご無沙汰していると向かったのが、新高円寺のせんなり。炭火焼肉とキムチが人気の店で、ランチでも焼肉が人気。自分は、ユッケジャンやコムタンスープ、スンドゥブチの定食が目当てだけれど。

中でもコムタンスープが、この店では一番好きだ。何が好きだって、白濁スープに、ごろりと存在感のある牛肉。写真を撮っていると、すぐにコラーゲンの膜が張って来るところが、栄養満点ぶりを伝えてくれる。スープを飲むと旨味はたっぷりなのに、後味が切れよく美しい。

それに、肉は小さいげんこつ程の骨付き肉の塊がゴロリと。箸を入れると、ほろほろとくずれるほどに柔らかく、肉の部分もたっぷり。煮てやわらかくなった大根も好いし、これらの旨味をふんだんに吸った春雨の美味しいこと。もう一つの主役と思う程。

サラダに3種類のおかず、韓国海苔巻きにご飯とサイドメニューも充実ぶりは相変わらず。ニコニコと働き者のお母さんも、お変わりない様子で何より。

【お店情報】
せんなり 梅里2-3-7 地図

| | コメント (0)

2024年11月 6日

ダナン町 ダナン風鶏肉の揚げご飯 (荻窪)

R0013000004

以前から気になっていた荻窪のベトナム料理店、ダナン町。オープンしてちょうど1年程。時々伺っている野方餃子 荻窪別館の隣にある。以前のランチは、フォーやブンなどのベトナム麺だけだったが、バインミーが増え、ワンプレートの鶏や豚肉の料理とライスのセットが登場して、俄然気になってきたところ。

店はオープンして1年程ということもあって、綺麗でカフェっぽく入りやすい雰囲気。一人で4人卓を使わせてもらって、ゆったりとメニューを眺める。気になったのは、煮た鶏や揚げ鶏とご飯や、コムタムという焼いた豚肉などとご飯のセット。中でも、揚げ鶏ご飯が店の推しのような気がして、これをお願い。

しばらくすると、揚げる音やニンニクの香りが漂ってきて、食欲を刺激する。嗚呼、この感じには絶対ビールだ。そして届いたのが、カリカリに揚がった鶏肉と、ニンニクチップが乗ったご飯、サラダと漬物、スープのセット。

先ずは、揚げ鶏を一口。外側はしっかり揚がってカリカリパリパリ、中はジューシー。これ、東京国際フォーラムのサイゴンでの好物、鶏肉の香り焼きを彷彿とさせる。ご飯は、砕いた米が鶏の旨味を吸って、そのままでも十分美味いところに、ニンニク風味が利いて堪らない。

それに漬物。ダナン風の即席キムチと書いてあったが、穏やかで瑞々しいキムチみたいで好みの味。少し調べてみると、ダナンでは、料理の付け合わせとしてキムチが出されることがあるそう。ニョクマムがきいたスープもクセになる。

他のランチメニューも気になるし、グランドメニューにも食べたいメニューや見知らぬメニューがあって、興味が尽きない。また来なくては。

【お店情報】
ダナン町 上荻1-18-3 亀屋酒2ビル103 地図

| | コメント (0)

2024年10月29日

一億兆 石焼カルビうどん (阿佐ヶ谷)

R0012959002

羽織るものがないと寒いくらいの気温。こういう日は、新しい温かメニューに出合うチャンス。今日向かったのは、青梅街道沿いにある一億兆。炭火焼肉の店で、焼き肉ランチ以外にも、石焼ビビンバの鍋を使ったメニューもいくつか。先日は、牛すじ甘辛煮ランチをいただいたが、常連さんが召し上がっていた、石焼カルビうどんが気になって。

店はビルの2階。エレベーターの扉が開くとすぐ店内。古さは見られるものの、知る人は知る店らしく、続々と常連さんがやって来るのは、今日もそう。

サラダとカクテキが届いて、間もなく石焼カルビうどんが届く。グツグツだろうと思っていたけれど、こんなに湯気濛々、グツグツだとは聞いてない。これは落ち着くまでしばらく待っておこうと、先にサラダ。ドレッシングが3種類あって、好きに選べるのが面白い。

少し落ち着いてきたところで、スプーンと箸を入れる。広がるごま油の香りと、真っ赤なスープの中心には生卵。ニラや人参、大根、木耳、筍などの野菜と韓国の平打ちうどん。そして、焼き肉店らしく、カルビ肉がゴロゴロと入っているのがうれしい。熱くて麺がピロピロとして、スープの飛び跳ね注意だけれど、辛さは見た目ほどではなく、落ち着いてくると、じんわりと染みる美味しさ。もちろん、汗もじんわりと。

今日もご常連らしき方が、メニューも見ず、このカルビうどんを注文。やっぱり人気メニューの一つなのだろう。もちろん自分もこれからお世話になるつもりだ。

【お店情報】
炭火焼肉 一億兆 成田東4-33-15 第5志村ビル 2F 地図

| | コメント (0)

2024年10月17日

ヴィラモウラ フェイジョアーダ (銀座)

R0012805002

出社して思うことは、やはりランチの豊富さ。特に、洋食や外国料理の店は、多様さも店の多さも各段に違う。今日は何にしようかと考えたとき、ヴィラモウラを思い出した。泰明小学校近くにあるポルトガル料理の店。ランチタイムでも、気軽にポルトガル料理が楽しめる。

ランチメニューは時折チェックしていたが、店に入るのは、随分と久しぶりだ。フェイジョアーダや、バカリャウのグラタン仕立て、ポルトガルチキンは、以前と変わらず。

新しい数量限定、季節限定メニューとして、ポルトガルのサンドイッチ「フランセジーニャ」が登場。肉やハム、ベーコン、ソーセージなどを挟んだパンに、チーズとソースをたっぷりとかけた料理で、興味はあるけれど、その後仕事にならない気がする。

さて、今日は、バカリャウのグラタン仕立てを迷って、フェイジョアーダを。ポルトガルやブラジルなどでも食べられている肉と豆の煮込み。最近、煮込み料理に目がなくて。

たっぷりと嵩のあるサラダに続いて、届いたフェイジョアーダが届く。こちらのものは、豆と麦小町豚を使ったもの。やわらかくて脂の甘い豚肉とホクホクした豆のやさしい味。じゃがいもなどは、肉から出た旨味を吸ってホクホク、じんわりと沁みる旨味。スープの一滴までパンに吸わせて大満足。

箱が大きく予約可ということもあってか、周りを見ていると、普段オンラインでやりとりしている同僚などとのランチに重宝している様子。もう少し寒くなったら、グラタン仕立てを食べにこようかなぁ。

【お店情報】
ヴィラモウラ 銀座本店 銀座6-2-3 ダイワ銀座アネックスB1 地図

| | コメント (0)

2024年10月11日

一億兆 牛すじ甘辛煮ランチ (阿佐ヶ谷)

R0012660003

今日は過ごしやすい日だけれど、寒くなる季節に向けて、熱々料理探訪。目指したのは、青梅街道沿いにある一億兆。ビルの前に出ているメニューを見て、焼肉メインの店だと思っていたけれど、クッパやプルコギなどのメニューも数があると知って、温まる料理が欲しい時期にいいかもと思っていたところ。

店はビルの2階。エレベーターの扉が開くとすぐ店内。古さは見られるものの、知る人は知る店らしく、続々と常連さんがやって来る。

今日の目当てはあったかメニュー。カルビクッパやユッケジャンクッパにも惹かれるが、お願いしたのは、牛すじ甘辛煮ランチ。甘辛い煮込みとご飯が気になって。

あっという間に、サラダとカクテキ、ご飯が届いて、メインも甘辛煮も程なく来る。いいぞ、このグツグツ感。黒くて赤いスープの中には、ゴロッと大きい牛すじや豆腐、蒟蒻など。その名のとおり、しっかりと甘くて辛くて、ご飯がすすむこと間違いなし。それほど辛さはないけれど、熱さも手伝って、食べ終わる頃には、ほんのり汗が滲むほどに温まる。

周りを見ていると、常連に人気は石鍋でグツグツしながら運ばれてくるカルビうどんの様子。次は、それを目当てに。

【お店情報】
炭火焼肉 一億兆 成田東4-33-15 第5志村ビル 2F 地図

| | コメント (0)

2024年9月24日

くーたん ユッケジャン (荻窪)

R0012508001

先週の暑さが嘘のように、グッと肌寒くなった今日。求めるのは、やはり温かいもの。シチューに煮込みハンバーグ、グラタン。それに韓国のチゲやスープ。あれこれ悩んでやって来たのは、荻窪のくーたん。駅前だが、ビルの奥のかなり分かり難いところにある韓国料理店。今夏は暑すぎて、2か月ほど、韓国のチゲやスープを食べてないのだ。

人気店で入れない日もあるが、今日は小さなテーブル席も空いていて一安心。さて、何を食べるかが問題だ。スンドゥブチゲやソルロンタンも好いが、やっぱり具沢山で好きなユッケジャン。

サラダ、キムチ、韓国海苔に続いて、ユッケジャンがやって来た。相変わらず、フツフツグツグツ湯気濛々。石鍋の中を見ると、玉子がたっぷりと絡んだ具が盛り沢山。いつにも増して美味しそう。

先ずはスープを一口。辛味もあるがコク味もあって、ふわりと香るゴマ油。箸を入れると、牛肉に蕨に大根、もやしや葱などの野菜がザクザクと。夢中で箸を進めて、合間にキムチとご飯。今日はこれが正解だ。

メニューを改めて確認すると、牛みそチゲや、ナムル定食など、記憶にないメニューが幾つか。まだまだ食べたいものが尽きそうにない。

【お店情報】
くーたん 荻窪5-29-11 プラザいなば1F 地図

| | コメント (0)

2024年8月19日

キーマオキッチン 日替わりカレー (荻窪)

R0012230001

グリーンカレーが食べたい気分。グリーンカレーといえば、ピッキーヌのそれが大好きだが、ランチメニューは、タイヌードルとのセット。それなら、気になっていた荻窪のタイ料理店へ行ってみようと足を向ける。

伺ったのは、荻窪駅近くにあるキーマオキッチン。ビルの2階にある店で、狭い階段の前にはいつもその日の日替わりメニューがポップに書かれているのが気になっていた。ランチメニューが豊富で、日替わりのカレーや麺類、定番のパッタイやガパオライスなど、10種類ほど。ちょうど日替わりのカレーが目当てのグリーンカレー。今日やって来たのは大正解。

そのグリーンカレーは、器にたっぷりと装われているのうれしいし、茄子や鶏肉など、大振りで具沢山。香りの良いライスにかけて頬張ると、鶏肉に絡んだり茄子に沁みたカレーの辛味や香りがジュッと広がって、今日の欲が満たされる。

ランチセットは、スープにサラダ、デザートで一揃え。サラダもよく見かけるものではなく、パクチーやナッツ、干し海老なども入ったタイらしいものというのも好いし、デザートはココナッツが仄かに香る小さなパンケーキのようなものというのも新鮮。ママも元気で気が利く感じというのも、この店に似合いでいい。

ちなみに、「キーマオ」とはタイ語で「のん兵衛」や「酔っ払い」という意味らしい。一度飲みに来たくなってしまった。

【お店情報】
キーマオキッチン 荻窪5-29-9 本橋第二ビル 2F 地図

| | コメント (0)

2024年8月15日

ガイ カオソイ (京橋)

R0012183001

どうしてもカオソイが食べたい。在宅であれば、大好きなピッキーヌに向かうところだが、今日は出社日。この辺りで、どこか食べられるところがあっただろうか。銀座だったらティーヌンとか。そういえば、京橋のガイにもあったはず。

オープン仕立ての頃、一度伺った切りのタイ料理店。何度か伺ったものの、いつも満席で振られてばかり。けれども、今日みたいな夏休み中はチャンスかもしれない。

店の近くまでやってくると、店の前で販売しているテイクアウトの弁当にも行列はなし。店の方と目が合うと、すぐに愛想のいい笑顔で「いらっしゃいませ、お一人?こちらへどうぞ」と声をかけてくれた。

記憶にあるレイアウトとは変わっている気がするが、相変わらず10数人入ると満席の小体な店。メニューを見ると、ちゃんと目当てのカオソイがあって、お水を持ってきてくれたところで即お願い。

カオソイは、麺の上に揚げた麺のせたカレーヌードル。そして、今日の目当てのカレースープは、ココナッツミルクが効いたコクあるけれど、サラサラ、あっさり軽やかで夏向きの味。具には、パクチーと紫玉ねぎの他、大振りの鶏肉がゴロゴロと。食べていくうちに、パリパリと揚がった麺が、しんなりクニュと柔らかくなっていくのがまた好きなのだ。

サラダにライス、デザート付き。明るく気安い雰囲気もとても好い。また近いうちに来たいけれども、12時を過ぎるとやはり行列の人気ぶり。チャンスを狙ってそのうちに。

【お店情報】
ガイ 京橋3-9-9 ウインド京橋 1F 地図

| | コメント (0)

2024年8月 8日

すばる ゆし豆腐そば (阿佐ヶ谷)

R0012071003_20240809063501

明日休みをもらう予定だし、昨日から阿佐谷七夕祭りが始まったから、夜買い物に出るのも一苦労だし、サクッと昼をとって用事を片付けようと考える。食べたいのは麺。けれども、中華やタイの気分ではないけど、暑い地域の麺の気分。半田そうめんの店もいいけれど、そう、あれだ。沖縄そば。

向かったのは、すばる。すばるは、沖縄生麺協同組合の傘下の沖縄そばの店。麺は沖縄から毎日直送、そして、前を通るたびにいつも鰹出汁の香りが鼻を擽る本格派。

引き戸のすぐ向こうに食券機があるが、ガラス越しに人の姿が見えるから、食券を買い終えるのを少しまっていざ入店。もう少し混んでいるかと思ったが、まだ席に余裕がありそうだ。食券を店の方に手渡して、カウンター席に腰を下ろすと、あとはそばが届くのを待つだけだ。

「お待たせしました~」とそばが届く。記憶にあるよりも、ゆし豆腐がふんだんに入っているように見えてニンマリ。先ず、香りの良い出汁を一口。鰹出汁の香りと旨味、具の豚肉から滲んだ味わいも加わって、じんわりと胃に染み渡る。

そしてゆし豆腐は、少し出汁で温まったところを頬張ると、ふわふわととろけるやわらかさ。出汁と一緒に口に含むと、とろとろと胃に収まっていく。それに啜り上げるそばの太さとねじれの存在感。夢中になる。

平日は近くに勤める方が多いが、今日はお祭りのためか、家族連れも多い。ゆかたを来た子らも多く、街から感じる夏の匂い。

【お店情報】
沖縄そば すばる 成田東4-37-8 地図

| | コメント (0)

より以前の記事一覧