2023年9月 3日

Yukio Sasaki (円山・札幌)

R0007950002

札幌に来る機会が増えて、この機に一度行ってみたいと思っていたのがフレンチ。北海道の旬の食材を使ったお店も多く、人気が高いと聞く。今回伺ったのは、Yukio Sasaki。料理の評判はもちろんだが、ご夫婦で営むレストランというところが、惹かれたところ。伺ってみると、路面店にも関わらず、小さな看板が掲げられているだけで、思わず見落としそうになくらい控えめな外観。けれども、一度扉を開けると、あっという間に、美味しい香りと温かさに包まれる。

続きを読む "Yukio Sasaki (円山・札幌)"

| | コメント (0)

2023年7月19日

ビフトロ バイ ラコクシネル トラウトサーモンのフリット (京橋)

R00081430012

気分としては厚切りの豚肉。それなら、あそこに行けば必ずあるに違いないとやって来たのが、ビフトロ バイ ラコクシネル。4種類ほど並ぶランチメニューの中に、大抵「三元豚ロースのロースト」があるからだ。

店に来ると、店内はカウンターもテーブルも満席。どうしようかと思っていると、シェフから「テラスでよければどうぞ」と声がかかる。初のテラス席!むしろウキウキとしてテラスへ向かう。

さて今日は目当ての豚肉はあるだろうかとメニューを見ると、豚もあるが、気になったのが、トラウトサーモンのフリット。メニューを見ただけで、出てくるだろう色鮮やかな皿が思い浮かんで、結局お願いしてしまった。

届いた皿は、やはりカラフルでボリューム満点。フリットは、素揚げと言ってもいい程に薄衣で、トラウトサーモンの鮮やかな色が目にも鮮やか。身の旨味にとろりと溶ける脂。添えられた温泉バジルのソースも、柔らかい萌黄色と爽やかな香りがいいアクセント。

それに、添えられたラタトゥイユも見事。野菜の存在感もうれしいし、味わいの濃さや甘さも好い。嗚呼、ここに冷えた泡か白ワインがあったら言うことないのに。いつも同様、ブロッコリーやカリフラワーなどの野菜やポテトフライもふんだんに。

テラスは大きなファンも回っているし、日陰だし、思っていた以上に快適空間。寒くない季節なら、テラス席大歓迎。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

| | コメント (0)

2023年6月19日

ぷちぽわ サーモンのポワレ (荻窪)

R0007834001

久しぶりに、魚料理が豊富な源氏に行こうと思って来たが、ふと、ぷちぽわはどうだろうと思いついた。ぷちぽわは、源氏の並びにあるビストロ。丁寧に作られた洋風料理が旨い店。ランチは、肉料理と魚料理、ビーフシチューの3種類。今日のメニューを覗いてみると、サーモンのポワレに目が留まる。きっと、好きな予感がする。

店に入ると、カウンター席が空いていたから滑り込み。サーモンをお願いして暫くすると、サラダとスープが届く。おや、いつも暑いときには冷製の、寒い時期には温かいじゃがいものスープだったが、今日は玉蜀黍。ほんのり甘いが、ひんやりとしてすっきり軽い。ドレッシングも記憶にあるより、酸味と辛味があって、蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるよう。

届いたサーモンは、「わっ」と声が漏れそうな美しさ。鮮やかなトマトソースに、パプリカやブロッコリー、人参、茄子などの彩り野菜。それに、サーモンの身の厚さ。皮はカリカリで、口にするとやわらかくてしっとり。トマトソースにはバジルが効かせてあって、爽やかなアクセント。

来た時は静かだった店内も、12時を回って暫くすると、続々と客が来る。皆、なんとなく地元の旨い洋食屋に来るような、ニコニコとした雰囲気なのが感じ好い。壁には、夜のメニューが掛けられていて、こちらにも興味津々。

【お店情報】
ビストロぷちぽわ 荻窪5-23-7 加藤ビル1F 地図

| | コメント (0)

2023年4月18日

ビフトロ バイ ラ コクシネル 魚のポワレ (京橋)

R0006985002_20230418201801

いくつか行きたい店があったが、Facebookに掲載されていた昨日のランチメニューに「魚のポワレ」があって、今日もあるんじゃないかと、コクシネルを選んでくる。昼休みに入る直前に、取引先から電話が入ってヒヤヒヤしたが、今日はカウンターに少し余裕があって、一安心。

この店の好きなところの一つは、旨い料理が彩り豊かで、ボリューム満点だということ。今日ならメインの白身魚の他、付け合わせの野菜がたっぷりと。しかも、季節の野菜が入っているのが素敵で、今日は、ホワイトアスパラ等がふんだんに。

それに、目を引くのが、鮮やかなバジルのソース。初夏の眩しさ。白い魚とのコントラストも素敵だ。それに、白身魚も、2人前あるんじゃないかと思うほどにどっしりと。一方で、ふっくらしっとりとして、やさしい口当たり。

食後には、コーヒーを頂いて。料理が美味しいことはもちろん、変わらぬ居心地の良さと明るさや活気のあるところも好きだ。そして、次はどんな料理に出会えるか、今から楽しみなのだ。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

| | コメント (0)

2023年4月16日

Ashu (荻窪)

R0006210003

前菜も肉料理も、一人でも家族でも。気軽で美味い店がオープン。

続きを読む "Ashu (荻窪)"

| | コメント (0)

2023年3月14日

コクシネル 白レバー入り豚ハンバーグ (京橋)

R0006497003

先週、三州屋でカキフライを食べたその日。コクシネルにもそろそろ行かなくてはと思っていたら、丁度その日から、ランチメニューにハンバーグが登場。しかも、白レバー入りと聞いたら、どうしたって食べてみたい。メニューから外れてしまう前に間に合うだろうかとやきもきしながらやって来たが、店頭でメニューを確認して一安心。

注文をして、落ち着いて周りを見ると、両隣の方は、レンコダイのポワレ。ほんのり漂う薫香は、恐らく今日から登場したスモークチキン。どれも美味しそうだなぁ。食べるものを決めて来なかったら、迷いに迷ったに違いない。

「お待たせしました~」とハンバーグがやって来た。大きさも厚みのあるハンバーグに、コクシネルらしく、色とりどりの野菜とフライドポテトがたっぷりと。見るだけで、ギュッーと胃袋が刺激される。

ナイフを入れると、肉汁がジワリ。頬張ると、雑味のない綺麗な豚肉の旨味に続いて、噛み締めるほどに、白レバーのトロ味やコク味、香りがふうわりと。そこに、マスタード入りのソースがピリッと締めて、次の一口を誘ってくる。この引き際、ワインが欲しい。

野菜も、定番のブロッコリーやカリフラワーの他、春らしく菜花をグリルしたものが添えられているところも好い。食後には、初めてオリーブ茶をいただいてみたりして。料理が美味しいことはもちろん、変わらぬ居心地の良さと明るさや活気のあるところも好きだ。そして、次はどんな料理に出会えるか、今から楽しみなのだ。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

| | コメント (0)

2023年1月12日

オーバカナル 牡蠣チャウダーのチーズオムレツ (銀座)

R0005806001

食べたいものが多すぎて、悩みっぱなしの午前中。牡蠣不足だし、気になっている新しい店もあるし、久しぶりのせりそばも食べたい。あと、冬ならではの温かいもの。そうだ、オーバカナルのオニオングラタンスープも、この季節は格別だろうな。とりあえず、オーバカナルや泰明庵のほうに向かいながら、考えようと歩き出す。

先ず、オーバカナルにやって来て、店頭のメニューをちらり。オニオングラタンスープの単品だけでなく、ランチのセットもあるのか、と思ってみていると、「本日のオムレツ」が「牡蠣チャウダーのチーズオムレツ」と書いてあるに気がついた。ちょっと待て。牡蠣のチャウダーにオムレツ。どこからどう見たって、好きなものばかりの組み合わせ。もう絶対食べるしかない。

「お待たせしました」と届いたのは、あの焼き目一つない美しいオムレツに、牡蠣とほうれん草のチャウダーが添えられている。牡蠣はゴロンと5つ。この時点でもううっとり。

ナイフを入れると、中身がとろりと蕩け出る見事な半熟。フォークで掬いあげると、今度はチーズがとろ~んと伸びて、こちらを誘う。口にすれば柔らかい食感と、玉子とチーズの香りがふわり。そして、チャウダーからは牡蠣の香り。エキスもたっぷりスープに移っていて、バゲットにたっぷり吸わせてないと勿体ない。

いやいや、今日はこれに出会えて大満足。牡蠣欲も玉子欲もすっかり落ち着いた。Instagramを見てみると、このオムレツは、ここ最近比較的登場している様子。シーズン中にもう一度出会えるといいな。

【お店情報】
オーバカナル 銀座 銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル 1F 地図

| | コメント (0)

2023年1月 9日

オーベルジュ・アンドラ・モンターニュ (南魚沼)

R0005519003

安心感のある美味しさと、新しい驚きと。

アンドラを訪ねるようになって、14回目の年末。すっかり馴染んだ場所だが、年によって天気も違ってヒヤヒヤすることも。年末はご存知のとおり雪が多くて、新幹線は通常運行だが、上越線が運休になる直前に滑り込み。オーベルジュの前も、見事な雪模様。

続きを読む "オーベルジュ・アンドラ・モンターニュ (南魚沼)"

| | コメント (0)

2022年11月16日

コクシネル ハチノスのトマト煮 (京橋)

R0005009001

昨日一昨日と牡蠣を食べたし、今日は何を食べようか。今食べたいもの、食べたい味…と考えると、トマトソースの味がほしい。それなら、トマトソースがかかったグリルとか、パスタとか。そういえば、今日のコクシネルのランチは何だろうとFacebookを覗いてみると、なんと、ハチノスのトマト煮がある。これは行かずにいられない。

1卓だけ空いていたテーブル席に滑り込んで、注文を済ませたら一安心。大満足のランチタイムは約束されたも同然だ。

先に運ばれてくる隣の方々の料理も、相変わらずの彩りの良さとボリュームだが、自分のところに運ばれてきた皿も、ボリューム満点。トリッパはもちろんのこと、ブロッコリーにカリフラワー、椎茸などの野菜とフライドポテトがこんもりと。

ハチノスはかなり大振り。けれども、しっかり柔らかく煮込まれて、臭みがないのは勿論、トマトの風味がフレッシュで爽やか。目当てだったトマトソースもたっぷりで、野菜やポテトに添えたりして大満足。惜しむらくは、ワインがないことだけだ。

食後にはコーヒーを頂いて。ホールスタッフの方も感じ良く、変わらず居心地のいい店であることが、とてもうれしい。次は、出社日の夜にでも。

【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

| | コメント (0)

2022年10月 3日

コムデジュルノー 本日のガレット (荻窪)

R0004529001

久しぶりに、コムデジュルノー。荻窪駅の北口。呉さんの台湾料理や、カフェクレエルなど、美味しい店が並ぶことぶき通り商店街のあるクレープリー。ガレットはその日次第で、貼りだされた料理の写真は、どれも彩り豊かで千差万別。セットのスープも印象的。

カウンターには間引かれた4席と、奥には2人用の小さなテーブルが2卓の小さな店。カウンターには、先客がお二人。反対側のカウンターの端に腰を掛けて、今日のメニューに目を向ける。

メニューには、海老や豚バラのコンフィ、梨のシーザーサラダや、イチジクをメインにしたものと4種類。それに、スープか前菜をセットにすることができて。スープも、アボカド、とうもろこし、牛蒡と3種類。季節がたっぷりと盛り込んであって、悩ましいことこの上ない。

スープは牛蒡の温かいポタージュを。ほくほくとした牛蒡と、皮や皮と実の間までが脳裏に浮かぶような素材感。秋の到来を感じさせる。

そして、ガレットが届く。迷いに迷ってお願いしたのは、豚バラのコンフィや、キャロットラペのガレット。相変わらず、ハッとする美しい盛り付け。生地はパリパリで、中にはカマンベールチーズが入って、とろーりもっちり。そして、プルーンのソースの甘みと酸味が、豚バラにとても良く合って、ワインをお願いしたくなる。夜なら、前菜も単品でお願いして、ワインをお願いするというのもいいなぁ。

女性客が多いかと思いきや、男女は半々。一人でふらっと入って来る方が多いよう。他のガレットも食べてみたいし、もう少し頻度を上げて来てみたい。

【お店情報】
comme des journaux 天沼3-30-2 1F 地図

| | コメント (0)

より以前の記事一覧