2026年1月22日

鍋家 海老と玉子の塩味炒め (阿佐ヶ谷)

R0017064002

「鍋家」の今週の週替わりを見て、絶対に行かなくてはと思っていた。ここはとにかく「玉子炒め」が旨い、自分にとって外せない一軒。そこに新たな玉子炒めを見つけたとなれば、食べないわけにはいかない。明日は出社するから、食べるなら今日しかない。

目当ては「海老と玉子の塩味炒め」。これまで塩味はあんかけが定番だと思っていたが、今回はそうではないらしい。そこに海老が加わるのだから、期待しない方が無理というもの。

12時前ならば比較的スムーズに座れるはずが、今日はなかなかの活気。最近人気が高まっているとは感じていたが、その予感は確信に変わる。一人用のカウンター席で注文を済ませると、向かいの厨房から、中華鍋を振る小気味よい音と熱気が漂ってくる。出来立てが間髪入れず届くのも、この店ならではの魅力。

運ばれてきた玉子炒めは、ふんわり、こんもりとした山のよう。海老はどこだろうと箸を入れると、玉子に包まれるようにして海老がいくつも隠れている。想像以上に立派な海老が、想像以上に惜しみなく、そして玉子もたっぷり。絶妙な塩気が心地よく、気づけば夢中で食べ進めていた。

お櫃で提供されるご飯に、麻婆春雨、スープ。この充実したセットが、いつもの昼飯を底上げしてくれる。どの玉子炒めも好きだが、この海老と玉子も文句なしの大正解。またメニューに見かけたら、また見かけたら、迷わず足を運ぶ一皿。

【お店情報】
鍋家 阿佐ヶ谷店 (KOYA) 阿佐ヶ谷南1-16-11 地図

| | コメント (0)

2026年1月19日

オトノハ 日替わり定食 (阿佐ヶ谷)

R0017011002

「今日は何を食べようか」と考えた時、真っ先に頭をよぎったのは「オトノハ」の五目あんかけ焼きそば。あのパリパリの極細麺に、熱々の餡がとろりと絡む美味い一皿。それを目指していそいそと店へ向かう。地元の人気店ゆえ、混雑は覚悟の上。案の定、店内は賑わっていたが、幸運にも一席だけ空席を見つけて滑り込むことができた。

食べたいものは決まっているが、今日の日替わりは何だろうとメニューを見ると、「豚肉と茄子のピリ辛炒め」とある。油が絡んだつやつやの豚肉と茄子。それに火が入った茄子ってとろりとした食感が好いよね…なんて想像したら、口の中はすっかり迎え入れる準備を始めてしまって、結局、初志を翻して日替わりを注文。

運ばれてきたピリ辛炒めは、実に鮮やか。主菜にはつやつやに輝く茄子と豚肉。そこにブロッコリーやピーマン、エリンギが彩りを添え、さりげなく鳥の形に細工された人参も。一口運べば、ピリ辛という絶妙な加減と、生姜の爽やかな香りと心地よい刺激に、箸が止まらない。

副菜も楽しみの一つで、今日は「蓮根と海老の挟み揚げ」。サクッとした蓮根の快い食感のあと、海老の旨味がじわりと広がる。タレの酸味が全体をきりっと引き締めて、メインとのバランスも好い。たっぷりのザーサイに美味しいご飯、そして胃に染み渡る味噌汁が揃う理想的な定食。

ふと顔を上げると、外には数人の行列ができていた。料理の丁寧さや誠実さ、そして店内に流れる穏やかな空気。その一つひとつに触れるたび、またここへ来ようと思うのだ。

【お店情報】
オトノハ 阿佐谷南1-14-12 地図

| | コメント (0)

2026年1月 8日

悟空 ピータン玉子炒め定食 (銀座)

R0016916002_20260109045301

「悟空」の今週のランチメニューに、気になっていた「ピータン玉子炒め定食」を見つけた。ここは炒飯が人気の店だが、個人的には、「牡蠣チリ」と「玉子炒め」の店だと思う。玉子炒めは、認識しているもので「エビ玉子」「チャーシュー玉子」、そして今回の「ピータン玉子」の3種類。運ばれてくるのは、まるで炒飯のようなこんもりとした見た目の、迫力ある玉子炒め。玉子好きとしては、メニューに見つけたら最後、抗えない一品なのだ。

いつも行列が絶えない店だが、珍しく今日はすんなりと店内へ。注文を済ませると、瞬く間に根菜とキクラゲの煮物とザーサイ、スープが届いて、ほどなくして主役の玉子炒めとライスが運ばれてきた。

そうそう、このこんもりとした山のようなフォルム。一皿に一体何個の玉子を使っているんだろう。具材は玉子のほか、ピータンと葱と至ってシンプル。まだ湯気の立つ黄金色の塊を頬張ると、ふんわりとした玉子の中から、ピータンのプルプルした食感や、葱のシャキシャキがコントラストを描く。味付けがシンプルなだけに、素材同士の組み合わせが引き立つ一皿。考えてみると、「玉子×玉子」だが、好きなもの同士が合わさって、美味しい料理になるなんて、これ以上ない幸せだ。

店を出ると、そこにはいつも通りの行列。その隣には、京橋から隣に移転した「松輪」が店を構える。視線を移せば、あちらからも折り返すほどの長蛇の列。場所が変わっても、人を惹きつける力は健在らしい。

【お店情報】
中国名菜処 悟空 銀座1-15-7 マックビル1F 地図

| | コメント (0)

2026年1月 5日

台湾タンパオ 麻辣牛肉麺 (阿佐ヶ谷)

R0014294004

今日から仕事始め。けれども、この界隈の飲食店は、月曜定休の店や、年末ぎりぎりまで営業していたせいか、明日まで休みというところも多い。そんな中、営業しているのは、中華料理やインド・ネパール料理の店。そして今食べたいのは麺料理。それならば、台湾タンパオの「麻辣刀削麺」だ。

ここは1年ほど前にオープンした、飲茶と薬膳スープが自慢の店。本格的な薬膳を気軽に楽しめる貴重な存在で、昨日前を通ったときも、飲茶や薬膳鍋などを求める方でかなりの賑わい。今日も、すでにカウンター席には先客あり。すっかり人気店の仲間入り。

しばらくして運ばれてきた丼を見て、思わず笑みがこぼれた。麺が見えないほどに盛り付けられた野菜と牛肉。どちらも大ぶりでゴロゴロと入っていて、ボリューム満点。立ち上る湯気からは、食欲をそそる香辛料の香りが力強く漂ってくる。

まずはスープを一口。 唐辛子の真っ直ぐな辛さと、花椒の痺れるような刺激が鮮やかに立ち上がる。けれども、ただ辛いだけではなく、土台となる旨味がしっかりとあるからこその美味しさ。

そこに合わせるのは、独特のねじれが特徴の刀削麺。もちもちとした食感の平打ち麺に、複雑な辛みのスープがこれでもかと絡みつく。この噛み応えと喉越しが、たまらなく心地いい。

食べ進めながらふと思う。この風味、どこかで味わったことがある…。そうだ、薬膳火鍋のスープだ。もしかして、この店で出している薬膳火鍋はこのスープで作っているのかもしれない。そう考えたら、ますます火鍋も食べてみたくなってきた。夜の火鍋で一杯。今年の新しい目標だ。

【お店情報】
台湾タンパオ 阿佐ヶ谷店 阿佐谷南1-48-10 高橋ビル 地図

| | コメント (0)

2025年12月22日

鍋家 イカと玉子炒め (阿佐ヶ谷)

R0016701002

今月に入ってから近所で話題になっていたおかゆ専門店が先週末にオープン。楽しみにして店を訪ねたが、店内はお客さんで満席。残念に思いながら、それならばと近くの鍋家へ向かった。

鍋家は、気軽に美味しい料理を手頃な値段で楽しめる中国料理店。しかも、注文してから料理が届くまでが早く、ランチタイムにありがたい存在だ。この店に決めたのは、好きな定番メニューがある安心感はもちろん、週替わりに大好きな玉子炒めの新メニュー「イカと玉子炒め」を発見したからだ。「これは食べなくては」と、迷わず扉を開けた。

注文すると、お櫃とスープ、副菜が届き、ほどなくしてメイン料理が届く。そうそうこれこれ。こんもりとした玉子はもちろんのこと、パピリカの赤や豆苗の緑。鮮やかな見た目が食欲をそそる。スプーンですくって頬張れば、ふわっとした玉子の優しい食感のなかに、プリッとしたイカの弾力。塩味のあんかけとの相性もよく、期待通りの美味しさ。

その後も次々と客が訪れ、店内は活気に満ちている。回転もよく、絶え間なく客が入れ替わっていく。この熱気もまた、鍋家の魅力だ。

【お店情報】
鍋家 阿佐ヶ谷店 (KOYA) 阿佐ヶ谷南1-16-11 地図

| | コメント (0)

2025年12月16日

オトノハ 日替わり定食 (阿佐ヶ谷)

R0016665002_20251217055701

今年ももう残り半月。この時期になると、日頃お世話になっている店へ、あらためて足を運びたくなる。在宅勤務の日であれば、オトノハは真っ先に思い浮かぶ一軒だ。

店のInstagramで、今日の日替わりを確認すれば「青椒肉絲」とのこと。定番の中国料理だが、この店ではまだ食べた記憶がない。丁寧な料理が評判の店だけに、これは楽しみだと期待に胸を膨らませて伺った。

やって来ると空席があり、「お好きなお席にどうぞ~」という温かい案内にホッと一息。今日は食べたいものが決まっているから、悩むことなく注文をして、待つだけ。厨房から聞こえてくるチャーッと炒める音や揚げる音に、お腹がグッーと動き出す。

料理はサッとやって来た。立ち上る芳醇な湯気が、さらに食欲誘う。メインの青椒肉絲は、細切りにされたピーマン、タケノコ、そして豚肉が、驚くほど細やかに美しく揃っている。手間がかかるため頻繁には登場しないと聞いたがなるほど仕込みの技が光る。口に運ぶと、オイスターソースの深いコクと、シャキシャキとした具材の心地よい歯触り。この繊細さは、はやり「オトノハ」。

そして、副菜の茄子のはさみ揚げも素敵。噛みしめると、茄子がジュッと弾けるところも好いし、甘酸っぱいタレとの相性も抜群。炊きたてのご飯に、根菜が香る味噌汁、たっぷりと装われたザーサイ。出来立て熱々の料理をいただける幸せ。今年もお世話になりました。

【お店情報】
オトノハ 阿佐谷南1-14-12 地図

| | コメント (0)

2025年12月 8日

鍋家 豚肉と玉葱の生姜炒め (阿佐ヶ谷)

R0006217002

年末が近づいているからか、スケジュールが厳しめの今日この頃。こういうときに心強いのが鍋家。気軽に美味しい料理を、手早く手頃な値段で出して入れる中国料理店。

ランチメニューは週替わりだが、好きなのは、定番でランチメニューに並ぶ青菜と牛バラの煮込みと、週替わりで出る玉子炒め。気になるものがなければ牛バラ煮込みと思って来たが、豚肉と玉葱の生姜炒めが目に入る。名前は違うが、以前にいただいたあの生姜焼きだと思う。あれ、美味しかったんだよなと思い出すと、今日はこれだと心に決める。

注文すると、ジャッーと炒め始める音。それと同時に、セットの玉子スープと副菜の春雨炒め、お櫃入りのご飯がやって来る。ご飯をよそったりしていると、もう生姜炒めも到着するという速さ。皿を見れば、炒め立てで湯気がふわりと立ち、豚肉に玉葱も溢れんばかり。

堪らず頬張ると、生姜も利いているが、中華らしいコク味と仄かなとろみが心地いい。豚肉には思った以上の厚みがあり、玉葱はシャキシャキ。しかもタレだくで、添えられた千切りキャベツまでご馳走に変わる。こうなると、気兼ねなく食べられるお櫃ごはんが頼もしい。

短い時間でもお腹と気持ちのエネルギーチャージは完了。さて、もうひと踏ん張り。

【お店情報】
鍋家(KOYA) 阿佐ヶ谷店 阿佐谷南1-16-11 地図

| | コメント (0)

2025年11月13日

オトノハ 麻婆豆腐定食 (阿佐ヶ谷)

R0016370002

少し久しぶりかもしれないと思い立ったのが「オトノハ」。杉並区役所近くにある人気の中国料理店。今日の日替わりは何だろうと店のInstagramを確認すると、目新しい自家製煮豚入り五目炒飯。それに全ての定食につく日替わりの副菜は、骨付きチキンの唐揚げ。以前いただいた唐揚げの記憶がふと蘇り、迷うことなく決めた。

ランチは、日替わりのほか、定番の麻婆豆腐に、五目あんかけ焼麺。コクのある味が欲しくて、麻婆豆腐をお願いする。

厨房の奥から、鍋を振る音、揚げる音が聞こえてくる。姿は見えなくても、音と匂いだけで料理の気配が伝わってくる。こういう時間が好きだ。

やがて、麻婆豆腐が届く。赤というよりも黒みを帯びた色合い。湯気の奥から立ち上る芳しい香りの豊かなこと。山椒の刺激は穏やかで、辛さよりも、味噌の深いコクと油の丸みが印象的だ。

そして目当ての骨付きチキンのから揚げ。サクサクの衣からして香り高くて美味しいし、添えられている花椒塩も香りが好い。何より、揚げ立てをかぶりつくというのが最高!

ご飯と味噌汁、たっぷりのザーサイがセット。丁寧で繊細な料理と気配り、それに気持ちの良い店内に、今日も大満足。

【お店情報】
オトノハ 阿佐谷南1-14-12 地図

| | コメント (0)

2025年11月11日

悟空 広島産カキのチリソース定食 (銀座)

R0016315002

悟空のInstagramで「今シーズンの牡蠣始まりました」という投稿を見たから、今日は絶対に悟空でカキのチリソースだと決めていた。この料理は、牡蠣の季節になると毎年楽しみにしている料理の一つだ。

あとは席を確保するだけ。気軽で旨い盛りのいいランチで知られる人気店。特にチャーハンが有名で、ランチタイムには行列が出来る店。今日は多少の行列なら構わないと意気込んで向かうと、待っていたのは一人だけ。タイミングが良かったのか、相席で良ければとものの2分ほどで案内された。

席に着いて注文を済ませると、たっぷりのザーサイ、副菜の蒟蒻とインゲンの炒め物、スープが続々と運ばれ、ほどなくしてカキのチリソースとご飯が登場。このスピード感も魅力の一つだ。

そうそう、これこれ。赤いソースの山の中に、こんもり見えるのが牡蠣。そのうちの一つ摘まみ上げてパクリ。粉をまぶして油通しをし、チリソースに絡めているのだろう。薄い衣が牡蠣の風味を閉じ込めて、さらにソースが絡むことで旨みを増す。噛むほどに旨みや牡蠣のエキスが弾け、ズルいなぁと思うほどに上手い料理。

それにソースがご飯に合う。牡蠣をワンバウンドさせて食べるご飯もうまいが、たっぷりのソースをご飯にかければ、箸が止まらない。気がつけば大盛りのご飯があっという間に消えていた。

隣の客も、向かいの客もカキのチリソース。やはりりこの一皿を待っている人が多いのだろう。今シーズン、何回味わえるだろうか。そう思うだけでも楽しみだ。

【お店情報】
中国名菜処 悟空 銀座1-15-7 マックビル1F 地図

| | コメント (0)

2025年11月 7日

青松 トマトと玉子炒め (阿佐ヶ谷)

R0016308002

どうしても玉子の気分で、ランチメニューに玉子料理がありそうな店をいくつか巡り、見付けたのが「青松のトマトと玉子の炒め」。以前もいただいたことがあってやってきたが、メニューにない日もあるため今日は幸運。

メディアで取り上げられることもある地元の人気店。席数の多い店ではあるが、昼時ともなればほぼ満席。それでも回転が速く出入りも多いため、それほど待たずに入れるのが魅力だ。

料理も程なく届くところもうれしい。トマトと玉子炒めを中心にご飯にスープ、漬物にデザートで一揃え。トマトと玉子炒めは、塩だけでなく、ソースや醤油のコクが重なり、深みのある味わい。とろりとした玉子の口当たりからジュワッと広がる旨味。それに続くトマトの瑞々しさとやわらかい酸味の妙。そして、ご飯に合うこと間違いなし。

もう一つの魅力は、いつも粥のメニューがあること。今日は野菜粥が並んでいて、粥好きとしてはつい気になってしまう。以前いただいたピータン粥も印象深く、次は別の粥も試してみたい。

【お店情報】
青松 阿佐谷北2-13-4 地図

| | コメント (0)

より以前の記事一覧