2025年6月24日

天壇1965 チゲ味噌スープランチ (丸の内)

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先日TOKIAの地下を通りがかったところ、焼肉の天壇が出店していることに気がついた。自分にとって天壇といえば銀座店だ。オープンした頃に好きで何度か通ったが、あっちいう間に人気店になり、入店が難しくあってからは足が遠のいていたところだ。

調べてみると、丸の内店は、より気軽に楽しめる新業態の一号店だそう。ランチの営業もしていて、焼肉定食やスープ系のランチなどが並ぶ。しかも、先日通りがかったときには行列ができていなかったため、一度行ってみようと思っていたところだ。

訪ねたのは11時45分頃。12時前ということもあり、まだ席には余裕があった。一人だからカウンター席かと思いきや、テーブル席を案内され、ゆったりとした空間を独り占め。注文はタブレット式で、店の方を呼び止めることなく、自分のタイミングで注文できるのがいい。

注文したのは、銀座店でもよくいただいていた「チゲ味噌スープランチ」。まずサラダが運ばれ、続いてスープとライスが届く。そうそう、この濃厚スープ。海老や浅利、鱈の他、豆腐にふわふわの玉子など具材もたっぷり。魚介の旨味とコク味が際立つスープで、ご飯がすすむ。

火曜日のランチには10食限定でハンバーグがあるそうで、鉄板で熱々で提供されるハンバーグは分厚くて、しかも1,000円でおつりがくるという破格の価格。今のところ混雑もしていないようだし、ユッケジャンなど、別のスープランチも食べてみたし、また訪ねるつもりだ。

【お店情報】
京都焼肉 天壇1965 丸の内2-7-3 TOKIA B1 地図

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2025年6月18日

どにどに 鉄板イカ炒め定食 (荻窪)

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辛いものが食べたいけれど、いつもの韓国系スープではなく、今日は炒め物の気分。確か、あの店のランチメニューに炒め物があったはずと思い出したのは、荻窪駅南口すぐに建つビルの地下1階にある「どにどに」。チゲやユッケジャン、サムゲタンなど、何度もお世話になっている店だが、炒め物の定食は、まだ食べたことがない。

炒め物の中でも、今食べたいのはイカ炒め。どにどにでは、プルコギや鶏肉の炒め物も見かけたが、イカ炒めもメニューにあったはず。店に入ってメニューを確認すると、やはりあった「鉄板イカ炒め」。

まず届いたのは、おかず3品にご飯、スープが乗った膳。それに続いて、ジュージューと音を立てながら運ばれてきたのが、主役のイカ炒め。そうそう、この赤い色。まさに今日、食べたかったのはこの感じ。赤いタレに絡まるのは、イカに玉ねぎ、キャベツなどの野菜。一口頬張ると、辛味の中にもコクと甘みがあって、ご飯がグイグイ進む味。

添えられた3品のおかずも見逃せない。特に、じゃがいものチヂミは厚みがあり、外は香ばしく中はほっくり。やさしい味わいで、箸が止まらない。スープ系ではない韓国料理も、やはりいいもんだ。他の料理も食べてみたくなる。

【お店情報】
どにどに 荻窪5-30-12 グローリアビル荻窪 B1F 地図

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2025年6月16日

すばる ゆし豆腐そば (阿佐ヶ谷)

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もう梅雨明けしたかような夏らしい暑さに、食べたくなるのは夏の麺。すだちそばも頭に浮かんだが、ふと沖縄そばもいいんじゃないかと思いつく。暑い地域の料理だし、コーグーレースをひとふりした味を想像したら、もう気持ちはすっかり沖縄そば。向かうは、青梅街道沿いにある「すばる」だ。

「すばる」は、沖縄生麺協同組合の傘下の沖縄そばの店。麺は沖縄から毎日直送、そして、前を通るたびに鰹出汁の香りが鼻を擽る本格派。

店に入ると、12時前ということもあってか、客はまばら。券売機の前で日替わりメニューと迷ったが、やはりこの店で一番好きなゆし豆腐そばを選ぶ。食券を店の方に手渡して、腰を下ろすと、あとはそばが届くのを待つだけだ。

「お待たせしました~」という声とともにそばが届く。記憶にあるよりも、たっぷりと盛られたゆし豆腐に思わず頬が緩む。まず香り高い出汁を一口。鰹の風味と旨味が広がり、さらに具の豚肉からしみ出したコクが加わって、じんわりと胃に染み渡る。ゆし豆腐はふわふわととろけるようなやわらかさ。出汁とともに口に含むと、とろとろと胃に収まっていく。それに続いて啜り上げる麺の太さとねじれの存在感。気がつけば夢中になっている。

満たされた気持ちで店内を見渡すと、「生ビール」の文字が目に飛び込んできた。そうだよ、今日の大正解は、これに「オリオンビールの生」。と思うが、午後の仕事が頭をよぎり、今日はもうひと踏ん張りと自分に言い聞かせる。

【お店情報】
沖縄そば すばる 成田東4-37-8 地図

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2025年6月11日

味豚 スンデゥブチゲ (阿佐ヶ谷)

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辛いものが食べたい気分。いつもなら韓国料理店がいくつかある荻窪へ向かうところだが、今日は午後一で打ち合わせがあり、時間にあまり余裕がない。そういえば、存在は知っていながら、何となく入りにくくて、これまで一度も行ったことがなかった韓国料理店がある。

阿佐谷パールセンター商店街の中にある「味豚」。インド・ネパール料理店の2階にあり、ほの暗い階段を上っていかなければならず、足を運べずにいた店だ。

階段の前には、ランチメニューの看板が出ている。スンドゥブチゲを始めとしてチゲは数種類、ユッケジャンにソルロンタンと好みの料理は沢山あるし、石焼ビビンバや冷麺、サムギョプサルなどメニューは豊富。辛いものといえば、スンドゥブチゲやユッケジャン。まずはより定番的なスンドゥブチゲにしてみよう。

スマホのチェックなどをしている間に、料理は運ばれてきた。チゲにご飯、ナムルなどのおかずが2種類にキムチ、韓国海苔と盛り沢山。スンドゥブチゲの玉子は自分で落とすスタイルらしい。

チゲは、程よい辛さの海鮮系のスープに、ほろほろの豆腐入り。玉子は後入れだから固まりすぎず、最後にご飯を入れて雑炊的に楽しむ自分にはぴったりだ。おかず類も、口馴染がよくて、不思議と懐かしさを覚える味わい。

12時を過ぎる頃には、近くで働く人たちが次々にやっていて、この店が定番のランチスポットとなっている様子が伝わってくる。隣の方が召し上がっていた石焼ビビンバは、中々のボリューム。料理の提供も早く、手早く辛いものを食べたいときに、また訪ねたい一軒だ。

【お店情報】
味豚 阿佐谷南1-17-16 2F 地図

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2025年5月30日

大地 牛すじ煮込み定食 (阿佐ヶ谷)

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肌寒さに、温かい料理が恋しくなる。温かい料理といえば、まず思い浮かぶのが、具沢山のスープや鍋。自宅の近くで提供されている鶏すき鍋は、寒い季節だけの限定メニュー。それなら、焼肉店のスープや煮込みの定食はどうだろう。それで向かったのが、南阿佐ヶ谷駅のすぐ近くにある「大地」。

この店には、今年1月のプレオープン以来、スンドゥブチゲなどを目当てに3度ほど訪ねている。久しぶりに訪ねてみると、焼肉も韓国料理も、ランチメニューがぐっと充実。スンドゥブチゲも間違いなく体が温りそうだが、選んだのは、初めて訪ねたときにいただいた牛すじ煮込み定食。石鍋でグツグツ熱々のアレだ。

注文を終えると、まずスープとカクテキが運ばれ、その後に、メイン料理の牛すじ煮こみとライスが登場。記憶の通り、石鍋で中は熱々だが、汁が少なめで、より濃密な見た目。スプーンですくい口に運ぶと、牛肉の濃い旨味が溶け出しますますビーフシチューを思わせる濃厚さ。ゴロゴロと入る牛すじは、スプーンで簡単にほぐれるほど柔らかく、豆腐と混じり合って、ご飯が進む合ういいおかず。ご飯にかけて混ぜるともう最高だ。

周りを見ると、焼肉を楽しむ人もいれば、自分のように韓国ランチを目当てにくる方もいて、店内はよい賑わい。オープンして約4か月。長く続いてほしいと思える一軒だ。

【お店情報】
焼肉 大地 成田東5丁目42-10 陵雲閣マンション 2F 地図

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2025年5月28日

サイゴン ブンチャーゾー (有楽町)

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久しぶりに差す日差しに初夏の気配を感じる。夏になると食べたくなるのが「ブンチャーゾー」だ。素麺のような細く丸い米麺「ブン」に、揚げ春巻をのせた、ベトナムの冷たい麺料理。とりわけ、この料理の魅力を知るきっかけとなった「サイゴン」のブンチャーゾーが大好きで、夏になると必ず思い出す味のひとつだ。

かつて有楽町ビルヂングにあった頃からの人気店だが、東京国際フォーラムに移転した今も、12時を過ぎれば行列ができるほどの盛況ぶり。とはいえ、回転は早く、それほど長く待つことはない印象だ。

料理がすぐに運ばれてくるのも魅力のひとつ。白く艶やかな麺の上には甘辛く焼かれた豚肉が乗り、周りには、揚げ春巻きやなます、野菜がたっぷりと添えられている。皿はこんもりとして、見た目にも食欲をそそるボリューム感。

豚肉の甘辛さや、シャキシャキとした野菜、むっちりと具が詰まった揚げ春巻き、香ばしいナッツの食感、爽やかな香草、そして甘酸っぱいタレなどが絡み合い、食感も風味も賑やかで、一口ごとに異なる楽しさ。気がつけば、いつもあっという間に平らげてしまうのだ。

店内を見渡すと、定番のフォーと春巻のセットを食べている人が多いが、ブンチャーゾーのこんもりと盛られた皿をあちらこちらに見かける。「夏はこれ」と思っている決めている方も多いのだろう。今年の夏も、またお世話になります。

【お店情報】
サイゴン 有楽町国際フォーラム店 丸の内3-5-1 東京国際フォーラム B1F 地図

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2025年5月22日

カフェバリチャンプル ナシチャンプル (新高円寺)

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ずっと気になっていたインドネシア料理店「カフェバリチャンプル」に足を運ぶ。新高円寺から、ルック商店街を北へ。古いビルのほの暗い階段を上がった2階という、少し見つけにくい場所だ。以前から階段前に出ているランチメニューが気になっていたが、営業が12時からと、自分の昼休みには少し遅く、中々行けずにいた。

12時より数分前に到着したが、入口には「OPEN」の札が出ていたから入ってみると、今日の一番客。しかし間もなく、インドネシア出身と思わしきご常連の方々が何人も来店し、まるで現地にいるような不思議な感覚に包まれる。

ランチメニューは3種類。日本でも知られたナシゴレンとミーゴレン、そして日替わりのおかずがいろいろと乗った「ナシチャンプル」。今日の目当てはこれだ。

先ずセットのスープが届き、しばらくして、色鮮やかなプレートが運ばれてくる。フライドココナッツが乗ったご飯を中心に、ミーゴレン、ガドガド(青菜のピーナッツソース和え)、サテリリ(つくね串)、蒸し鶏と野菜を和え物、インドネシアのとうもろこしのかき揚げなど、8種類。彩り豊かで盛り沢だくさん。

どの料理も、派手さはないが、風味豊か。スパイシーだったり、甘かったり、異なる食感が楽しかったりと、どれもじんわりと美味しさが沁みる味。スープは鶏肉と麺が入った、こちらも綺麗な味わいのスープで、しみじみ旨い。いや、もっと早く来るべきだった。

店主は、インドネシアのご出身。アーティストでもあって、ご自身の作品も店内に置かれていて、異国の文化に触れられる空間となっている。次回は、辛いソースを付けてもらってあれこれと楽しんでみたい。

【お店情報】
カフェバリチャンプル 高円寺南2-20-15 2F左 地図

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2025年5月16日

ピッキーヌ トムヤム (阿佐ヶ谷)

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蒸し暑くなるのが、いささか早すぎると感じる今日この頃。そして麺の気分となれば、やっぱり食べたくなるのは、南国タイの麺料理。それで向かった来たのはピッキーヌ。

阿佐ヶ谷駅北口の住宅街の中にあるタイ料理店。創業して30余年。東京でも指折りの老舗。そんな歴史のある店ながら、ランチはかなりリーズナブルで、タイヌードル単品なら700円、選べるタイヌードルと小皿料理のランチセットでも1,000円と気軽に楽しめる価格設定。そして何より、料理がとても美味しい。

タイヌードルはカウソイを選びがちだが、今日は甘さと酢味、ピリッと来る辛さを求めて、トムヤムに。小皿料理には、久しぶりに揚げ春巻を思ってきたが、最近お気に入りのムーヨートートに切り替わったのを思い出して撃沈。それならばとトムヤムを単品で。

トムヤムのスープは、先ず甘さが広がり、それから酸味と深いコク。そして最後にじわじわと辛味が追いかけてくる。味わいは複雑なのに、後味はすっきりとして、ついついもう一口が欲しくなる。細麺を啜りながら、スープをゴクリ。夢中で食ベ進めてくると汗もジワリと滲む。

小さな店内は、次々と訪れる客であっという間に満席に。値段もさることながら、この風味豊かな料理は、この店ならでは。これからも通い続けたい店の一つ。

【お店情報】
ピッキーヌ 阿佐谷北2-9-5 地図

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2025年5月 8日

鳴尾 ユッケジャンスープ (銀座)

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最近、気になっている銀座のランチは、平日でも予約なしと難しいと実感する今日この頃。今日もビルの7階にある気になっている店へ向かったものの、エレベーターを降りた先で待っている方の多さに圧倒され、引き返すことにした。

そんなときの候補として考えていたのが「鳴尾」。銀座3丁目、昭和通りから1本銀座寄りに入った場所ある人気の焼肉・ホルモンの店。リニューアル工事のため休業していたが、先日通りがかったときに、営業再開を確認。また、あの大好きなユッケジャンスープをと思っていたんだ。

新しくなった店頭も綺麗だが、店内も綺麗で高級感漂う感じにリニューアル。半個室が多く設けられている中、一人にも優しいカウンター席が用意されているのがありがたい。

ランチメニューは、件のユッケジャンの他、焼肉丼とプルコギ定食の3種類。周囲を見ると、どのメニューも満遍なく人気というのも面白い。ユッケジャンも、スープとライス、クッパ、ラーメンから選ぶことが出来るが、自分は断然スープ派だ。

程なく運ばれてきたのは、丼にたっぷりとよそわれたユッケジャンスープ。器が変わったのか、本当になみなみと注がれていて思わず唸る。より赤さが増した気がするスープを一口啜れば、辛味と旨味の好いコラボに頬が緩む。

中には、焼肉屋ならでの一口では頬張れないサイズの肉が幾つもゴロゴロと。大根や人参もたっぷりと入って、好物の豚汁やけんちん汁を思わせるような具沢山ぶり。そういうところも、このユッケジャンが好きな理由の一つだ。

サラダにキムチがセット。久しぶりにいただいたが、「らしさ」があり、一層美味しいユッケジャン。近いうちにまた。

【お店情報】
鳴尾 銀座3-9-4 第一文成ビル 1F 地図

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2025年4月28日

すばる ゆし豆腐そば (阿佐ヶ谷)

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大型連休とはいえ、生憎カレンダーどおりに仕事の予定。しかも今回のGWは、どこかに出かける予定もない。それならせめて、ランチで旅気分を味わってみてもいいかもしれない。

そんな気分で向かったのが、沖縄そばの「ずばる」。「すばる」は、沖縄生麺協同組合の傘下の沖縄そばの店。麺は毎日沖縄から直送。そして、店の前を通るたび、いつもふわっと漂う鰹出汁の香りが鼻を擽る本格派。

引き戸を開けると、相変わらずの活気。店の方のゆったりとした接客と客の幸せそうな空気がとても好い。入口の券売機で食券を買い、店の方に手渡すシステム。王道のソーキそばや、半そばにして、じゅーしーのおにぎりを付けるか迷ったが、今日は好物の一つ、ゆし豆腐そばを選ぶ。

ほどなく、ゆし豆腐そばが届く。ゆし豆腐そばだけれど、豚肉が入っているのがうれしい。先ず香りの良い出汁を一口。鰹出汁の芳ばしい香りと旨味に、豚肉から滲んだコクが加わって、じんわりと胃に染み渡る。そして、ゆし豆腐はふわふわとしたやわらかさ。出汁と一緒に口に含むと、とろとろと溶けるように胃に収まっていく。そして、啜り上げるそばの太さとねじれの存在感。自然と夢中になってしまう。

店内には、泡盛や生オリオンビール、簡単なつまみも用意されていて、軽く飲むにも好い。GW中に沖縄に想いを馳せながら飲みに来てもいいかもしれない。

【お店情報】
沖縄そば すばる 成田東4-37-8 地図

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