2024年8月19日

キーマオキッチン 日替わりカレー (荻窪)

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グリーンカレーが食べたい気分。グリーンカレーといえば、ピッキーヌのそれが大好きだが、ランチメニューは、タイヌードルとのセット。それなら、気になっていた荻窪のタイ料理店へ行ってみようと足を向ける。

伺ったのは、荻窪駅近くにあるキーマオキッチン。ビルの2階にある店で、狭い階段の前にはいつもその日の日替わりメニューがポップに書かれているのが気になっていた。ランチメニューが豊富で、日替わりのカレーや麺類、定番のパッタイやガパオライスなど、10種類ほど。ちょうど日替わりのカレーが目当てのグリーンカレー。今日やって来たのは大正解。

そのグリーンカレーは、器にたっぷりと装われているのうれしいし、茄子や鶏肉など、大振りで具沢山。香りの良いライスにかけて頬張ると、鶏肉に絡んだり茄子に沁みたカレーの辛味や香りがジュッと広がって、今日の欲が満たされる。

ランチセットは、スープにサラダ、デザートで一揃え。サラダもよく見かけるものではなく、パクチーやナッツ、干し海老なども入ったタイらしいものというのも好いし、デザートはココナッツが仄かに香る小さなパンケーキのようなものというのも新鮮。ママも元気で気が利く感じというのも、この店に似合いでいい。

ちなみに、「キーマオ」とはタイ語で「のん兵衛」や「酔っ払い」という意味らしい。一度飲みに来たくなってしまった。

【お店情報】
キーマオキッチン 荻窪5-29-9 本橋第二ビル 2F 地図

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2024年8月15日

ガイ カオソイ (京橋)

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どうしてもカオソイが食べたい。在宅であれば、大好きなピッキーヌに向かうところだが、今日は出社日。この辺りで、どこか食べられるところがあっただろうか。銀座だったらティーヌンとか。そういえば、京橋のガイにもあったはず。

オープン仕立ての頃、一度伺った切りのタイ料理店。何度か伺ったものの、いつも満席で振られてばかり。けれども、今日みたいな夏休み中はチャンスかもしれない。

店の近くまでやってくると、店の前で販売しているテイクアウトの弁当にも行列はなし。店の方と目が合うと、すぐに愛想のいい笑顔で「いらっしゃいませ、お一人?こちらへどうぞ」と声をかけてくれた。

記憶にあるレイアウトとは変わっている気がするが、相変わらず10数人入ると満席の小体な店。メニューを見ると、ちゃんと目当てのカオソイがあって、お水を持ってきてくれたところで即お願い。

カオソイは、麺の上に揚げた麺のせたカレーヌードル。そして、今日の目当てのカレースープは、ココナッツミルクが効いたコクあるけれど、サラサラ、あっさり軽やかで夏向きの味。具には、パクチーと紫玉ねぎの他、大振りの鶏肉がゴロゴロと。食べていくうちに、パリパリと揚がった麺が、しんなりクニュと柔らかくなっていくのがまた好きなのだ。

サラダにライス、デザート付き。明るく気安い雰囲気もとても好い。また近いうちに来たいけれども、12時を過ぎるとやはり行列の人気ぶり。チャンスを狙ってそのうちに。

【お店情報】
ガイ 京橋3-9-9 ウインド京橋 1F 地図

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2024年7月26日

シバダイニング シバセット (阿佐ヶ谷)

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暑いせいもあってか、どうしたってカレーの気分。カレーを出す店は幾つかあるが、向かったのは、阿佐谷パールセンター内にあるシバダイニグ。ネパール&インドレストランで、週末の昼に飲みに来る店の一つ。だから、ランチメニューのセットは食べたことがなくて、一度来てみたいと思っていたのだ。

ランチメニューもネパールのカレーセットとインドのカレーセットの2種類があるというのが面白いところ。いつ来ても、ナンのインドカレーのセットが人気だが、気になっていたのは、ネパールカレーのセット。税込み705円のランチからあるのが素敵だが、気になっているのは、「おすすめ」と書いてあるシバセット。店名が冠されていることもあるし、この店で「おすすめ」と書いてあるものは、大抵うまい。極めつけは、目玉焼きが乗っていること。

選べるカレーと定番の豆スープ、サグ炒め、パパド、目玉焼き、ネパールの青菜の発酵食品グンドゥルック、アチャール、サラダなどの盛り沢山のセット。選べるカレーはクワティーという豆カレー。シンプルに見えるが、色々な豆が入って、食感も風味も様々で賑やか。しみじみと旨味が染みて、想像以上に好きな味。

それに、ついついツマミとして頼んでしまうサグやグンドゥルックが、カレーと混ざると、カレーの美味しさを深めてくれるし、アイスチャイのスパイス感も印象的。

いつも飲む店で、飲まずにランチというのはいささか恥ずかしくもあるが、改めて好きだと思えるいい機会。別のカレーも食べにまた。

【お店情報】
シバダイニング 阿佐谷南1-35-15 1F 地図

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2024年6月26日

プラバート Bランチ (阿佐ヶ谷)

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よくランチに伺う店が先週テレビで取り上げられて週末は大変だったと聞いて、しばらく行けないかもなぁと思っていたところ、昨日は通常モードだったと知って、それならばと向かったら、やっぱり店の外には行列。

すっかり麻婆豆腐の気分だったけれども、さてどうしよう。香辛料やスパイスつながりということで、カレーはどうだ。ありがたいことに、この近くにはプラバートがある。南阿佐ヶ谷駅すぐにある南インド料理店。ドーザやポロッタなどがランチから愉しめるし、ランチメニューも豊富な店。

いろいろと食べてみたいと思うが、ここの店で大好きになったのがポロッタ。うずを巻くように薄い層を重ねて焼いたパンで、パイのようにサクサクとして軽やかなのが特徴。他の店で食べる機会もないし、やはりポロッタは外せない。だから、今日もお気に入りのポロッタが入るBセット。2種類のカレーとタンドリーチキン、ミニライス、サラダ、デザート、ドリンクまでがセットという充実ぶり。

カレーは、日替わりと、マトンやチキン、キーマ、野菜からの選択。今日の日替わりは、オクラとチキン。これに、辛口のマトンを合わせれば、今日のスパイス気分は満たされるはず。

日替わりのオクラとチキンは、甘さが意外だったが、サラリとしてオクラやチキンの軽やかさがこの暑さにぴったりだし、一方のマトンは、スパイス感が期待どおりの鮮やかさ。カレーの美味しさを再認識。

タンドリーチキンも香り豊かでジューシー。ホットチャイで胃と気持ちを落ち着けたらごちそうさま。次こそドーサやミールスを食べてみたいが、このポロッタも、また食べたいし。うーん、悩ましい。

【お店情報】
プラバート 阿佐谷南1-15-6 第2熊倉ビル 2F 地図

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2024年4月22日

豊年屋 カレー南蛮そば (阿佐ヶ谷)

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週末の晴天とは打って変わって、肌寒さを感じる今日。温まるものがいいし、ズルズルッと麺をすするのもいいかもいいかもしれないと思いつく。それなら太めのうどんよりも、細いそばだ。それなら、豊年屋でカレー南蛮だ。

杉並区役所のほぼ目の前。店の傍を通ると出汁の良い香りがする、地元に根差した街の店。12時にはまだ少し早い時間ということもあって、少々のんびりムード。時代が付いた店内も落ち着いて、ゆったりとして居心地がいい。周りを見ると、ご常連に人気の大たぬきの他、蕎麦付きのどんぶりものも人気の様子。

そうこうしているうちに、カレー南蛮が届く。粘度のあるカレーの表面に、時折ポコッとあぶくが立つ。箸を入れて蕎麦を持ち上げると、カレーの香りと湯気が立ち上がる。ズズッと吸い上げると、カレーの香りと共に出汁や醤油の香り。それに葱の甘さ。スパイスの刺激は穏やかだが、むしろそれがいい感じ。特筆すべきは、立派な豚肉。しっかりと厚みと脂のついた豚肉が5~6枚入って滋養も満点。

カレー南蛮はもちろんだが、街に愛される蕎麦屋の雰囲気に気持ちまでも温まる。この温かさが消える前に、急いで戻ろう。

【お店情報】
豊年屋 成田東4-37-10 地図7

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2024年3月12日

長生庵 牡蠣天カレーそば (築地)

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出入りの多い予定が入って、ついついしめしめと感じてしまう。天候は生憎だが、普段伺い難い店に足を運ぶチャンスである。出先の方面などを考えると、今日は長生庵に寄れそうだ。この秋冬は、牡蠣のそばをいただいていないし、季節的にはそろそろ仕舞い。店のXにも、そろそろ終了という知らせ。

まだ昼には早い時間で、店内は空いていると思いきや、少しすると続々と客がやって来る。旅の方もいれば、近くに勤めるご常連。相席になったのは、仕事終わりの方ようで、日本酒と刺身を注文。できればそちらに混ざりたい。

さて、メニューを見ると、春の山菜や新玉ねぎなどの天ぷらも始まっていて、そちらにもそそられるが、今日は雨で肌寒いし、念願の牡蠣天も食べたいしと、牡蠣天カレーそばをお願いする。

お待たせしました~と運ばれてきたどんぶりには、香りのいいカレーに、牡蠣の天ぷらが2つ。2つとはいえ堂々と立派なもので、長さも太さも一級品。さっくり揚がった熱々のところを齧り付くと、牡蠣の豊かな香りと旨味に驚かされる。まるで、佳いところだけ残しましたとでも云うような芳醇さと清々しさ。身の旨さと食べ応えも時期を語るに相応しい。

牡蠣そのものも素晴らしいが、衣や揚げ方、それにカレーそれ自体もまぁ美味い。衣にカレーが染みたところや、時折口に入る豚肉ににっこり。そして、そばを食べて残ったカレーにご飯を投入したくなる。

次はいつ来れるだろうか。牡蠣はないけれども、春や夏の天ぷらも好いし、冷たい蕎麦もいいだろう。結局いつだって悩みはつきないのだ。

【お店情報】
長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ101 地図

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2024年3月 6日

豊年屋 カレー南蛮そば (阿佐ヶ谷)

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どうにもこうにも寒くて、今日は鍋焼きうどんか、カレー南蛮と決めて向かうは豊年屋。杉並区役所のほぼ目の前。青梅街道沿いにある蕎麦屋。店の傍を通ると温かい汁のいい香りがする、地元に根差した街の店。

雨が降る中やって来ると、ほぼ満席。ほとんどが近くにお住まいと思わしき先輩方だ。そして、ご常連に人気の大たぬきの他、今日は、カレー南蛮にカレー丼、鍋焼きうどんを召し上がっている方が多い様子。考えることは、皆同じらしい。さて、自分はどうしよう。ここのところ、鍋焼きうどんが続いているから、今日はカレー南蛮だ。

そうこうしているうちに、カレー南蛮が届く。粘度のあるカレーの表面に、時折「ぽこっ」とあぶくが立つ。あゝ、これは温まりそう。箸を入れて蕎麦を持ち上げると、カレーの香りと湯気が立ち上がる。ズズッと吸い上げると、カレーの香りと共に出汁や醤油の香り。それに葱の甘さ。スパイスの刺激は穏やかだが、むしろそれがいい感じ。特筆すべきは、立派な豚肉。しっかりと厚みと脂のついた豚肉が5~6枚入って滋養も満点。

カレー南蛮はもちろんだが、街に愛される蕎麦屋の雰囲気に気持ちも温まる。さて、この温かさが消える前に、急いで戻ろう。

【お店情報】
豊年屋 成田東4-37-10 地図

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2024年2月29日

フォーハノイ 辛口海老カレーのフォー (阿佐ヶ谷)

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肌寒いから、カレー南蛮なんてどうだろうと思いながら歩いていたら、そういえば、少し毛色が違うけれど、似たような麺料理が気になっていたことを思い出した。それが、フォーハノイの辛口海老カレーのフォー。フォーじゃなくて、丸い細麺のブンだったら、もっと近かったなぁ…などと独り言ちながら店に向かう。

店に入ると、暖かさで曇る眼鏡にあたふた。ようやっと注文と会計をして2階のゆったりとした席で待つ。トントントンと小気味よく階段を上がる足音が、料理が届く合図だ。

おぉ、写真どおりの赤いスープ。先ずは一口とスープを飲むと、確かに辛いが海老の香りや味わいが追いかけてきて、グッと広がる。そして、後味ほんのりまろやか。フォーにも海老の風味が染みているし、具として入っている海老が時々プリッと現れるのもいい。途中で、パクチーやミントなどの生野菜やレモンで味を変えていくのも楽しい。

ちなみに、フォーの他、ライスもあり。個人的には、やはりブンが気になるし、バインミーで食べても美味しそうと広がる妄想。馴染みのない料理って、やっぱり面白い。

【お店情報】
フォーハノイ キッチン&カフェ 阿佐谷南3-2-3 地図

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2024年2月 1日

泰明庵 せりカレーそば (銀座)

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昨日、夕飯の買い物の出たところ、芹の香りがどこからかしてきて、今日出社をしたら、泰明庵でせりそばを食べようと心に決める。後は、せりそばか、せりカレーか、それともせりせいろ。それが問題だ。

今日は温かいから、熱々でより温まるカレーじゃなくてもいいのだけれど、今シーズンは、まだせりカレーを食べていない。うん、それならばせりカレーそばだ。

暖簾を潜ると、おや相席する場所もない満席具合。「寒いから中に入って待っててもらえますか」という。確かに、少し待つと空く席がありそうな感じだし、何よりせりカレーが食べたくて、そのまま待つことに。その間にも自分の後ろに行列が伸びていく。

注文は待っている間にすませていたから、腰を落ち着けたら、もう待つばかり。相席の方は、せりかしわ。他にも、せり入りのそばを注文している方が数多く。やはり冬の人気者。

「おまたせしました」の声よりも早く、カレーと芹の香りが、そばが届くのを知らせてくれる。目の前に届いた器に目をやると、たっぷりのセリと、随分と太くなってきた根っこ。箸を入れて、そばをグッと引き上げると、カレーと芹の香りもグワリと強くなる。啜り込んで噛み締めると、更に膨らむ香り。それにシャクシャクとした食感が堪らない。

夢中で食べすぎて、ついつい火傷をしてしまったが、店を出た後にも口に残る香りに、思わず顔もほころぶというもの。今シーズン中にもう一度、二度、食べたいなぁ。

【お店情報】
泰明庵 銀座6-3-14 地図

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2023年12月11日

クマリ 日替わり (阿佐ヶ谷)

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季節らしい気温だけれど、週末に比べると肌寒くて、食べたかったのがカレー南蛮。けれども外に出てみると、それほど寒くもなく、カレー南蛮じゃなくてもいいかなんていう気がしてくる。でも、口はすっかりカレー。

悩みながら歩いていたら、クマリの日替わりのカレーが、ほうれん草と玉子のカレーと書いてある。ほうれん草のカレーも好きだし、それに玉子。もうこれは呼ばれている。

クマリは、地元で人気のインドネパール料理店。阿佐ヶ谷駅近くの店舗には何度か伺ったことがあるが、南阿佐ヶ谷のこの店舗は初めてだ。手前は手狭に見えるが、奥はゆったりと寛げる広い空間。こんな風になっていたんだ。

ランチメニューは豊富。数種類のカレーに、カレーが数種類選べたり、サラダやドリンク、ダントリーチキンなどがつくセットも。今日は、日替わり目当てだから、一番シンプルなカレー1種類にナンのセットを。

しばらくすると、カレーとナンが届く。たっぷりとした緑のカレーの中にゆで玉子が1つ…とよく見るともう半分入っていて、ちょっと得した気がしてくる。ナンは大きいから小さめでお願いしたけれども、それでも大きいくらいで熱々。ついついパクついてしまう。カレーに入った生姜の千切りがいいアクセント。

12時前はほぼ貸し切りだったけれども、12時を過ぎると、続々と客がやって来る。様子を見ていると、ご常連の方も多いよう。カレーの種類を見ていると、他のカレーも食べてみたくなってくるというもの。カジュアルな雰囲気も、ランチにとても好い。

【お店情報】
KUMARI 南阿佐谷店 阿佐谷南3-31-1 渡辺ビル1F 地図

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