2017年2月14日

よし田 牡蠣南ばん (銀座)

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それにしても、丸々ぷりぷりと立派な牡蠣。御姐さんが運んでくるなり、「今日の牡蠣はぷりっぷりなのよ」と、とてもうれしそうに器を置いてくれたが、聞いて想像した以上の見事なもの。

 

先日、よし田で鍋焼きうどんを食べた折、牡蠣のそばも忘れぬうちにと決めていた。もう2月も半ば。そろそろ、牡蠣を思うと気が漫ろになってくる。

 

さて、ここの牡蠣南ばん(1,350)。面白いのは、関東風の出汁と関西風の出汁のどちらが良いかを聞いてくれるところ。今日は関東風。汁の色と味の染みたところが、今日のようは立派な牡蠣にはすこぶる合う。レアよりもも一声二声、火が入っているが、だからこその程よく締まった身と旨味。若芽に葱も好い脇役。

 

前に、ここでは飲んでいる人の方が多いなんて書いたが、今日は皆一人で、蕎麦に向かう人たちだけ。蕎麦を啜る音だけが聞こえるこの雰囲気も、また好いもんだ。

 

【お店情報】

そば所 よし田 銀座6-4-12 KNビル 2F 地図

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2017年2月 2日

よし田 鍋焼きうどん・玉子入り (銀座)

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昨晩は、盛り上がって想像以上の8時間コースだった。二日酔いではないが、肉とかはちょっと遠慮したい。欲しいのは、温かい汁物か若しくはうどん。こういうとき、すぐに岩戸を思ってしまうが、いやいや、ちょっと考えよう。できれば、落ち着いた店がいいんだが――とあれこれ悩んで、やって来たのが6丁目のよし田。ここで鍋焼きうどんなんて、どうだろう。

 

鍋焼きうどんと聞くと、海老天が入っているのを思い浮かべる人が多いと思うが、ここの鍋焼きうどんは、具が五目そばと同じもの。だから、海老天入りで注文するスタイルだ。自分は、鍋焼きうどんに海老天は必須ではないけれども、玉子は必要。それで、鍋焼きうどんの玉子入り(1,050円+玉子100円)。

 

グツグツ、湯気を濛々とあげて運ばれてきた。「器が大変熱くなっておりますので、お気をつけ下さいね」とおいてくれるが、手の火傷も気を付けなければだが、口の火傷も心配だ。

 

取り皿に装って、ふーふー、つるる。うどんが通った傍から、喉や胃がポッポと温まる。出汁が染みた油揚げにかまぼこ、シャクシャクの筍。思わぬ熱さにびっくりのうずらの玉子。具沢山というのは、それだけで愉しいもんだ。そして、追加でお願いした玉子は、やはり最後のほうまで取っておく。うどんが残り2口3口となったところで、熱で固まった白身に箸を当て、とろりと溢れ出る黄身をたっぷりとうどんに絡ませる。うどんと黄身のコク味、それに程よく醤油の効いた汁。クライマックスに相応しい。

 

それにしても、昼から飲んでいる人の多いこと。ざっと見ても半分以上。一番奥では、お燗と〆の鍋焼き。そりゃあ、暖まるに違いない。

 

【お店情報】

そば所 よし田 銀座6-4-12 KNビル 2F 地図

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2017年1月23日

泰明庵 セリカレーそば (銀座)

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今日は蕎麦だと、泰明庵へ足を向ける。この時期の泰明庵といえば、芹入りのそばか、白菜そば。どれにしようか、どれも捨てがたいんだよなぁなんて、考えながら引き戸を開ける。

 

おや珍しい。空いている。相席でなくても座れる席が幾つか。品書きが書かれた短冊が良く見える席を陣取って、つらつらと眺める。せりはあるが、白菜は今日もなしか――。それなら、この寒さに対抗できそうな、セリカレーそば(1,200円)で決まりだ。もちろん、根っこ入り。

 

器の一面を覆うほどにたっぷりと盛られた芹の香りと、カレーらしいスパイス香りは、いつ来ても、食欲が刺激される。ふぅーと深くその香りを吸いこんで、箸を入れて手繰り寄せ、ようやっと確認できるそばとともに啜り噛むと、シャクシャクと歯切れよい食感と、さらに強く感じる香り。ゆるい餡状のカレーで、最後までアツアツなのもこの時期格別なのだ。

 

店の電話がなって、何の用だろうと様子を窺っていると、どうやら今日、白菜そばがあるかどうかの問い合わせだったらしい。「云っておきます」なんて言っていたが、白菜の登場、こちらからも強く希望します。

 

【お店情報】

泰明庵 銀座6-3-11 地図

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2017年1月11日

美々卯 牡蠣そば (京橋)

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別の牡蠣料理を目指していたが、生憎今日はないらしい。それならコッチとやって来たのは美々卯。この時期に出る牡蠣そば(1,350)が目当てだ。

 

ここの牡蠣そばが好きなのは、ゴロゴロと7、8個も入る牡蠣も然ることながら、器一面にふんだんに入るわかめと、こちらもたっぷりと添えられる生姜。わかめの香りと牡蠣の香りが混じり合って、何とも云えず幸せな潮の香りが、湯気と共にふわりと立ち上がるのが堪らない。そこに生姜。潮風のべたつきを払拭してくれるように、さっぱりキリリと引き締めて、さあ、もう一口と誘う名脇役。


牡蠣といえば、季節のかやくご飯(320)も、今は牡蠣。うずらそばか、きざみうどんに牡蠣ご飯ってのも好いなぁ――、なんて思っていたら、お隣の方がきざみに牡蠣飯。くー、次はそれだ。

【お店情報】

美々卯 京橋店 京橋3-6-4 地図

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2016年12月22日

TOKYO Mar Mare トムヤムそうめん (八重洲)

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最近のヒットといえば、TOKYO Mar Mareのトムヤムそうめん(750)。使っているそうめんが半田そうめんと云うだけで好きだというのに、酸っぱ辛いトムヤム味。パクチーももさもさと乗って、好きなものばかりを集めたみたい。思い出すだけで、ムズムズとしてきてしまう。

 

だからこそ、やっぱり年内にもう一度。そうめんという名前だが、少し太くて腰ある半田そうめん独自の食感。それに、タイ料理店かと思うくらいの本格的なトムヤムスープ。パクチーだけでなく、海老も惜しみなく入って、やっぱり好きだー。

 

すっかりリピーターの方も増えたようで、12時を回ると、中々の賑わい。偶然隣になった方も、半田そうめんを出し始めた頃からのファンだそうで、この賑わいぶりが嬉しい様子。そうだよなぁ。来年も、またお世話になります。

 

【お店情報】

TOKYO Mar Mare 八重洲2-5-12 プレリー八重洲ビル1F 地図

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2016年12月13日

きつね庵 特製きつね (銀座)

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体が欲しているのはうどん。伊勢うどんも考えたが、あったかい汁も飲みたくて、それなら、きつねやだとやって来た。京のうどんを打ち出した店で、やさしい出汁のきつねうどんや肉うどんが人気。自分は、ここの揚げがとても好みだ。

 

今日は、そんな揚げをそのまま味わえる特製きつね(850円)。きつねうどんは、甘く炊いた揚げになるが、こちらは刻んで、九条葱を入れたもの。

 

きざみの揚げは、まるくやさしい出汁をたっぷりと吸ってふっくらとして、口にすると、揚げと出汁の美味しさが混じり合った汁がじわり。そこの葱の食感と香りを足してみたり。そして、つるつるとうどんを啜って、出汁をズズッ。思わず、はぁ~と声が漏れる。胃が落ち着くというやつだ。

 

珍しく男性客ばかり。「最近ラーメンは重くて」なんていう先輩の言葉が耳に入ってきたが、なるほど、こういう需要もあるんだなぁ。

 

【お店情報】

京うどん きつね庵 銀座3-8-13 光生ビル2F 地図

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2016年12月 5日

泰明庵 せりそば (銀座)

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今シーズン初の根っこ入りか、はたまたずっと気になっている白菜そばか。朝っぱらからの難題がこれだった。結局決めきれずに、店で考えようと思ってやってきたが、ズラリと並ぶ短冊に、「白菜そば」はなし。聞いてみても、やはりないとのことだから、悩むことなく、今日はせりそばの根っこ入り(1,000円)。

 

湯掻かれ、おそらく1把分はあろうほどにたっぷりと盛られた芹の、湯気とともに立ち上がる香りに食欲が沸く。箸を入れてようやっと確認できるそばとともに啜り噛むと、シャクシャクとした歯応えと共に、香りが更に立つ。そばつゆとの相性も好く、ボリュームも満点。五感が満たされるというものだ。せりカレーよりも、芹の青い香りが際立つせりそば。せりカレーも大好物だが、こちらはまた別の愉しみ。

 

いつも繁盛している店だが、今日はどのテーブルも相席になる大賑わい。聞いていると、今日は、舞茸天そばが人気らしい。次は白菜と思いつつ、寒い時期には格別のカレー系も捨てがたく、実にうれしく悩ましい。

 

【お店情報】

泰明庵 銀座6-3-14 地図

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2016年11月30日

TOKYO Mar Mare トムヤムそうめん (八重洲)

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先日、京橋エドグランで昼をとった流れで、近くのTOKYO Mar Mareの前まで。というのも、そろそろ温かいそうめんの新メニューが出ていないだろうかと気になってのこと。

 

入口の前に置いてあるメニューが書かれた看板を見る。と、夏にはなかった「トムヤムそうめん(温)」が目に飛び込んできた。きっと、夏の「エビとパクチーのエスニックそうめん」の冬バージョンという位置付けだろう。それならもう絶対好きなヤツに違いない。

 

「お待たせしました~」と運ばれてきた途端に、もういい香り。スッパ辛いあの香り。それに、想像したとおりの山盛りパクチー。イイゾ、イイゾ~。期待を胸に、スープを一口。おぉ、辛味に酸味がしっかり、それに旨みもあって、とても好み。きっと、こういう味が好きだという店員さんがいるんだろうな。ぜひぜひ、もっとやってほしい。

 

ランチメニューがそうめんだけになった当時は、それならと帰ってしまう方もいたが、今はもう、半田そうめんを目当てにやってくる人が続々とやって来る。そうめん好きとしては、それが何より嬉しいのだ。

 

【お店情報】

TOKYO Mar Mare 八重洲2-5-12 プレリー八重洲ビル1F 地図

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2016年11月 9日

長生庵 かき天カレーそば (築地)

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今日は築地まで足を伸ばせそうだ。そろそろ長生庵で牡蠣天の蕎麦をと思っていたところ。すると、Twitterから、「牡蠣天カレー(牡蠣天二ケ)1500円で今日からやります」なんて情報が流れてきた。これは行かずに居られようか。

 

けれども、悩ましいことが一つ。ここの汁が、頗る天ぷらに合うということだ。かき天そばか、はたまた、かき天カレーそばか。重大な問題だ。決め手は、今日の風の冷たさ。こういう日なら、カレーそばのほうが温まるだろうと思ってのこと。

 

カレーそばに、牡蠣の天ぷらが2つ。2つとはいえ、これが中々立派で、長さは10cm近い立派な天ぷら。さっくり揚がった熱々のところを齧り付くと、牡蠣の豊かな香りと旨味に驚かされる。まるで、佳いところだけ残しましたとでも云うような芳醇さと清々しさ。

 

牡蠣も素晴らしいが、衣に揚げ方、それにカレーそれ自体も美味しくて、そばを食べて残ったカレーにご飯を投入したくなる。そして、大満足のはずなのに、次来たときは何を食べようか、次への期待が湧いて止まない。

 

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ 1F 地図

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2016年10月13日

満留賀 あんかけそば (有楽町)

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急に寒くなってきたものだから、温まるものが欲しくて仕方がない。頭を過ぎるは、豚汁やチゲ、鍋焼きうどんに、豚キムチ鍋。好きなものばかりだが、今日の気分は少し違う。うーん、他に何かなかっただろうか。ウンウンと呻ってみると、出てきたのがあんかけそば。

 

「満留賀」といえば、そこかしこにある蕎麦屋だが、ここは、東京交通会館の中の店。時代が付いた感じが外からも覗えるが、店の歴史は、ほぼ交通会館の歴史と同じらしい。

 

入口で注文と会計を済ませると、「奥が開いているからどうぞ」と声をかけてくれた。一人だからカウンターで思うが、卓もそれほど大きくはない。店の方も客も年齢層は高めで、昔乍らのサイズ感が、ここではぴったりなのだと分かる。

 

「どうぞ、お待たせしました。熱いから気を付けてね」と運んでくれたあんかけそば(800)は、おかめそばに、つやつやぽってりとした餡がかかったものだ。たっぷりと餡が絡んだそばを、火傷しないように気を付けて啜り込む。喉元を過ぎ胃に落ちると、そこからじんわりと温まるのが、ありありと分かる。あゝ、ほしかったものはこれだ。

 

店は客で一杯だが、回転はかなり早い。自分の席も、今入って来た方に譲るべく、席を立つ。

 

【お店情報】

そば処 満留賀 有楽町2-10-1 東京交通会館B1F 地図

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