2025年6月18日

どにどに 鉄板イカ炒め定食 (荻窪)

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辛いものが食べたいけれど、いつもの韓国系スープではなく、今日は炒め物の気分。確か、あの店のランチメニューに炒め物があったはずと思い出したのは、荻窪駅南口すぐに建つビルの地下1階にある「どにどに」。チゲやユッケジャン、サムゲタンなど、何度もお世話になっている店だが、炒め物の定食は、まだ食べたことがない。

炒め物の中でも、今食べたいのはイカ炒め。どにどにでは、プルコギや鶏肉の炒め物も見かけたが、イカ炒めもメニューにあったはず。店に入ってメニューを確認すると、やはりあった「鉄板イカ炒め」。

まず届いたのは、おかず3品にご飯、スープが乗った膳。それに続いて、ジュージューと音を立てながら運ばれてきたのが、主役のイカ炒め。そうそう、この赤い色。まさに今日、食べたかったのはこの感じ。赤いタレに絡まるのは、イカに玉ねぎ、キャベツなどの野菜。一口頬張ると、辛味の中にもコクと甘みがあって、ご飯がグイグイ進む味。

添えられた3品のおかずも見逃せない。特に、じゃがいものチヂミは厚みがあり、外は香ばしく中はほっくり。やさしい味わいで、箸が止まらない。スープ系ではない韓国料理も、やはりいいもんだ。他の料理も食べてみたくなる。

【お店情報】
どにどに 荻窪5-30-12 グローリアビル荻窪 B1F 地図

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2025年6月16日

すばる ゆし豆腐そば (阿佐ヶ谷)

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もう梅雨明けしたかような夏らしい暑さに、食べたくなるのは夏の麺。すだちそばも頭に浮かんだが、ふと沖縄そばもいいんじゃないかと思いつく。暑い地域の料理だし、コーグーレースをひとふりした味を想像したら、もう気持ちはすっかり沖縄そば。向かうは、青梅街道沿いにある「すばる」だ。

「すばる」は、沖縄生麺協同組合の傘下の沖縄そばの店。麺は沖縄から毎日直送、そして、前を通るたびに鰹出汁の香りが鼻を擽る本格派。

店に入ると、12時前ということもあってか、客はまばら。券売機の前で日替わりメニューと迷ったが、やはりこの店で一番好きなゆし豆腐そばを選ぶ。食券を店の方に手渡して、腰を下ろすと、あとはそばが届くのを待つだけだ。

「お待たせしました~」という声とともにそばが届く。記憶にあるよりも、たっぷりと盛られたゆし豆腐に思わず頬が緩む。まず香り高い出汁を一口。鰹の風味と旨味が広がり、さらに具の豚肉からしみ出したコクが加わって、じんわりと胃に染み渡る。ゆし豆腐はふわふわととろけるようなやわらかさ。出汁とともに口に含むと、とろとろと胃に収まっていく。それに続いて啜り上げる麺の太さとねじれの存在感。気がつけば夢中になっている。

満たされた気持ちで店内を見渡すと、「生ビール」の文字が目に飛び込んできた。そうだよ、今日の大正解は、これに「オリオンビールの生」。と思うが、午後の仕事が頭をよぎり、今日はもうひと踏ん張りと自分に言い聞かせる。

【お店情報】
沖縄そば すばる 成田東4-37-8 地図

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2025年6月13日

おさかな食堂 子持ちかれい煮付け定食 (阿佐ヶ谷)

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別の店に行くつもりだったが、いつも行列のある「おさかな食堂」に今日は行列がなく、しかも空席がある様子。こんな機会は滅多にないと、吸い寄せられるように足を向けた。

阿佐ヶ谷駅にほど近いパールセンター商店街にある「おさかな食堂」は、昭和21年に割烹として創業し、のちに現在のスタイルにリニューアル。昼も夜も魚料理が食べられる町の人気店で、世代を問わずに多くの人に親しまれている。

煮魚、焼き魚、フライと定食の種類も豊富。今日は、金目鯛の煮付けにかつおのたたきがおすすめだそうだ。「今日のフライ定食はアジフライ」と聞いて心が揺れたが、子持ちかれいの煮付けに惹かれて、そちらをお願いすることに。

届いたのは、想像した以上に立派なかれいの煮付け。つややかな煮汁の色合いが食欲をそそる。早速箸で身をほぐすと、身離れがよく、煮汁に浸して口に運べば、ふわりとほどける柔らかさ。この煮汁がまた、ご飯と抜群に合うんだ。添えられたいんげんや、中まで味が染みた大根も、ご飯を進ませるいい脇役だ。

冷奴と漬物に、ご飯と味噌汁は今どき貴重なおかわり可。小さい刺身や天ぷら、日替わりのお浸しや、季節の野菜の小鉢など、オプションの豊富さも魅力の一つだろう。アジフライも食べてみたいから、次来られるのを楽しみにして。

【お店情報】
おさかな食堂 阿佐谷南2-14-12 地図

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2025年6月11日

味豚 スンデゥブチゲ (阿佐ヶ谷)

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辛いものが食べたい気分。いつもなら韓国料理店がいくつかある荻窪へ向かうところだが、今日は午後一で打ち合わせがあり、時間にあまり余裕がない。そういえば、存在は知っていながら、何となく入りにくくて、これまで一度も行ったことがなかった韓国料理店がある。

阿佐谷パールセンター商店街の中にある「味豚」。インド・ネパール料理店の2階にあり、ほの暗い階段を上っていかなければならず、足を運べずにいた店だ。

階段の前には、ランチメニューの看板が出ている。スンドゥブチゲを始めとしてチゲは数種類、ユッケジャンにソルロンタンと好みの料理は沢山あるし、石焼ビビンバや冷麺、サムギョプサルなどメニューは豊富。辛いものといえば、スンドゥブチゲやユッケジャン。まずはより定番的なスンドゥブチゲにしてみよう。

スマホのチェックなどをしている間に、料理は運ばれてきた。チゲにご飯、ナムルなどのおかずが2種類にキムチ、韓国海苔と盛り沢山。スンドゥブチゲの玉子は自分で落とすスタイルらしい。

チゲは、程よい辛さの海鮮系のスープに、ほろほろの豆腐入り。玉子は後入れだから固まりすぎず、最後にご飯を入れて雑炊的に楽しむ自分にはぴったりだ。おかず類も、口馴染がよくて、不思議と懐かしさを覚える味わい。

12時を過ぎる頃には、近くで働く人たちが次々にやっていて、この店が定番のランチスポットとなっている様子が伝わってくる。隣の方が召し上がっていた石焼ビビンバは、中々のボリューム。料理の提供も早く、手早く辛いものを食べたいときに、また訪ねたい一軒だ。

【お店情報】
味豚 阿佐谷南1-17-16 2F 地図

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2025年6月10日

阿波や壱兆 しらすと薬味野菜のそうめん (阿佐ヶ谷)

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つるつるとした温かい麺が食べたい。仕事も立て込んでいることだし、「阿波や一兆」に足が向く。大好物の半田そうめんの専門店だ。店のInstagramを見ると、夏メニューの「すだちそうめん」も始まっているらしい。

温かくて、あっさりとしたものがいいなぁと品書きをめくっていると、目を引いたのが「しらすと薬味野菜のそうめん」。温かくて軽やかで、今の気分にぴったりだ。

運ばれてきたどんぶりには、しらすと目にも鮮やかな薬味野菜がこんもりと。箸を入れ、そうめんをグッと持ち上げると、ふわりと出汁の香りと、かいわれ菜に大葉、水菜に茗荷、胡麻等々、薬味野菜の香りが重なり合い、鼻腔をくすぐる。

そして注目すべきは、しらす。ふっくらとやわらかく、見るからに美味しそう。徳島県の最も魚が集まると言われる椿泊で水揚げされたものだそう。そのしらすの旨味とやわらかい塩気が、つるつるもちもちの半田そうめんに好いアクセント。きっと飲んだ後の〆にも最適だろう。

店に入ったときにも先客がいたが、入れ替わるように次々と客が訪れる。次は、暑い日に「すだちそうめん」かな。

【お店情報】
阿波や壱兆 バイパス店 阿佐谷南3-2-3 ローレルビル 1F 地図

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2025年6月 9日

らせん屋 旬野菜と豚しゃぶ肉の山盛り和風サラダ (阿佐ヶ谷)

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時々、サラダランチが食べたくなることがある。けれども、メニューから外れてしまったり、お店が閉店してしまったりと、気がつけば候補が随分減ってしまった。

そんな中、今も頼りにしているのが「らせん屋」。週末の昼には、グランドメニューとワインを楽しみに訪ねる洋食店。ランチタイムには、「旬野菜と豚しゃぶ肉の山盛り和風サラダ」が用意されている。

サラダといってもその名の通り、野菜もしゃぶしゃぶにした豚肉もたっぷりと盛り込まれた、栄養バランスもボリュームも満点のサラダ。しかもこの色鮮やかさ。日によって使われる野菜は異なるが、紅大根やパプリカ、人参の色が目に眩しい。

上に盛られた野菜にはバルサミコ酢ベースドレッシング、豚しゃぶや一番下に敷かれたレタスには、胡麻風味のドレッシングと、味わいも豊か。たっぷりの量でも最後まで食べ飽きることがないというのが、このサラダの魅力だ。パン又はライス、食後のドリンクがセット。

テーブル席では、ワインを片手に談笑するご夫婦の姿も。週末の昼に、グランドメニューとワインを愉しみに来ていた店だから、その気持ちすごく分かる。久しぶりに飲みにも来たいなぁ。

【お店情報】
らせん屋 阿佐ヶ谷店 阿佐谷北2-5-10 地図

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2025年6月 6日

呉さんの台湾料理 日替わりランチ (荻窪)

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店主の呉さんが怪我で休業していた「呉さんの台湾料理」が、再開したと聞き、久しぶりに足を運んだ。中華料理と日替わりの中華粥のランチが楽しみで、何度も伺っている店だ。今日のメニューは、店のInstagramによると、「三色鶏丁」と「キャベツとさくら海老の炒め」、そして「ズッキーニの粥」という組み合わせ。

ランチは、日替わりの1種類のみ。後は、ご飯か中華粥のどちらかを選ぶだけ。自分も含め、中華粥を選ぶ人がほとんどだ。

Instagramには「まだ完治していないため、少し時間がかかります」と書かれていたが、なんのその。注文が入ると、すぐにチャーッと中華鍋を振る軽快な音が聞こえてくる。メイン料理はいつも注文ごとに作ってくれるのが、この店の誠実さ。運ばれてきた「三色鶏丁」も湯気と香りが立ちあがって喉が鳴る。

「三色鶏丁」は、鶏肉にピーマンや玉ねぎ、玉蜀黍などを炒めた彩り豊かな料理。具材はどれも艶々で、口に運ぶと、噛むほどにシャキシャキとした歯ごたえと、玉蜀黍の甘みや、ピーマンの青々しい香りが鼻腔に広がる、中華料理らしい美味しさ。

「キャベツとさくら海老の炒め」なら、キャベツの優しい甘さにさくら海老の香ばしさがふわりと重なり、食べ進めるほどに旨味が深まっていく。楽しみにしていた粥は、とろみがありながらも軽やかな口当たりと香りが夏っぽい。

やはり何を食べても美味しい店。どうかご無理なさらず、長く続けてほしいと願っている。

【お店情報】
呉さんの台湾料理 天沼3-1-5 地図

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2025年6月 5日

田舎亭はなれ サワラの西京焼き (阿佐ヶ谷)

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今日食べたいのは和定食。揚げ物は昨日上手いものを食べたから、魚なら焼魚とか煮魚とか。在宅勤務時のそういう定食なら、中杉通り沿いにある、おばんざいの店「田舎亭はなれ」。魚を中心とした主菜に、おばんざいがつく定食の店。

メニューは日替わりで、常時5種類ほど。今日はアジフライや鯖味噌煮、西京焼きなど5種類。好物のアジフライにも惹かれるが、今日はやさしい味を求めて、サワラの西京焼きを選ぶ。

注文を終えると、ほどなくして厨房から漂う芳ばしい香り。ジュッと弾ける音が聞こえてくると期待が高まるというものだ。しばらくして運ばれてきた定食には、西京焼きを中心に、おばんざいには、好物の白和えに卯の花。そして、西京焼きが乗った皿には、筍や高野豆腐、ひりょうずの煮物が添えられて、地味だが滋味深く、好きなものばかりで、ついつい箸が進んでしまう。

西京焼きは、たっぷりと乗った脂がじんわりと口の中でほどけて、味噌の風味がふわりと広がる。焼いた香ばしさも相まって、上品で奥深い味わい。汁物には、ふわふわのかきたまが入ったお吸い物。ここまで好物が揃うなんて、今日はここに呼ばれたに違いない。一品ずつの量は控えめだが、いろいろと楽しめる定食がやはり好い。

【お店情報】
京都祇園 石堀小路 田舎亭 はなれ 阿佐谷南1-16-12 地図

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2025年6月 2日

青松 海鮮と豆腐の土鍋 (阿佐ヶ谷)

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なんとなく中華の口ではあるけれど、具体的に何が食べたいかまでははっきりしない。ピリリと辛い麻婆豆腐や担々麺もいいし、ふんわりとした玉子炒めも大歓迎。いくつかの中華料理店の店先でランチメニューを確認しながら歩いていたところ、青松の前で「海鮮と豆腐の土鍋」の文字の目が留まる。

写真を見る限り、辛そうはなく、塩ベースで海鮮の旨味を活かした味わいに見える。ランチでこういう味に出合えることは少ないし、何より好みの味だ。それなら今日はこれに決めた。

入口はこぢんまりとしているが、奥行きのある店内。たびたびメディアに登場する地元では評判の人気店。続々と客が訪ねるが、料理の提供が早く、回転が良いのも魅力の一つだ。

「土鍋が熱くなっていますので、お気をつけください」という声とともに運ばれてきた料理は、グツグツを沸いて確かに熱々。そして、思い描いていたように、豆腐と海鮮が中心。土鍋に深さがあってボリュームも満点。

火傷しないようにそっと口に運ぶと、とろみのついたスープには海鮮の旨味がたっぷり。食べ進めるうちに、小さいながらも海老や烏賊、ムール貝がゴロゴロと現れて、一口ごとに海鮮が入るほど。そして、最後の一口まで温かさと美味しさが続くいい料理。

ご飯に漬物、かきたまスープ。デザートに杏仁豆腐がセット。一番人気の冷やし中華や冷麺も始まっている。

【お店情報】
青松 阿佐谷北2-13-4 地図

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2025年6月 1日

オカピート (荻窪)

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ご自慢のピッツァはもちろん、料理も好い。週末の昼の定番になりそうな予感。

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