2024年11月27日

カルテット 国産若鶏のチキングラタン (荻窪)

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荻窪駅の北口、ことぶき通りの奥にあるカルテット。今年7月にオーナーが変わってリニューアルオープン。先日メニューもリニューアルしたという話を耳にして、確認してみるとグラタンがあるじゃないか。今日は少し温かいけれど、好物のグラタンと聞いたら、居ても立っても居られない。

メニューは通しメニュー。だから、パスタやカレー、オムライス、サンドイッチなどの食事から、サラダやから揚げ、フィッシュアンドチップスなどのアラカルト、デザートまで勢揃い。グラタンは、チキンとシーフードの2種類。うーん、今日はチキングラタンかな。それに、ランチタイム限定のミニサラダとスープのセットをお願いする。

先ず、サラダとスープが届く。驚いたのがスープ。カフェオレボウスほどありそうな大きさのカップに、オニオンスープがたっぷりと。しかもスープは、オニオングラタンスープのそれで、深い飴色で玉ねぎの甘みがじんわり。

そして、届いたグラタンは先ず焼き目にそそられる。ホワイトソースの中には、ゴロリと入る鶏肉とフジッリ。ねじれた部分にソースが絡むところも好い。シンプルだが、コク味と引き際が鮮やかで、ついついもう一口が欲しくなる。

いつもメニューにグラタンがある店の登場が実にうれしい。シーフードグラタンも食べてみたいし、寒い日時期、必ずやお世話になります。

【お店情報】
cafe and bar QUARTET 天沼3-30-42 地図

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2024年11月14日

Aola ブルーチーズカキフライサンドイッチ (荻窪)

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今シーズンもAolaでカキフライのサンドイッチが始まっていて、食べに行かなくちゃと思いながらようやっと。カキフライのサンドイッチといっても、ソースや一緒に挟まれる具材が毎回違うから、今日はどんなサンドイッチに出会えるか、楽しみというもの。

カキフライのサンドイッチがない日もあるが、店前でメニューを確認すると、今日はある。ちなみに、ブルーチーズカキフライサンドイッチ。同じ名前のサンドイッチは昨年もいただいたが、前回とは絶対に同じものではないはずだ。

注文をすると、カキフライを揚げつつ、パンをトースト。キャロットラペやレタスなどを積み上げて具材をセットしたら、見事な手際でクルクルッと紙で巻いて、ナイフでザクリ。「お待たせしました」と色鮮やかなサンドイッチが届く。

鮮やかなのは見た目だけではなく、香りもそうだ。目の前のサンドイッチのカキフライから、牡蠣らしい潮の香りが鼻を擽る。堪らずガブリと齧り付くと、カキフライならではの牡蠣の旨味と香ばしい衣が広がって、その後ほんのりとブルーチーズの香り。ブルーチーズは薩摩芋のポテトサラダに混ぜてあって、カキフライとの相性はもちろんのこと、程よい香りと薩摩芋の仄甘さとも似合い。

ランチタイムは、サラダにスープがセット。野菜がふんだんに入ったミネストローネがまた美味しい。別の味のカキフライサンドも食べたいし、オムレツサンドやランチプレートも外せない。満喫するには、来る頻度を上げるしかないか。

【お店情報】
Aola 天沼3-30-41 地図

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2024年11月 4日

ひなぎく (阿佐ヶ谷)

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ランチにアペロ、夜飲みにも。美味しくて使い勝手のいいカフェダイニング。

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2024年10月 9日

カフェ ストラーダ 煮込みハンバーグシチュー (荻窪)

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いきなり季節が進んだような肌寒さに、食べたくなるのが温まるもの。思いつくのは、やはりグラタンやシチューに、韓国系のスープや、ポトフとか。あれこれと思い浮かべてみると、少しご無沙汰しているカフェストラーダの煮込みハンバーグシチューだ。

カフェと名乗っているが、老舗洋食店から独立したお父さんと、バリスタの息子さんが営む店。だから、コーヒーだけでなく、洋食メニューも豊富で旨いのだ。中でも一番好きなのは、件の煮込みハンバーグシチュー。シチューにハンバーグというご機嫌なコラボだし、小鍋でクツクツと熱々の状態で運ばれてくるところが好きだ。

久しぶりだったからメニューを改めてみると、少し変わっているらしい。ランチメニュー自体は少し減った気がするが、自家製スープが新たに付いたり、ハーフサイズのケーキの提供も始まったそうだ。それに、煮込みハンバーグシチューには、目玉焼きトッピングが登場。

新たに追加されたスープは、野菜がふんだんに入ったトマトベースのスープ。熱々でトマトの旨味はある一方で、野菜の食感や風味が爽やか。

運ばれてきたシチューのソースがふつふつと湧いている様子を見るだけで、もう温まりそう。それに、ブラウンソースに、お願いした目玉焼きトッピングの黄身がそそる。

湯気が少し落ち着いて来たところで、ハンバーグにスプーンを入れると、もわっと上がる湯気とともに、空腹を刺激する牛肉やナツメグなどの香りが溢れ出す。堪らずハフッと頬張ると、熱さに一瞬怯んだが、程良い肉感とソースのコク味とほろ苦さが何とも好い。それに玉子の黄身が、まろやかにコク味を出してくれて、満足度が高くなった気がする。

何より、食べている間、ずっと温かくてほくほく。この温かさは正義だ。

【お店情報】
カフェ ストラーダ 荻窪4-21-19 荻窪スカイハイツ1F 地図

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2024年9月 4日

パーラーエル グラタンとコーヒー (阿佐ヶ谷)

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昨夜から涼しかったせいか、気分はグラタン。それなら、パーラーエルのグラタンなんてどうだろう。阿佐ヶ谷住民にはなくてはならないパールセンター商店街の、古くからある喫茶店。今時のカフェとは随分と異なるが、時代が付いた好い雰囲気。それに、料理が美味しいことと、ご夫婦の温かさ、居心地の良さが好きな店。

グラタンとホットコーヒーをお願いして、のんびりと待つ。その間にも、次から次へとご常連らしき方がやって来る。ご飯少なめや飲みものなど、好みを覚えていて、ニコヤカに応対するこの感じが好ましい。

先ず、コーヒーが届いて、「もうすぐ焼けますからね」なんて一声かけてくれるところも好い。届いたグラタンからは、焼けた香り――、熱で詰まってカリカリになっていることまで手に取ることができるような香りが届く。グラタン皿の縁のほうは、ソースがフツフツグラグラ。もうこの瞬間から美味しい気がする。

そっとスプーンを入れると、マカロニと遠慮がちに海老がちらり。熱々のところを口にすると、滑らかでやさしい味わい。以前、ハンバーグをいただいたときも思ったが、昔乍らのレシピを忠実に守っているような、誠実で、過剰な演出がないところが好きだ。

最近は、この店のレトロ感やホイップクリームがのったクープが可愛くSNS映えすると、若い女性たちも訪れるそう。混沌とした感じが、なんだか阿佐ヶ谷の街に似ている。

【お店情報】
パーラーエル 阿佐谷南2-14-12 イセモトビル2F 地図

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2024年7月31日

ひなぎく たまごサンド (阿佐ヶ谷)

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今年4月にオープンしたカフェダイニング「ひなぎく」。今月の頭に初めてランチで伺って、その後すぐに週末に飲みに行き、すっかり気に入ってしまった店。店のInstagramによれば、ランチセットのサンドイッチが変わって、玉子サンドが登場したという。もうこれはすぐに食べに行かなくては。

オープンの12時ぴったりに着くように向かうと、すでに先客が2人。その後も客が続いて、随分と認知されてきた様子。一人だと告げると、壁際のカウンター席を案内してもらう。前も座った落ち着く好きな席。

たまごサンドをお願いすると、先ず、セットのミニスープが届く。スープは日替わりで、今日は人参と豆乳のポタージュ。やさしい甘さとまろやかさ、それに、ミニというけどしっかりと量があるのもうれしい。

そして、届いたたまごサンドは、びっくりするほどボリュームたっぷり。ゆで玉子を粗くつぶしたものだが、3個分くらいあるんじゃないかという質量感。大きく口を開けて頬張ると、想像した以上に軽やかで強い玉子感。なるほど、フィリングにマヨネーズを使ってないんだ。そして、やはり自家製パンがとても美味い。

たっぷりとサラダやキャロットラペが添えられているのも、ランチとしてうれしいところ。カレーのランチも増えるなど、気になるものが益々増えて、これからが楽しみなのだ。

【お店情報】
cafe&dining ひなぎく 阿佐谷南3-33-11-2 地図

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2024年7月11日

山形屋海苔店 海苔を愉しむお結び御前 (京橋)

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ずっと来てみたいと思っていたランチにようやっと。京橋の中央通り沿いにある山形屋海苔店の本店の喫茶スペースで提供されているお結び御前。予約せずに伺ったこともあるが、いつも予約で一杯。今日はどうしても出社ならず、予約をして訪問。

目当てのお結び御前は、11:30~、20食限定で提供。12席ほどのスペースだが、12時前でもほぼ満席。この時点で既に10食ほどは提供済み。やはり予約が安心だ。

メニューは1種類のみ。お茶とおしぼりをいただいた際に、焼き魚の種類(鯛の味噌漬け焼き又はサーモンの塩焼き)を問われるだけ。しばらくすると、焼き魚や吸い物、小鉢が揃えられた膳が届く。

吸い物はばら干し海苔。旬野菜のお浸しには、海苔黒酢のドレッシング。明石たこのやわらか煮なら、わさび海苔など、海苔が至る所に使われている。出汁が別に出される吸い物なら、椀に出汁を注ぎ入れると、海苔の香りがふわりと立つし、ドレッシングならこういう使い方もあるかと新しい発見。

メインのおむすびは、膳が揃ってから、目の前で一つずつ握ってくれる。一つ目は、有明海産の海苔を巻いたもの。頃合いを見て握ってくれる二つ目は、三河湾産の青まぜの焼きのり。温かくご飯をやわらかく結んだおむすびは、ほっとして、思わず笑みが零れる美味しさ。

特に二つ目のおむすびは、目の前に届いた途端、海苔の香りに包まれるほど。余りに嬉しそうな顔をしていたのか、「この海苔、本当に香りがいいんですよ。そして白いご飯にもよく合うんです」とニッコリと教えてくれた。

海苔の素晴らしさは勿論、おかずも見事。特にサーモンの塩焼きや、たこのやわらか煮は、おむすびに匹敵する美味しさ。これは、予約をしてもまた来たくなる。

【お店情報】
山形屋海苔店 京橋本店 京橋2-6-21 パイロット阪急阪神グリーンビル1F 地図

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2024年7月 2日

ひなぎく サバリエットのサンドッチ (阿佐ヶ谷)

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或る週末、阿佐ヶ谷の人気蕎麦屋の一つ「やの志ん」の辺りで、いつもとは違う角を曲がってみようと路地裏に入ったところで、目に入ったのが「昼飲みできます」という文字や料理の写真。ランチセットもあるようで、先ずは昼に来ようと思っていたのが「ひなぎく」。

和風で古風な店名だが、ワインに合いそうなメニューが揃うカフェダイニング。庭付きの古民家を改装した雰囲気のある店内。外にも小さなテーブルが出して合って、軽いワインを飲みながらなんて、勝手に想像してしまう。

いやいや、今日は仕事中だからと、ランチメニューのサンドイッチに目を向ける。サンドイッチは、サバリエットに、鶏むね肉のコンフィと人参、ファラフェル、サーモンフライの4種類。どれも気になるけれど、好みを言えば、サバリエットだ。

運ばれてきたのは、サラダがたっぷりと添えられたサンドイッチと、日替わりのスープ。サンドイッチは、たっぷりとしたリエットに葉野菜やオニオンスライス。温めたパンの熱でほんのりと温まったリエットがパンと馴染んだところが好いし、野菜の食感や青味がいいアクセント。

サラダは葉野菜だけでなく、生マッシュルームとチーズのサラダや、キャロットラペも添えられているし、スープはケールとじゃがいもの冷たいポタージュと、手がかけられているのがとてもうれしい。パンも自家製だそう。

う~ん、これは本格的に飲みに来なくては。早めの夜もいいし、週末の昼とか。オープンは今年4月。楽しみな店がまた一つ。

【お店情報】
cafe&dining ひなぎく 阿佐谷南3-33-11-2 地図

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2024年5月31日

Café Spile 車麩のフライ (阿佐ヶ谷)

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「いつもの」じゃないところに行こう。今伺ったことのない気になる店はないけれど、しばらく伺えていない店はある。例えば、Café Spile。阿佐ヶ谷の静かな住宅街の中にあるカフェ。木を使ったアンティークの家具を中心にした洒落て落ち着いた雰囲気と、料理やスイーツが評判の人気店。

ランチメニューは、キーマカレーやタンドリーポーク、油淋鶏、牡蠣とサーモンのフライなど10種類ほど。スパイスの香りがよいタンドリーポークと迷って、今日は人気の車麩のフライを。

雨も止んで日差しが出てきたなぁ…と空を見ていたら、車麩のフライが届く。衣が細やかで見るからにサクサク。さてと一つ持ち上げてバクリ。なるほど、中はもっちりなんだ。下味が美味いし、これをカリッと軽やかに揚げているところも好きなところ。

フライに添えられたサラダもふんだんだし、クミンが香るポテトサラダや、酢の物など野菜がたっぷり。とろみのあるかきたまスープも生姜がきいて温まる。すっかり久しぶりになってしまったが美味しい。

ランチにはデザートやドリンクをセットにすることも出来て、ゆっくりされる方も多い様子。さてあと半日で週末だ。

【お店情報】
Café Spile 阿佐谷南3-4-22 地図

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2024年5月26日

メルツバウ タマゴサンド (金沢)

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旅に出るとその街の玉子サンドを探すのが常。大抵夜に行きたい店があって移動するから、昼か、出来れば朝食べられる店がいい。金沢でも玉子サンドを探したが、時間的にも場所的にもぴったりだったのが、喫茶メルツバウ。尾山神社のすぐそばにある喫茶店だ。

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