2025年5月29日

ビフトロ バイラ コクシネル ハチノスのトマト煮 (京橋)

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東京スクエアガーデンに、サラダランチを目当てにやって来た。ところが、目指していた店は予約で満席。それならばと、先日振られた岩戸へ向かおうと歩き出したところで、「コクシネル」のことが頭をよぎる。同じ東京スクエアガーデンにあり、人気店ゆえに入れないことも多いが、大好きな店。ダメでもともとでのぞいてみると、案の定、テーブル席は満席。だが幸運にも、カウンターに2席の空きがあって、無事着席できた。

さて、今日はどんなメニューがあるのだろうと、黒板に書かれたランチメニューを確認すると、定番の三元豚や鶏むね肉、魚のフリットの他に、好物のハチノスのトマト煮を発見。これはもう、呼ばれたとしか思えない。

パンが運ばれてくると、もうすぐ料理が届きますよというサイン。届いた皿の上は、相変わらずボリューム満点。トマト煮はもちろんのこと、ブロッコリーやカリフラワー、茄子などの野菜が彩り豊かに盛り付けられ、フライドポテトもたっぷりと。しかも、ホワイトアスパラが添えていて、思いがけないご褒美に思わず顔がほころぶ。

ハチノスはかなり大振りだが、しっかり柔らかく煮込まれて、臭みがないのは勿論のこと、トマトの風味がフレッシュで爽やか。トマトソースもたっぷりで、野菜やポテトに絡めて大満足なひと皿。惜しむらくは、やはりワインがないことだけだ。

食後にコーヒーをいただいて。テラス席までほぼ満席で、テイクアウトの注文まで入っているという忙しさの中でに、変わらぬ心地よさが漂う。いつ訪れても、美味しく、気持ちの良い、大好きな店だ。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

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2025年5月13日

オーバカナル スープとサラダのプレート (銀座)

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今晩は美味しい予定があるから、昼は軽めにしておこうと、サラダランチやスープランチがある店を考える。軽いランチといえば、オーバカナルのオムレツという選択肢があるじゃないかと思い出し、そういえば、キッシュやスープにサラダがセットになったプレートがあったはず。それなら今日はオーバカナルに行って、何を食べるか考えよう。

良い天気ということもあってか、テラス席など外に近い席はほぼ満席。けれども店内には余裕があって、日陰の涼しい席を案内してもらう。今日のメニューを眺めると、キッシュは春キャベツとカマンベールチーズ。スープはレンズ豆。それにもちろんオムレツもある。どれを選んでも間違いなく美味しいに違いない。

悩んだ末にお願いしたのは、本日のスープとサラダのプレート。決め手は、今日のスープがレンズ豆だったこと。普段あまり口にする機会はないけれど、好きなスープの一つだ。

料理はほどなくしてテーブルに運ばれくる。届いた瞬間、ほっくりと火が通った豆の香りがふんわりと漂う。スプーンを入れると、少し粒感を残したとろみのあるスープで、優しい甘さと温かさがじんわりと胃に染み入る。見た目は素朴で落ち着いた色味だが、滋味深くどこかほかほかとする味わいが心地いい。

サラダは葉野菜の他、キャロットラペやラタトゥイユも添えられている。ドレッシングの酸味も程よく、このバランスの良さがプレートのセットが好きな理由の一つ。レンズ豆のスープがぽってりと濃厚だったこともあって、バゲットまでいただくと、夜まで十分持つ感じ。今度は久しぶりにオムレツを目当てに来たい。

【お店情報】
オーバカナル 銀座 銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル 1F 地図

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2025年4月18日

ビフトロバイラ コクシネル 仔羊と豚肉のハンバーグ (京橋)

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3月に「しばらく休業する」と聞いて心配していたがコクシネルが、3月末には無事営業を再開。そろそろ伺いたいと思っていたから、思い立って店に向かう。今日のランチメニューは分からないが、この店ならば何を食べても美味しいはず。後は席があるかどうかが。

店に近づくと、カウンターに1席だけ空いているのが見える。これなら安心。扉を開けて一人だと告げると、案内されたのは、その席最後の一席。ちょうどいいタイミングだったようだ。

黒板のメニューを見ると、今日は品数が多め。定番に加えて、白身魚のフリットに、豚タンのロースト、そして仔羊と豚肉のハンバーグ。フリットも魅力的だったが、仔羊に惹かれてハンバーグを。

「お待たせしました~」と運ばれてきたのは。大きさも厚みも立派なハンバーグ。皿の上には、コクシネルらしく色とりどりの野菜とフライドポテトがたっぷりと添えらえている。見るだけで、胃袋がギュッと刺激される。

ハンバーグにナイフを入れて一口頬張ると、豚肉よりも仔羊の存在感が強めで、羊らしい香りと、タイムの爽やかでスパイシーな香りがふんわりと。ギュッと詰まった肉は、噛みしめるほどにがほろりとほどけ、ソースと一体になって、次の一口を誘ってくる。この余韻には、思わずワインが欲しくなる。

野菜は、定番のブロッコリーやカリフラワーの他、焼いた香りから美味しいとろとろの焼茄子や、グリルしたホワイトアスパラが添えられていて歓喜。ホワイトアスパラ!ちょうどどこかへ食べに行こうと思っていたんだ。料理が美味しいさはもちろんのこと、変わらぬ居心地の良さ、明るさや活気のあるところも魅力だ。そして、次はどんな料理に出会えるか、今から楽しみなのだ。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

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2025年1月14日

オーバカナル オニオングラタンスープとサラダのセット (銀座)

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慌ただしい中バタバタと出社。本来ならばゆっくりランチを考えたいところだが、今日はその余裕がない。寒さも厳しいし何か温まるものをと考えていると、ふと閃いたのが、「オーバカナル」のオニオングラタンスープだ。

オニオングラタンスープはスープ単品と、スープは少し小さくなるがサラダを組み合わせたセットの2種類がある。スープを存分に堪能したい気持ちもあったが、この店のサラダは、いつも気の利いた素敵なサラダということもあって、セットを選ぶ。

ほどなくして届いたのは、スープカップの縁から溢れ出たチーズやスープの焦げがそそる一品。それに、サラダは葉野菜がふんだんに盛られているだけでなく、キャロットラペにラタトィユが色を添える。ドレッシングも酸味も心地よく、やっぱりセットでお願いして正解。

そして、主役のオニオングラタンスープ。見事な焼き色に敬意を表して、スプーンをそっと端から差し入れる。すくい上げると、ぽってりと蕩けたチーズが糸を引き、その下からはすっかりと飴色に染まったバゲットが躍り出る。冷まそうと軽く息を吹きかけると、先ほどのチーズの香りに、玉ねぎの甘味と僅かな苦みが溶け合いふわりと香る。口にすれば、スープをたっぷり吸い込んだバゲットからジュッと旨味が溢れ出て、熱さとともに旨味と玉葱の香ばしさ、ほろ苦さがじんわりと広がって行く。

組み合わせはシンプルだが、その味わいはこんなにも芳醇で濃密。寒いのは苦手だが、寒いからこその美味いものがあるから、寒い冬も悪くない。

【お店情報】
オーバカナル 銀座 銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル 1F 地図

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2025年1月 5日

オーベルジュ・アンドラ・モンターニュ (南魚沼)

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あけましておめでとうございます。
昨年秋の記事からになりますが、今年もどうぞよろしくお願いします。
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秋の旅の最終目的地は、アンドラ・モンターニュ。今年2度めのアンドラは、ゴールデンウィークに続き、今回は秋。海の恵みに山の恵み、新米など、旬の美味が勢揃い。

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2024年10月31日

ビフトロ バイラ コクシネル ベーコン・しめじ・ほうれん草のキッシュ (京橋)

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ちょっとコクシネルにもご無沙汰だなぁと店のInstagramを見ると、今日のランチにキッシュがあると書いてある。キッシュは好きだし、数量限定。しかも、コクシネルでは初めて見るもの。これは絶対に食べに行かなければ。

店に入ると、相変わらずの人気ぶり。既にテラスにもお客様が入っていたけれど、カウンター席に1席だけ空席があって滑り込み。ランチメニューを一瞥して、もし、キッシュが売り切れていたら、カマスのフリットかなぁ…なんて考えていたら、注文を取りに来た店の方から、「今日は数量限定のキッシュがありまして」というご案内。もちろん「それをいただきます」とお願いする。

ハタと気が付いた。いつもボリューム満点の店。想像しているキッシュよりも、ボリュームたっぷりなんじゃないか?と思っていたら、大正解。思っていたものの倍か、それ以上。ドズンと皿の中央に鎮座するキッシュ。もちろん脇の彩り豊かな野菜やフライドポテトもたっぷりと。

ナイフを入れて頬張ると、サクサクほろほろとした食感と芳ばしい香りに、ふんだんに入った、ベーコンやしめじ、ほうれん草がザクザクと。大きさも旨味も十分にあるのに、味わいは意外に軽やかで、ついついペロリ。

食後には、コーヒーを頂いて。料理が美味しいことはもちろん、活気のある雰囲気も好い。そして、次はどんな料理に出会えるか、今からもう楽しみなのだ。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

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2024年10月 4日

ぷちぽわ サーモンのポワレ (荻窪)

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洋食的な気分で、煮込みハンバーグが好きなカフェストラーダや、その流れでビーフシチューが美味しいぷちぽわを思い出す。ぷちぽわといえば、魚や肉料理も美味しいんだよなぁ…と思い出して、足を向けたのはぷちぽわ。

荻窪駅南側の路地にあるビストロ。お一人で切り盛りする店だが、丁寧に作られた洋風料理が旨い店。今日のランチメニューを見ると、サーモンのポワレに目が留まる。これきっと、好きなやつ。

店に入ると、カウンター席が1つ空いていて滑り込み。サーモンをお願いして暫くすると、サラダとスープが届く。美味しい自家製ドレッシングに、スープは温かいじゃがいもポタージュ。こういうのが沁みる季節になってきた。

届いたサーモンは、「わっ」と声が漏れそうな美しさ。鮮やかなトマトソースに、ブロッコリー、人参、茄子などの彩り野菜。それに、サーモンの身の厚さ。皮はカリカリで、口にするとやわらかくてしっとり。トマトソースにはバジルが効かせてあって、爽やかなアクセント。

来た時は静かだった店内も、12時を回って暫くすると続々と客が来て、10組近い方が満席で断られる人気ぶり。料理の美味しさも然ることながら、なんとなく地元の旨い洋食屋に来るような、ニコニコとした穏やかな雰囲気も魅力。壁には、夜のメニューが掛けられていて、こちらにも興味津々。

【お店情報】
ビストロぷちぽわ 荻窪5-23-7 加藤ビル1F 地図

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2024年7月 7日

オーベルジュ アンドラ モンターニュ (南魚沼)

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GWの旅の最終目的地は、毎年年末に伺っているアンドラモンターニュ。夏に訪ねたこともあるがこの時期は初めて。出迎えてくれたのは、山里に訪れる遅い春。

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2024年6月25日

ビフトロ バイラ コクシネル ハチノスのトマト煮 (京橋)

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今日は俄然肉気分。トンテキやハンバーグ、あと厚切りのポークとか。それなら、コクシネルは候補の一つと、店のInstagramを確認すると、昨日からの新メニューとして、羊と豚のハンバーグが登場。これはいいぞと思っていると、ハチノスのトマト煮も、同じく新メニューとしてラインアップ。別日にあったら、絶対どちらも選んでるのに。

当初の予定としては、ハンバーグがドストライク。けれども、ハチノスのトマト煮も、好物だけど、ここのところ食べていない。ハンバーグのほうが、後日にチャンスがあるかもしれないと、ハチノスのトマト煮を選択。ワインが欲しくなるだろうけど。

さて問題は席があるかどうか。人気店だから満席で入れないという日もあるが、この天気ならテラス席でもいいなと気軽に来てみたら、その気軽さが良かったのか比較的空いていて、カウンター席を無事確保。これで幸せのランチタイムは約束されたも同然だ。

パンが運ばれてくると、もうすぐ料理が届きますよというサイン。しばらくしてやって来た皿は、相変わらずボリューム満点。トマト煮はもちろんのこと、ブロッコリーやカリフラワー、アスパラ、ズッキーニなどの野菜とフライドポテトもこんもりと。

ハチノスはかなり大振り。けれども、しっかり柔らかく煮込まれて、臭みがないのは勿論、トマトの風味がフレッシュで爽やか。トマトソースもたっぷりで、野菜やポテトに添えたりして大満足。惜しむらくは、やはりワインがないことだけだ。

食後にはオリーブ茶を頂いて。ホールスタッフの方も感じ良く、変わらず居心地のいい店であることがとてもうれしい。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

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2024年4月21日

Ashu 鮮魚のポワレ (荻窪)

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心地よい週末の午後に

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