2023年9月27日

銀座ウエスト タマゴサンド (銀座)

R0008863003

朝から立ち寄りで用事を片付けたら、いつも行きにくいところで昼をとって、職場へ戻ろうと思っていたのだけれど、仕事が順調に片付いてしまって、開放されたのが、昼にはまだ随分と早い時間。戻って、また昼休みを取るというのもなぁ…という気がして、このタイミングで入れる素敵なところを考える。

喫茶店なら空いているかもと調べてみると、平日の今日なら、銀座ウエストが空いている。それなら久しぶりに、銀座ウエストで玉子サンドだ。平日に昼に来るには少し遠くて来ることができないから、丁度いい。

何度か来ているから、ここで書いていたものとばかり思っていたが、平日のランチに来ていないこともあってか、書いてなかったらしい。銀座ウエストは、1947年創業の洋菓子と喫茶の店。焼き菓子や生ケーキなどが販売されている横に、喫茶店の入り口がある。扉を開けると、時間の長さを感じるが、何度伺っても印象的なのは、白さと糊がきいてパリッとした清潔感。曇り一つないカトラリーもそうだ。品の良いきらめき。

さて、今日の目当てのタマゴサンド。サンドイッチは、白いパンだけでなく、ライ麦パンを選ぶこともできるし、トースト可。しかも、少しだけ焼いてなんて注文も、しっかりと利いてくれる。自分もあれこれと試してみたけれど、今日は、そのままのタマゴサンドを。

運ばれてきた途端に、鼻を擽るのがゆで玉子の香り。これだけでもう幸せな気分になる。刻んですぐのところをマヨネーズで程よく和えるからのこの香り。そして、店の佇まい同様に、サンドイッチも折り目正しい姿。パンと玉子のバランスに、ふんわりとした玉子サラダの食感も美しいが、最後の残るのが、玉子そのものの美味しさというのが印象的。シンプルな造りが好いと思う理由かもしれない。

セットにカフェオレをお願いしたが、こちらはお代わり自由。サンドイッチを待ちながら一口、お代わりをいただいて、ともに一口、最後に一口。ゆったりと過ぎる時間ももてなし。サンドイッチとこういう時間を過ごすために、また。

【お店情報】
銀座ウエスト 銀座本店 銀座7-3-6 地図

| | コメント (0)

2023年8月21日

Aola チキンとズッキーニのグラタン (荻窪)

R0008522001

そろそろAolaにも行きたい。店のInstagramを見ると、昨日のランチメニューに、大ファンのオムレツサンドはないけれど、グラタンがある。もしかすると、今日もグラタンがあるんじゃないかなと期待をして。

「こんにちは~」という挨拶から始まるのも好きなところ。ランチのメニューを貰って確認すると、やはりグラタンがある!暑いけれども、好きな熱いものはどんとこいだ。

ほどなくして、グラタンのランチプレートが届く。メインのグラタンに、副菜が2品、スープにサラダ、パンで一揃え。トマトが鮮やかなグラタンにフォークと入れると、ゴロリとチキンとズッキーニが表れて、続いてチーズがとろーり。一方でホワイトソースが軽やかで、どことなく感じる夏らしさ。

それに、冷製のとうもろこしのスープがとても好い。ひんやりと滑らかだけれど、とうもろこしの実の甘さだけでなく、一口でとうもろこし全体を感じさせるスープ。オムレツに、こちらも夏を感じさせる茄子とオクラのアチャール。スパイス感がとても好きだ。

サンドイッチのファンだったのに、ランチプレートが出来てから、どちらかを選ばいけないもどかしさ。これも来る機会が増えると考えれば、楽しくなってくるというもの。

【お店情報】
Aola 天沼3-30-41 地図 

| | コメント (0)

2023年8月 9日

ミスティー オーパース チーズオムレツ (阿佐ヶ谷)

R0008410002

行ったことのない店に行きたい熱がむくむくと。できれば、麺類やサンドイッチじゃなくて、メイン料理にパンやライスがある店。加えて言えば、雨が降りそうだから、商店街が使える店。そんな都合のいい店あったかだろうか。

あぁ、あった。阿佐ヶ谷パールセンターの入り口すぐの横道を入ったところにあるミスティーオーパース。括りでいうと、カフェバーになるのだろうか。ランチメニューを何度か見た記憶があるが、何となく夜の雰囲気がして、入りそびれていたところ。思い切って扉を開けると、やはりほんのりと明かりが灯って想像どおりの落ち着いた雰囲気だが、カウンターの奥から聞こえる「いらっしゃいませ」と明るい声と笑顔に、ほっと一安心。

ランチメニューは、洋食中心。ハンバーグにカレー、チキンソテーに焼きサンドなど。今日絶対に入ろうと思った一つが、メニューにオムレツがあったこと。こんな近くでオムレツに出会えるなんて。

料理は程なく届く。形の整ったオムレツに、サラダとケチャップスパゲティ。オムレツには和風のあんかけ風のソース。オムレツを割ると、とろ~んとチーズ。食べるとひき肉やほうれん草、きのこがゴロンと。それぞれの食感も好いし、味わいもシンプルで、和風ソースにしているのも納得。17:00まではドリンク付き。

12時を回ると、2階席へとご常連と思わしき方々が、「こんにちは~」と続々とやって来るのを見ると、人気のほどが窺えるというもの。他のメニューも気になるし、ライスにちょいがけのカレーがあったりするのも魅力的。また伺いたくなる店に出合えた幸せ。

【お店情報】
Misty Opars 阿佐谷南2-16-8 地図

| | コメント (0)

2023年8月 2日

はまの屋パーラー たまご・サンドゥイッチ (有楽町)

R0008296002_20230802221601

はまの屋パーラーへ来る。本当は、三州屋でアジフライでもと思っていたが、迫ってきたビルの建て替えのことを考えると、行けるうちに行っておいたほうがいいんじゃないかと考えて。

夏休み期間中でもあるし、混んでいるかもと思って来たが、店に入ると空席になったばかりの席が見える。「席をつくりますので、少しお待ちください」と、すぐに片づけてくれる店員さん。お礼を言って程なく、席に案内してくれた。

食べるものは決まっている。たまご・サンドゥイッチの半分だけトーストだ。今日は手前がそのまま、奥がトーストしたもの。さて、どちらから食べようか。先ず手前のそのままのほうを手にとる。指が沈むパンの柔らかさと、パンを通しても感じる焼き立ての玉子の温かさ。そう、これが好きなんだ。

次はトーストを手に取って頬張ると、こちらは、カサカサと香ばしいパンとやわらかい玉子のコントラストが好い。最近はそのままの方が好みだったが、今日はトーストかなぁ。トーストした感じがとても好み。

この店の雰囲気を味わうのも、もしかすると最後かもしれないなぁ…なんて思うと、いろんなことを思い出す。友人たちと来たこと。一時閉店して再開したときのこと。後、忙しいときほど、よくここに逃げ込んだこと。日比谷にも店があるからサンドゥイッチは食べられるけれども、この雰囲気に浸りに、また来れるといいのだけれど。

【お店情報】
はまの屋パーラー 有楽町店 有楽町1-12-1 新有楽町ビル B1F 地図

| | コメント (0)

2023年7月23日

喫茶ニト 玉子トーストサンド (千駄木)

R00078870012

品の良さとセンスが光る喫茶店と玉子サンド。

続きを読む "喫茶ニト 玉子トーストサンド (千駄木)"

| | コメント (0)

2023年7月 7日

パーラーエル 自家製ハンバーグ (阿佐ヶ谷)

R0008056001_20230707191802

喫茶店でアイスコーヒーが飲みたくて、今日の昼は喫茶店にしようと考える。美味いランチを出す喫茶店もいくつかあるが、流石に今日は、日向を歩く気がしない。それなら、阿佐ヶ谷パールセンターにある、パーラーエル。もう長くここにある喫茶店だ。色褪せたメニューボードが、店が経てきた年月を感じさせる。

ここが好きなのは、のんびりした雰囲気と端正な料理。ポークジンジャーとハンバーグと迷ったが、今日はわざわざ「自家製」と書いてあるハンバーグをお願いする。それともちろんアイスコーヒー。

届いた皿は今日もやっぱり美しい。ソースでつやつやのハンバーグに、マスク越しにも分かる懐かしいソースの香り。箸で割って口にすると、表面の焼いた香りと、中の程よい柔らかさ。昔乍らのレシピを忠実に守っているような、誠実で、過剰な演出がないのが好ましい。

それに、千切りキャベツにトマトと胡瓜、ゆで卵によく炒めたケチャップスパゲティと脇も完璧。食事と一緒にコーヒーを注文すると、1杯150円になるというサービスもありがたい。

12時を過ぎると、ポツポツと近くにお勤めと思わしき方に、きっとご近所にお住まいの先輩方がやって来る。それでも、どこかのんびりムードで、年のついた店内も、どこか落ち着く。こういう場所がある街は好い。

【お店情報】
パーラーエル 阿佐ヶ谷南2-14-12 イセモトビル2F 地図

| | コメント (0)

2023年3月31日

AOLA オムレツサンド (荻窪)

R0006700001

朝早くから至急の仕事をきっちり納めたところで、今日はAOLAへ行こうと決める。サンドイッチが大好きな店だが、最近始めた定食も美味しくて、うれしい悩み。今日はどんなメニューがあるんだろうとワクワクしながらやって来る。

メニューを見ると、定食はチキンカチャトーラやペンネ。サンドイッチには、オムレツサンド!カチャトーラも気になるが、リニューアルしてから、まだいただけていないオムレツサンドは外せない。

届いたのは、オムレツにトマト煮込み、ふんわりレタスのサンドイッチ。やさしくも華やかでまさに春。手に取るとこれが熱々。焼き立てのオムレツで、表面は焼きかためてあるが、中は半熟とろとろで、チーズの風味が仄かに漂う。味付けはやわらかいけれども、玉子の存在感たるや。玉子好きには堪らない。酸味のあるトマトソースとの相性もバツグンで、頬張るたびにうれしさが込みあげてくる。一人だし黙っているが、このときめきを声にしたいくらい。

ランチタイムは、サラダとスープがセット。やさしい味わいのクリームスープも好み。やっぱりここの料理が好きなんだと独り言ちる。日々変わるランチも楽しみだし、久しぶりに夜にも伺わなくては。

【お店情報】
AOLA(アオラ) 天沼3-30-41 地図

| | コメント (0)

2023年3月28日

ドドナエア デリプレート (阿佐ヶ谷)

R0006662001

予想に反して、昼時まで続く雨と肌寒さ。これは温まるものかなぁ…と家を出たが、厚手のコートを着たせいもあってか、思っていたほど寒くない。それなら向かう先を変えて、気になっていたメニューを食べようじゃないか。

と向かったのが、阿佐ヶ谷すずらん通りにあるドドナエア。昨年10月にオープンしたカフェで、先日、チーズドリアをいただいたところ。その時隣の方が召し上がっていたデリプレートが気になって。

深煎りコーヒーの美味しいカフェだが、流石にこの時間はランチ目的の方ばかり。「寒い~」と入ってきて、ドリアを注文する方も。

さて、デリプレートが届く。予め写真を見ていたが、彩り豊かで心が躍る。レモンのさっぱりした味わいが好いレリッシュチキンに、クミンが利いたかぼちゃとクルミのサラダ、甘酸っぱい紫キャベツとクランベリーのマリネに、キャロットラペ。長ひじきと蓮根のキンピラなんて家庭的な料理も、甘辛すぎない味付けで、玄米入りのご飯と相性抜群。

食事メニューは、このデリプレート、先日いただいたチーズドリアの他、ポークビンダルーの3種類。他の方の注文を聞いていると、どれも同じくらいの人気で、次はポークピンダルーかという気がしている。

【お店情報】
カフェ ドドナエア 阿佐谷南1-12-5 クリオレミントンハウス阿佐ヶ谷109 地図

| | コメント (0)

2023年3月20日

はまの屋パーラー 玉子・サンドゥイッチ (有楽町)

R0006574001

玉子サンドが好物で、1年中好きだが、春が一番恋しくなる。黄色と白、時にレタスや胡瓜の緑が入ったりして、見た目からして春っぽいからだろうかなどと考える。そうすると、当然ながら食べたくなってしまうわけで、今日もはまの屋パーラーに足を向ける。

前回は行列があったし、今日はどうかと店に向かうと、待っている人がお一人。聞いてみると、テイクアウトの出来上がりを待っているようで、店内には空席が幾つか。玉子・サンドゥイッチ、久しぶり。

お願いするのは、もちろん、玉子・サンドゥイッチの半分だけトースト。いつも、どちらから食べようかと悩む。今日は、トーストした方からにする。カサカサと芳ばしいパンと、薄いパンに対するどっしりとした玉子の存在感。そして、そのままの方は、パンの柔らかさと甘さ、温かい玉子とのバランスの良さの見事なこと。パンを通して伝わる焼き立ての玉子の温かさも、春を想わせる一つかもしれない。

はまの屋パーラーが入る新有楽町ビルは、今年建て替えのため閉館予定。近くでは、帝国ホテルプラザの中に日比谷店があるが、思い出のある、この時代がついた空間がなくなるのは寂しい。

【お店情報】
はまの屋パーラー 有楽町店 有楽町1-12-1 新有楽町ビル B1F 地図

| | コメント (0)

2023年3月 7日

ひゃっかみつ グリル野菜プレート (阿佐ヶ谷)

R0006434001

以前、寒い日に熱々のドリアをいただいた、ひゃっかみつ。Instagramを見ていたら、新たなランチメニューを始めたことを知る。しかも、グリル野菜プレート。サラダランチの一種というか、冷たい野菜ではないところに惹かれて、早々に。

オープンは、12時からで一番乗り。2人用のテーブルが3つ、4人用のテーブルが1つの小さな店。昨年の8月オープンだが、ご常連の方も多いようで、すっかり街に馴染んだことが窺える。

グリル野菜プレートは、グリル野菜に、ビーツのラペ、ランチメニュー全てに付くサラダ、今日はチーズパンのワンプレート。日によっては、チーズパンに代えてキッシュの日もあるそうだ。黄色いパプリカや、紫の人参や紫玉葱、芽キャベツ、ズッキーニなど、目にも鮮やか春らしい。

印象的だったのが、フローズンキャラメルドレッシング。グリル野菜につけても、サラダに和えてもと進めていただいたが、仄かな香ばしさや甘さ、温度感が、これからの季節に似合いだ。ランチは、どれもドリンク付き。今日のような気候なら、アイスコーヒーがうれしい。

程良い音量のBGMと穏やかな空気。テーブルには、異なるキャンドル。きっと夜の雰囲気も素敵だろう。どっぷり飲むにはいかないだろうが、少し覗いてみたい気がする。

【お店情報】
Cafe+Candle Hyaccamitsu 阿佐谷北2-15-4 地図

| | コメント (0)

より以前の記事一覧