2022年9月22日

ピッキーヌ カウソイ (阿佐ヶ谷)

R0004445001

朝は肌寒かったから、温かいものがいいなぁと思っていたが、昼が近づいてくると日も差してきて、想像以上に温かい。これなら鍋でなくてもいいなぁ…なんて考えだしたら、先日振られて心残りだった、ピッキーヌのカウソイを思い出した。

タイの麺料理の中でも、カウソイは好きだ。カレー味というのも好いし、何より、上には
揚げた麺、下には茹でた麺と、異なる麺が楽しめるというところが素敵。それに、カウソイに出会ったのがピッキーヌだったということが大きいのかもしれない。ピッキーヌのは、麺が少し太めで食感の存在感が面白いし、カレーが美味い。

先ずはスープをいただいて、その後揚げ麺をつまんでポリポリと。ホントはシンハーが片手に行きたいところだ。一頻り楽しんだところで、揚げ麺も沈めてしまって、食感の違いを楽しむんだ。バリバリした麺とつるつるの麺が散らかる感じが面白いし、少しカレーを吸ってしんなりしてきたところも好きだ。しかも、これで今どき650円。揚げ春巻きなどが付くセットでも900円。

ずっと気になっていた、コロナ渦対策のテイクアウト半額キャンペーンは、ようやく終了を迎えた様子。そのせいだろうか、店内のお客様がグッと増えていた。日常が少しずつ戻ってきている気がする。

【お店情報】
ピッキーヌ 阿佐谷北2-9-5 地図

| | コメント (0)

2022年9月 9日

恵 きざみうどん (荻窪)

R0004279001_20220909191801

昨晩、うどんの話をしていたらからか、どうしたってうどんの気分。それなら向かうは、荻窪の手打ちうどん 恵。伊勢うどんで育ったから、うどんと言えばやわらかいもの。それとは違う旨いうどんがあることを教えてくれたのがここだ。

カウンターが3席ほどと2人卓が一つという小体な店。「こんにちは~」と暖簾をくぐると、「いらっしゃいませ」と女将さんとうどんを打っている息子さんが出迎えてくれる。

好きなのは、温かいきざみ。今日もきざみかなぁと思って来たが、壁に貼られたメニューを見ると、例えばカレーうどんとか、暑い時期に冷たいなすおろしなんてどうだという気がしてくるが、あの好きな味を思い出すと、やっぱり温かいきざみなのだ。

「お待たせしました~」とカウンター越しに届くのは、醤油っ気が感じられない、仄かに白い透明な出汁と、たっぷりと入る葱と油揚げが印象的なうどん。先ずは大好きな出汁と具を一口。やわらかくなった葱と、その甘味が染み出た出汁、それらを吸った油揚げ。絶妙なトライアングル。淡く感じるが、押しつけがましくなく、じわじわと口に身体に染み入る旨味の品の良さ。

そしてうどんは太めの手打ち麺。コシやもっちりとした弾力と、噛んでいると小麦が広がってくるところが好きだ。もちろん出汁との相性も好い。器に入っている皆が主役。

少し涼しくなってきた今日でも、食べ終わる頃には、すっかり汗をかいてしまうが、美味しさと満足感に幸せいっぱい。寡黙ながら、温かい店の雰囲気も好きなんだ。

【お店情報】
手打ちうどん 恵 天沼3-6-21 地図

| | コメント (0)

2022年8月 8日

阿波や壱兆 鶏肉と薬味野菜のそうめん (阿佐ヶ谷)

R0003911001_20220808234901

昼休みに社内の勉強会があって、サクッと昼をとりたい。それに、今日みたいな暑さなら、やっぱり麺だろう。ベトナム麺は先日伺ったから、今日は半田そうめんだ。

伺うのは、薬味野菜そうめん専門店の阿波や壱兆。大好きなほんのり甘い椎茸煮が乗った田舎ぶっかけや、この時期のお楽しみのすだちそうめん、しらすと薬味野菜のそうめんなど、色々と頂いてきたが、次に来たらコレと思っていたものがあった。

それが、鶏肉と薬味野菜のそうめん(煮玉子付き)。品書きの写真を見ると、他のメニューに比べて、具が大振りで食べ応えがありそうなところが、気になった理由。それに大好きな玉子も入っているし。

届いたのは、どんぶり一杯にゴロゴロと具が入ったそうめん。上から見ると、そうめんの姿が確認できないくらいだ。低温調理をした鶏ハムに、黄身が半熟の煮玉子。左側には、薬味的な緑の野菜たち。

鶏肉は、むね肉だがしっとりやわらか。温かい出汁に入れて温めると、口当たりが益々良くなって好み。煮玉子は、しっかりと下味が付いていて、そのままでもコク味や旨味たっぷりと。それに、薬味野菜は、かいわれ菜に大葉、生姜に葱、茗荷、胡麻等々、香り豊か。味の濃淡、香りなど、引き出しの数とバランスのいい一杯。

この鶏肉と薬味野菜のそうめんは、豆乳ベースの出汁もあって、そちらも気になる。半田そうめんの大ファンだが、いろんなバリエーションで楽しませてくれるこの店も大好きだ。

【お店情報】
阿波や壱兆 バイパス店 阿佐谷南3-2-3 ローレルビル 1F 地図

| | コメント (0)

2022年8月 2日

佐藤養助 海苔とわかめの冷かけ (銀座)

R0003861002

夏のうちに食べに行こうと思っていたものがある。それが、佐藤養助の「冷かけ」。毎年夏恒例のフェアで、冷たいかけうどんの、さっぱりと夏向きに考えられたメニューが並ぶ。以前頂いたすだちおろしや、秋田らしいジュンサイと梅。今年の新メニューとしてどうしても気になったのが、「生のりと生わかめ」の冷かけ。海藻好きだし、特に生のりが気になって仕方ない。

混んでいるだろうかとやって来たが、12時前ということもあってか、まだ空席がある様子。水とおしぼりを頂いて、「お決まりになりましたら、お声掛け下さい」とお店の方に言われるけれど、食べたいものはもう決まっているんだ。間髪入れずに、「冷かけの、海苔とわかめを」とお願いする。

届いたうどんは、想像どおりに、見た目にも涼し気。透き通った出汁と、中央には生のり。その周りには、立派なわかめがぷかぷかと。続いて、マスク越しにも届く生のりの香り。はぁ、これが欲しかったんだ。

先ずはと、出汁と一口。ひんやりと冷えているが旨い出汁。これだけで、暑さから生き返りそう。そしてうどん。啜り上げると、艶やかで滑らかでつるつるの喉越しと、むっちりとしたコシ。生のりと和えて啜れば、磯の香りがさらに豊かに広がるし、わかめと共にいただけば、わかめとうどんの食感のコントラストの鮮やかさ。稲庭うどんの細さや食感と海藻。それに海をイメージさせるところが、冷かけとしてとても好い。

12時を回ることになると、続々と客がやって来て行列が出来る。そして、やはり注文はほぼ冷たいうどん。そうだよなぁ。隣の方は、「ビール飲んじゃおっかな」と言ってご注文。この暑さには、美味しさも格別だろう。うらやましい。

【お店情報】
銀座 佐藤養助 銀座6-4-17 出井本館 地図

| | コメント (0)

2022年6月27日

阿波や壱兆 すだちそうめん (阿佐ヶ谷)

R0003384001_20220628055701

早くも梅雨明けだそうで、外に出ると、本当に真夏の暑さ。こう暑いとカレーでシャキッとしようなんて思って外に出たが、歩いている途中で、この暑さには、やっぱり素麺だと思い直して、南阿佐ヶ谷の半田そうめん専門店の阿波や壱兆。

そうめんと出汁のシンプルなものから、様々な味が愉しめるアレンジメニューが揃っていて、いつもは温かいのだが、冷たいそうめんもたくさん。けれども、涼を求めるなら、すだちそうめんが一番だろう。

注文をすると、しばらくするとザブザブと麺を洗う音が聞こえてくる。喉越しのよい冷たい麺、冷たい出汁を想像して、迎える準備はもう万端。

カウンター越しに届いたどんぶり。目の前に据えると、マスク越しにも届くすだちの爽やかな香り。それに、一面にあしらわれた極薄切りのすだちと、そこから透けて見える出汁と白い麺。受け取ったどんぶりも冷たくて、もう旨い。

先ずはと出汁をいただくと、ひんやりすっきりとした出汁が喉から胃へと駆け抜ける。堪らず、もう一口、さらにもう一口。そして、そうめんを艶やかで滑らかでつるつるの喉越しと、むっちりとしたコシ。爽やかさと食べ心地の良さを実感。

夢中になっていたからだろうか。思わず、そうめんと一緒にすだちが口に入ってしまったが、極薄いで、麺のコシが強いせいだろう。違和感なく、むしろ酸味と香りが増して、暑さを払うような爽やかさ。ついつい、もう1枚とやってしまった。

やっぱりこれはいいなぁ。すだちそばも好きだが、この出汁は、ここのそうめんならでは。今夏は厳しい暑さになりそうだし、頼もしい見方だ。

【お店情報】
阿波や壱兆 バイパス店 阿佐谷南3-2-3 ローレルビル 1F 地図

| | コメント (0)

2022年6月17日

達吉 磯ゆき (阿佐ヶ谷)

R0003287001

今日は冷たいそばが好い。この界隈は、ありがたいことに好い蕎麦屋が多く、週末には、数店定期的に伺っている店もある。けれども今日は、仕事中に昼間。それなら達吉。ここには大好きな磯ゆきがある。

磯ゆきとは、全卵を泡立てたものを冷たい蕎麦に絡め、もり汁で頂く蕎麦。江戸の頃からあったそうだが、今は出す店がほとんどないと話に聞く。初めて食べたときの、口にしたときの玉子のふわふわとした食感と香りは忘れられない。

また見た目も白く儚げで、艶っぽい。泡を纏ったまま蕎麦をもり汁につけると、少し泡が溶けていくのが、ちょっと切ない。そこから一息に啜り上げると、ふわふわの泡と、細打ちの嫋やかな蕎麦、もり汁がバランス良くやって来て、玉子の香りが仄かに残る。どことなく漂う儚さにも、惹かれるのかもしれない。

久しぶりに拝見した蕎麦前の品書きもそそるもの。季節毎の愉しみもあり。近くに住んでいた頃は、夏に登場するじゅんさいの冷製茶碗蒸しなどは大好きだった。久しぶりに、夜に伺ってみようか。

【お店情報】
手打ち 達吉 阿佐谷北2-15-4 地図

| | コメント (0)

2022年6月 7日

フォーハノイ パクチー&生ハーブのブンボーフエ (阿佐ヶ谷)

R0003088001

オープンして1年と半年ほどだが、すっかり地域に根付いたベトナム料理店になったと思っていたフォーハノイ。ベトナムヌードルだけでなく、外のベトナム料理も出してくれる店でランチに伺っていたが、店の皆さんが母国に帰国するため2か月ほど休業するという貼り紙が出され、紆余曲折があり3か月ほど遅れて、フォー専門店として復活。しかも、テイクアウトがメインで、イートインも出来ますという感じ。

けれども、メニューを見ると、ベトナム麺のメニューが増えているし、残念ながら好きだったがなくなったものもあれば、残っているものもあるし、新しいメニューがあるのも気になる。特に、鶏肉とレモンのフォーなら、暑い日には格別だろうし、パクチーと生ハーブを推したメニューも、きっと好みに違いない。

それで今日初訪問。入口には、イートインなら先に席を取ったほうが…という貼り紙があったが、1階席は空いているし、2階席も使える様子。それなら、混み合ってなければ、安心して席を確保できそうだ。お願いしたのは、気になっていたパクチー&生ハーブのブンボーフエ。

セルフサービスだから、カウンターまで取りに行くと、以前いただいたブンボーフエよりも、かなり好み。パクチーなどがふんだんに乗っているのは勿論のこと、スープの感じがかなり好みだ。

カウンター席に腰を下ろして落ち着くと、パクチーやハーブの香りが、マスク越しにもうやってくる。しかも、フレッシュで爽やか。気持ちが華やぐ。以前よりも赤味が増したように感じるスープは、辛さとスッキリとしたコク味が好い。つるつるの丸麺と合わせるもやしが、細もやしになっていたことが大きなツボ。食べ心地の良さが各段に好い。

通常はベトナム麺のみの営業だが、予約があれば、夜にベトナム料理のコース料理が食べられる貸し切りレストランになるそう。バインミーなどのフォー以外のテイクアウトや、ベトナム料理の食材なども販売。こちらのほうでも、お世話になるかもなぁ。

【お店情報】
フォーハノイ キッチン&カフェ 阿佐谷南3-2-3 地図

| | コメント (0)

2022年4月21日

恵 きざみ (荻窪)

R0002471001_20220421221201

今晩は好きな店で飲んで食べる予定があるから、昼はサクッと。好物の半田そうめんの店もいいが、恵でうどんなんてどうだろう。伊勢うどんで育ったから、うどんと云えばやわらかいもの。それとは違う旨いうどんがあることを教えてくれたのがここだ。

カウンターが3席ほどと2人卓が一つという小さな店。「こんにちは~」と暖簾をくぐると、「いらっしゃいませ」と女将さんとうどんを打っている息子さんが出迎えてくれた。

好きなのは、きざみ。今日もきざみかなぁと思って来たが、壁に貼られたメニューを見ると、例えばカレーうどんとか、どうだろうかという気がしてくる。けれども、あの好きな味を思い出すと、やっぱりきざみの温かいのだ。

「お待たせしました~」とカウンター越しに届くのは、醤油っ気が感じられない、やや白く透明な出汁と、たっぷりと入る葱と油揚げが印象的なうどん。先ずは大好きな出汁と具を一口。やわらかくなった葱と、その甘味が染み出た出汁、それをすった油揚げ。絶妙なトライアングル。淡く感じるが、押しつけがましくなく、じわじわと口に身体に染み入る旨味の品の良さ。

そしてうどんは太めの手打ち麺。コシやもっちりとした弾力と、噛んでいると小麦が広がってくるところが好きだ。もちろん出汁との相性も好い。器に入っている皆が主役。

夏になったら、茄子おろしや梅おろしなんかも気になるし、お隣の方が召し上がっていたお店のおすすめの一つ、合わせ(たぬき+きつね)も気になる。けれども絶対きざみが頭をチラチラ。さて次はどうなることやら。

【お店情報】
手打ちうどん 恵 天沼3-6-21 地図

| | コメント (0)

2022年3月27日

ふるやま (南阿佐ヶ谷)

Dsc_0819002

以前、「好い蕎麦屋と聞いて約20年。初めて行ってみたら、こちらが心配になる程の素晴らしさ」と書いたが、以降どっぷりとハマっている。こんなご時勢で、休業されていることもあったが、営業されているならば、定期的に伺う一軒。

続きを読む "ふるやま (南阿佐ヶ谷)"

| | コメント (0)

2022年3月25日

泰明庵 せりカレーそば (銀座)

R0002175001

この秋冬、食べそびれていたものといえば、泰明庵のせりカレーそばもそうだ。今シーズンは秋口にそろそろ出る頃だろうと伺って、せりそばを頂いたが、その後すっかり伺えずに、あっという間に3月下旬。このまま大好物の根っこが入ったせりカレーそばを食べずに、季節が過ぎるなんてありえない。

とは言え繁盛店。入れるだろうかと心配だ。扉の開ける前から「人の気配がするなぁ」と恐る恐る暖簾をくぐると、案の定、1階席は満卓。目が合った女将さんに、「2階は空いてますか?」と聞いてみると、「大丈夫ですよ」とのこと。

2階へ上がると、こちらは打って変わってゆったりムード。壁一面に貼られたメニューから、一応、せりカレーがあるかどうかを確認。ヨシヨシまだある。「根っこ入り?」という問いに、もちろん「はい!」と即答だ。

2階へそばが上がって来る気配がする。順番的に、あれは自分のものに違いないと思っていると、やはり自分のところへやって来た。はー、この香り、久しぶり。それに根っこの太いこと。箸を入れて、そばをグッと引き上げると、カレーと芹の香りもグワリと強くなる。啜り込んで噛み締めると、更に膨らむ香り。それにシャクシャクとした食感が堪らない。

2階にいらっしゃったお姐さんは、どうやらせりと根っこ推しのようで、注文を迷っている方にはすかさずせりを勧め、「今の根っこは特に美味しいのよ」なんて続けている。ホントそうなんだよと言いたい気持ちを押さえながら、今シーズン最後の一杯を満喫する。

【お店情報】
泰明庵 銀座6-3-1 地図

| | コメント (0)

より以前の記事一覧