2023年5月29日

オトノハ 日替わり定食 (阿佐ヶ谷)

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今日はこの料理が食べたいというよりも、この店の料理が食べたいと目指すはオトノハ。杉並区役所近くにある地元で人気の中国料理店。12時前でも行列が出来ていることもあって、いつもドキドキしながら向かう店。

以前、雨予報の日は案内しやすいと聞いていたが、その通り。「お好きなお席にどうぞ~」と声をかけてくれた。何を食べても旨いから悩む。ランチは、定番の麻婆豆腐と、五目あんかけ焼麺。それに日替わりが木くらげと玉子と青菜の炒め。ムシムシするから、麻婆豆腐の辛さでシャキッとするのもいいし、木くらげと玉子と青菜の炒めは好物。最近、特に木耳に嵌っていて、結局お願いしたのは日替わりだ。

料理はサッとやって来た。立ち上る湯気が、さらに食欲誘う。それに、黄色と褐色、若草色と色鮮やか。それに、木耳や青梗菜の食感に、一方の豚肉のやわらさか。焼けた玉子の香りと炒めた熱量。それぞれが主張はするのにまとまりも良く、食後感の軽さは、やっぱりオトノハ。

副菜の茄子の海老扇揚げも、言うまでもなく相性のいい茄子と油に、海老のすり身の旨みと香ばしさがバツグン。口にしてジュワッと広がる美味しさは幸せでしかない。山椒が効いた大根の漬物や、根菜の香りも美味しい味噌汁にご飯。今日はこちらで大正解。

12時を過ぎると、続々とお客様がやってきて結局満席。みんなここのファンなのだ。

【お店情報】
オトノハ 阿佐谷南1-14-12 地図

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2023年5月26日

恵 きざみうどん (荻窪)

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時々、このうどんがどうしようもなく食べたくなる。けれども、人気店で小体な店。たまに入れないことがあって、前回もそうだった。おかげで少し久しぶり。今日はどうだろうと、恐る恐る暖簾をぐぐる。すると、珍しいことに先客なし。しかも、お母さんと息子さんのそろい踏み。こんな日もあるんだなぁ。

食べたいものは決まっている。温かいきざみうどんだ。熱々の醤油っ気の薄い出汁に刻んだ油揚げと、くたくたの葱。それにむっちりうどん。これが大好きなんだ。

「お待たせしました~」と届いたのは、食べたかったあの姿。先ずは大好きな出汁を一口。熱々の出汁に、やわらかくなった葱の甘みや風味がじんわりと。続いて、葱ときざみの揚げをつまんでパクリ。くったり葱とその甘味が染みた出汁、それを吸った油揚げの絶妙なトライアングル。

うどんは太めの手打ち麺。コシやもっちりとした弾力と、噛んでいると小麦が広がってくるところが好きだ。やわらかいうどんで育ったから、やわらかいうどんがもちろん好きだが、ベクトルが違う旨いうどんにすっかり魅了されてしまった。

カレーや、店おすすめのたぬきときつねを組み合わせた「合わせ」なんかも気になってはいるが、きざみが好きすぎて、ここに来たら、ついつい「きざみ」と言ってしまう。

【お店情報】
手打ちうどん 恵 天沼3-6-21 地図

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2023年5月25日

AOI ハンバーグライス (銀座)

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どうしても食べたかったのが目玉焼き。考えてみれば、タイ料理のガパオライスとか、目玉焼きが乗るメニューはいろいろあるけれど、最初に思い浮かんだのが、AOIのハンバーグライスだ。

昭和通りに店を構えるAOI。別の名前で店をやっていた頃から数えると20数年。店の推しはハンバーグという姿勢は変わらず、ランチタイムにはハンバーグを頬張る客で賑わう店。

こちらの日替わりハンバーグのファンだが、今日は目玉焼きが目当てだから、定番のハンバーグライス。「激ウマ和風ソース」の店のイチオシでもある。

さほど待つことなく、ハンバーグとたっぷりのソース、目玉焼き、緑もののサラダとポテトサラダのワンプレートが運ばれてくる。ハンバーグは、たっぷりと玉ねぎを使ってあって、ほんのり甘くふんわり柔らか。一方のソースはニンニクや生姜が効いたパンチのある味。「和風」からイメージするよるも、辛味や香りがしっかりとしてご飯が進む。

そして半熟たまごは、とろとろではなく、8割ほど火が入った好みの加減。白身だけ、白身とハンバーグ、黄身を割ってハンバーグに絡めてと、たっぷりと楽しんで。

少し久しぶりだったが、独創的でやっぱり旨いハンバーグ。店内には、美味しさうれしさが溢れている。

【お店情報】
AOI (エーオーアイ) 銀座2-11-9 三和産工ビル 1F 地図

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2023年5月24日

アサヒ ザ グリル 週替わりサラダランチ (銀座)

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朝、Instagarmを見ていたら、興味を惹かれるサラダランチを発見。投稿元を見ると、アサヒザ グリルとある。ビールのアサヒグループの店舗で、チャコールオーブンで調理するグリル料理の店だそう。場所は、銀座8丁目のニッタビル。少々遠いが、天気もいいし、散歩がてら向かおう。

店に入って見えるところだけでなく、奥にも客席があってかなりの大きさ。これならグループでも余裕だろうなと思っていると、近くにお勤めと思わしき方々が、続々とグループでやって来る。

目当てのサラダランチは週替わり。惹かれた理由の一つが、野菜だけでなく、肉や魚がふんだんに乗っていること。チキンやコールドビーフに焼肉、サーモンなどメニューも豊富で、今週は厚切りベーコン。厚切りというのが先ず好いし、芳ばしい香りと噛みしめて滲む脂と旨味。これならお腹だけでなく、味わい的にも満たされるというものだ。

ゆで玉子やベリーやマンゴーも添えてあるし、ソースが別添えになっているところも好い。セットのスープのクラムチャウダーも、あさりの旨みがしっかりとある好きな味。パンも温かくて、満足度の高いサラダランチ。一方で、サラダランチ以外の肉や魚のグリルのランチも気になる。

【お店情報】
Charcoal Grill & Global Beer Asahi The Grill 銀座8-2-1 銀座NITTAビル 3F 地図

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2023年5月23日

らんふぁ 塩鯖定食 (阿佐ヶ谷)

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今日は寒いと聞いていたから、昨日のうちから、今日のランチは、豊年屋でカレーそばで温まろうと決めていたんだ。けれども今朝、あれ?今日定休日じゃないかと思い出して、念のため店の近くまで来てみると、やっぱり汁の好い香りがしない。

でも早く気が付いてよかった。休みだったらどこにしようかと考える余裕があったから。温かいうどんもいいし、ビーフチューや鉄板でジュージューのハンバーグやステーキもある。でも結局向かったのは、らんふぁ。たい焼きやお好み焼きなどの軽食販売の店に見えるが、平日のみ2階でランチ営業をしていて、のんびりしたムードが大好きな店。

定食は3種類。一番お願いするのは焼肉定食。それに塩鮭。今日お願いしたのは、塩鯖定食。焼き立ての塩鯖の他、手作りの小鉢が3種類付くのも好きなところ。今日は、玉子焼きにひじきの煮物、それに春巻。ほんのり甘くてどこか懐かしい玉子焼きも好きだし、素朴な春巻。ひじきの煮物なら旨みがじんわりとして、ご飯に最高。

盛りのいいご飯は熱々だし、家庭的な具だが出汁の利いた味噌汁も好い。こういう定食は、毎日食べても、きっと美味しい。しかも、780円とお手頃価格。それにお母さんがお元気そうなのが何より。

【お店情報】
らんふぁ 阿佐谷南1-13-14 地図

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2023年5月22日

鍋家 小柱と玉子の炒めの塩あんかけ (阿佐ヶ谷)

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昼休みにやりたいことがあって、サッと食べられるところと鍋家を選ぶ。気軽に美味しい料理を、手軽な値段で出してくれる中国料理店。しかも、注文してから料理が届くまでに時間が早いから、こういうときに駆け込む店。

ランチメニューは週替わりで、お気に入りは、青菜と牛バラの煮込み。定番であるメニューだから、他に気にあるものがなければこれにしようと思って来たら、「小柱と玉子の炒めの塩あんかけ」にくぎ付け。これ絶対好きなやつ。

注文すると、お櫃ご飯とスープ、副菜が届いて、ほどなくしてメインの料理が届く。おぉ!玉子がこんもり。餡も艶々として美味しそう。スプーンですくって頬張ると、ふわっとした玉子と、それに絡むシャキシャキの葱や筍。小柱も、小さいながらも申し分なく入っていい旨み。餡の塩梅もよく大満足。

店に入って出るまで10分少々。本当にありがたく頼もしい。隣の方が召し上がっていた麺は、ランチメニューにないもの。少し時間はかかるようだが、ランチメニュー以外も注文できるのだろうか。食べてみたい料理がいくつかあるから、余裕があるときにお願いしてみようか。

【お店情報】
鍋家 阿佐ヶ谷店 (KOYA) 阿佐ヶ谷南1-16-11 地図

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2023年5月19日

すずらん かつお刺身定食 (荻窪)

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食べたいのは、味噌汁。メインになりそうな好物の具沢山の汁じゃなくて、定食の一つとしてある味噌汁だ。それなら定食だなと思うが、選択肢の幅が広い。和食だけでなく、洋食に味噌汁っていうのも好いし、肉にも合うし魚も好い。少しご無沙汰している洋食店も浮かんだが、すずらんの今日のランチメニューを見ると、かつお刺身と書いてある。このところ、食べたいと思ってたんだ。

店に入ると、威勢のいい声で迎えてくれるところから気持ちが好い。カウンター席に腰かけて、料理が出来上がる様子を垣間見るのも楽しいところ。ほどなくして、「お待たせしました~」と定食が届く。

う~ん、いい色。むっちりとして透き通った鮮紅色。それに、薬味として、生姜とにんにくの両方があるのが好い。在宅勤務だし、にんにくも遠慮なく。この時期らしく脂は控えめだが、赤身の美味しさはバツグン。というか、この時期の鰹がむしろ好きだ。ふと酒が欲しくなるが、今日は味噌汁が味方。ズズッと飲むとなんだか落ち着く。

小鉢の盛りが気前いいところも好きなところ。今日は、えのき、こんにゃく、人参の金平。温かくなってきたからこその、胡瓜の浅漬けの分厚さにもニッコリ。

12時を少し回ると、ご近所にお勤めらしい方々が続々とやって来て、あっという間に大賑わい。聞こえてきた注文によれば、やはり、かつおが人気らしい。ですよね、と一人うんうん頷いて店を出る。

【お店情報】
一膳めし屋 すずらん 荻窪5-11-12 荻窪マンション 1F 地図

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2023年5月18日

釜めし大統領 参鶏湯 (銀座)

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朝から無性に参鶏湯の気分。けれども、銀座で参鶏湯をいただいていた店は、いずれも閉店してしまってから、店探しから始めよう。昨年オープンして伺った店で、参鶏湯を出している店があったんじゃなかったか。記憶を辿ると、確か釜めし大統領のランチになかったか。調べてみると大正解。

釜めし大統領は、韓国式の釜めしを出す韓国料理店。ランチなら、名物の釜めしにスンドゥブのセットが人気。けれども、今日の目当ては参鶏湯。こちらには、釜めしは付かないのでご注意を。

店内を流れるK-POPや、釜めしが炊ける音を聞いていると、参鶏湯が届く。これまた、洗面器くらいありそうな、蓋つきの大きな器でやって来た。蓋を開けると、白濁したスープにゴロンと鶏肉。半身だと聞いていたけれども、こんもりとしてボリューム満点。

箸とスプーンを入れると、ほろほろとほぐれる鶏肉に、とろみのあるスープ。最初はそのままでは少し薄味だと思っていたけれども、食べ進むほどに、高麗人参やなつめ、にんにくなどの滋味深い味わいがじんわり染みてくる。お腹の中に入っていたもち米もスープをたっぷりと吸って大満足。

前に来たときもそうだったが、今日もほぼ満席という人気ぶり。季節柄か、冷麺なども始まっていて、こちらも気になるところ。

【お店情報】
釜めし大統領 銀座3-8-13 銀座三丁目ビルディング 1F 地図

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2023年5月17日

瓜坊の定食屋さん 納豆オムレツ定食 (荻窪)

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間が開くと、自然と足が向く店がある。瓜坊の定食屋さんもその一つ。荻窪の南口、仲通り商店街をズンズンと進んで、もう少しで住宅街というところにある小さな食堂。日替わりのメイン料理に小鉢が3つ、ご飯、味噌汁、漬物で一揃え。和洋に拘らず、中華やエスニック的な料理も並んで、来る度に今日は何があるだろうとワクワクする。

納豆オムレツがあったらお願いするかもと思って来たら、今日のメニューに並んでいる。けれども、他のメニューを見ると、これまた気になってくる。特に、今日見たいな暑さなら、セロリと豚肉のナンプラー炒めとか。暑い国の味と玉子&納豆。ぐるぐると考えたが、やっぱり好きで最初から求めていた味。

お願いすると、カシャカシャと玉子を混ぜる音が聞こえる。この時間からワクワクは止まらない。ジューッと焼く音がして、あっという間に目の前に。見るだけでも、見事な火入れでふわふわとした様子がわかるオムレツ。箸では上手く掴めないから、スプーンで掬って頬張ると、玉子と納豆なのに、鰹節やマヨネーズのせいか、そこはかとない粉物感。オムレツもいろいろあるが、これはご飯のおかずとしてのオムレツ。そうそう、味噌汁にもとても合う。

小鉢は、えのきだけの佃煮や小松菜の炒めものなど。派手ではないがじんわり美味しいおかずたち。それに出汁のきいた大ファンの味噌汁。一杯ずつ仕上げてくれる透明感のあるやわらかい美味しさが大好きだ。胃袋を掴まれたとは、まさにこのこと。

【お店情報】
瓜坊の定食屋さん&お惣菜お弁当 荻窪5-7-11 地図

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2023年5月16日

輝咲 さわら塩焼き (有楽町)

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食べたいものがありすぎるし、行きたい店も多すぎて、これというのが決まらない。アジフライ?それともトンテキ?焼き肉もいいかも、なんて思っていたが、結局落ち着いたのが、焼魚。焼魚といえば、久しぶりに有楽町の輝咲なんてどうだろう。

有楽町のJRの高架沿いにあるビルの6階。ビルのエレベーター前に小さな案内があるだけで、分かり難い店だが、焼き魚を目当てに客が集う店。今日も店に入ったときはカウンター席に余裕があったが、続々と客が来てあっという間に満席に。銀座もそうだが、有楽町から日比谷辺りも、人の多さにびっくりする。

さて、焼魚だ。炭火で焼く魚は、鯖と鰆の塩焼と、黒むつ柚香焼きの3種類。鯖かなぁと思ってきたが、さわら塩焼に落ち着いた。

届いたさわらは、隅々までふっくらしっとりした立派な身。口にするとじわりじわりと滲み出す繊細な旨み。それを逃したくなくて、口を開けるのが勿体ないと思うほど。それでも旨みを目一杯楽しんだところへ、ご飯を一口。そして赤出汁。胃と気持ちが落ち着いていくトライアングル。

脇には、サラダに豆と野菜の煮物、漬物と副菜も揃っているのも好きなところだ。派手ではないが、間違いなく幸せと思う昼餉。

【お店情報】
輝咲 有楽町1-2-9 有楽町小川ビル6F 地図 

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