2021年1月21日

テンポラネオ食堂 日替わり定食 (荻窪)

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ずっと気になっていた店がある。荻窪駅の南側、人気の洋菓子店Le Coeur Purの裏手に、ひっそりと看板を上げるテンポラネオ食堂。昼も夜も、拘りの日替わり定食(1,200円)1本のみを提供。興味はあるが、夜の米は液体のため、伺う機会がなかったのだ。テレワークなら行けるじゃないかと、いそいそとやって来た。

まるで普通の民家のようなアプローチ。伸びる石畳を抜けると店が表れる。席はかなり絞って合って、カウンター3席とテーブル2卓。ゆったりと寛げる雰囲気だ。目の前には、「セルフサービスのほうじ茶を飲みながら、ゆっくりとお待ち下さい」という案内。お一人で一汁三菜を拵えるのだから、ゆったりと待たせてもらおう。

今日のメニューは、鶏むね肉のパン粉焼きに、いわし丸干し、ほうれん草のおひたし、10種類程の野菜がたっぷりの味噌汁、土鍋で炊いた雑穀ご飯、自家製のぬか漬けと盛り沢山。中でも印象的だったのが、いわし丸干し。頭からガブッと齧り付くと、身と脂の濃い旨味、香りにグッと来る。味噌汁には、トマトやズッキーニなど、あまり味噌汁になじみのない野菜も入るが、澄んだ出汁の味わいが何とも奥深い。

隅々まで気が配ってあって、透明感のある料理たち。ちょっと居住まいを正したくなるような、それでいて、ぬくもりがあって優しい。これは何度も伺いたくなる。

【お店情報】
テンポラネオ食堂 荻窪5-18-9 杜ビル1F 地図

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2021年1月20日

阿波や壱兆 田舎ぶっかけ (阿佐ヶ谷)

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半田そうめんが好きで、八重洲の店がやっていた半田そうめんのランチが甚く気に入っていたが、止めてしまって、半田そうめんロスになっていた。そんな折、阿佐ヶ谷に、半田そうめんの専門店が出来たと聞いたが、夜のみの営業。飲んだら〆ない質ゆえ、いままでお伺いできていなかった。けれども昨今の時勢により、昼の営業を始められ、絶対に伺おうと思っていたのだ。

半田そうめんのメニューは、そうめんと出汁とシンプルなものから、すだちそうめん、カレー温麺など、アレンジしたものが数種類。それに、炊き込みご飯や、小鉢、おでんなど、サイドメニューを付けたランチ限定のメニューもある様子。

お願いしたのは、オーナーのお母さんが食卓に出していたものを再現したという、田舎ぶっかけの温かいもの(780円)。そうめんの上に、錦糸卵に鳴門わかめ、かにかま、椎茸、青ネギが乗ったもの。具沢山で目に鮮やかだが、先ずは、鼻を擽る青柚子の香りの鮮やかさに驚いた。ズズズッとすすれば、つるつるでモチモチの存在感が口いっぱい。それに、ツボは椎茸煮。甘辛く炊いてあって、これだけでもお代わりしたいくらいだ。

あゝ、やっぱり好きだ、半田そうめん。夜に来て、飲んでハーフの半田そうめんで〆るっていうのも、あるかもしれないなぁ。

【お店情報】
阿波や壱兆 バイパス店 阿佐谷南3-2-3 ローレルビル 1F 地図

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2021年1月19日

むゆう 鰤塩焼き定食 (阿佐ヶ谷)

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阿佐ヶ谷の酒場が立ち並ぶ一番街でも、ランチタイムや昼からの通し営業を始める店が増えてきた。魚と日本酒の旨い酒場むゆうも、ランチタイムの営業を始めたと知って、お伺い。

ランチタイムは、魚を中心とした定食の他、アジフライや出巻玉子などの一品ものや、アルコールの提供もあり。好物のカマの煮付けや塩焼きの定食も気になったが、今の時期なら鰤。むゆうであれば、きっと好いものを出してくれるだろうと、鰤の定食をお願いする(1,280円)。

塩焼き、煮付け、照り焼から選べるというのも、ありそうでない。照り焼もいいが、脂の乗った鰤を好い塩梅の塩で頂くのが好きだ。運ばれてきた鰤は、やっぱり立派。身が厚くて、じわじわと染み出た脂と焼き目のそそること。箸で割ると、ほわりと立ち上る湯気。堪らず口に放り込むと、身の旨味と塩気が口に広がって、そこへご飯。ほう、倖せだ。

夜おばんざいとして出してくれる小鉢や漬物、ご飯がセット。飲んでいる人がうらやましいが、好い昼飯にバンザイだ。

【お店情報】
酒場むゆう 阿佐谷南2-20-7 田中ビル1F 地図

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2021年1月15日

cafe spile 牡蠣フライとサーモンフライ (阿佐ヶ谷)

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昨日ランチをとった後、他の店ではどんなランチがあるのだろうと、探検しながら歩いていると、cafe spileの週替わりのランチに、牡蠣フライの文字を見つけて、これは絶対今日来ようと決めていたんだ。

木を使ったアンティークの家具を中心にした、洒落てはいるが落ち着いた雰囲気のカフェ。土日や祝日などは一日中若い方で賑わっているし、ランチも人気で、昨日も、席のほとんどが埋まっている状態。

窓際のカウンター席を選んで、お願いするのは、もちろん、牡蠣フライとサーモンフライ(1,280円)。やって来たのは、牡蠣フライが2つに、サーモンフライ。先ずはと牡蠣フライに齧り付くと、小ぶりながらも、牡蠣の旨味の充実ぶりの見事こと。それに、衣の軽いこと。細やかで油切れが良く、だからこそのこの牡蠣の味わいなのだろう。サーモンフライなら、食べるたびに、クミンなどのスパイスの香りがふわり。こちらの定番ランチの油麩のフライが人気だというのも、納得だ。

小鉢が2種類に、スープ。ご飯は、白米or玄米で、量が選べるというのも嬉しいところ。テイクアウトを求めに来る方も多く、今日も中々の人気ぶり。

【お店情報】
cafe spile 阿佐谷南3-4-22 地図

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2021年1月14日

翠海 本格四川マーボー豆腐 (阿佐ヶ谷)

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麻婆豆腐が食べたくて、阿佐ヶ谷駅北口のビルに入る翠海へ来る。前身の店から、20年近く伺っている店。麻婆豆腐や担々麺が人気で、当初はこれらを頂いていたが、最近は、専ら土日の昼に、グランドメニューから幾つか貰って飲っていることが多い。特に、イカとセロリのうす塩炒めや、香港焼売、この季節なら、広東風豆腐サラダがお気に入り。

ランチメニューは、週替わりが4種類。それに定番の定食や、ご飯もの、麺類などが20種類ほど。この定番の定食に、麻婆豆腐のランチ(1,200円)がある。初めて注文するだろう方には、「うちのは辛いけど、大丈夫?」と声がかかるのがお決まりだ。

テーブルに届いたとたんに、鼻を擽る花椒の香り。そう、ここの麻婆豆腐は、辛いというよりも、痺れる感じが強めで、そこが好きなんだ。そして、ただ痺れるだけではなく、広がるコクや旨み、香り。豆腐のツルツル、挽肉のゴロゴロという鮮やかな食感。レンゲを持つ手が止まらない。久しぶりだが、やっぱり旨いなぁ。ご飯、スープ、副菜、ザーサイがセット。スープは玉子がたっぷりのかき玉スープで、これも好み。

「今度はまたゆっくり来ます」と挨拶をして。それにしても、今日は温かい。少し散歩をしてみれば、人気餃子店の豚八戒が、テイクアウトを始めたことを知る。

【お店情報】
翠海 阿佐谷北2-13-2 阿佐谷北口駅前ビル(パサージュ)2F 地図

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2021年1月13日

カーザ ドルチェ カーザ スズキのグリル (浜田山)

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昨年出会ってとても印象的だった店の一つが、カーザドルチェカーザ。最寄り駅は浜田山だそうだが、高井戸や南阿佐ヶ谷からも等距離くらいの五日市街道沿いの一軒家レストラン。夜にも何度か伺って、何を頂いても美味しい、すっかりお気に入りの店。

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2021年1月12日

つきのや ハンバーグ (阿佐ヶ谷)

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夜飲みに伺っている店にも、営業時間の時短要請を受けて、昼から営業を始める店がいくつか。それならと先ずやって来たのが、つきのや。杉並区役所の裏手、先月、数軒隣に移転したばかりの人気の酒場。週末に、店前に貼りだされていた「12日よりランチメニューはじめます」という貼り紙を見て、伺わなくてはと思っていたんだ。

伺うと、「いらっしゃい。明るいうちにお会いすると、気恥ずかしいですね」なんて言いながら、相変わらずの元気さで出迎えてくれる。テーブルには、ご飯に合う一品なんて案内があって、サバ塩焼きやハンバーグ、肉じゃが、煮込み、鶏の唐揚げなどに、ご飯セットが+250円。聞けば、これに書いてあるものだけではなく、どのメニューでも、ご飯セットに出来るし、単品も可(もちろん呑める)。

壁には、ズラリと目移りする短冊。でもなぁ、飲みたくなるメニューは止めておこうと固い決意をして、案内されていたハンバーグをご飯セットで(800円)。思い返してみると、こちらでハンバーグを頂いたことがなかったのだ。

暫くすると、ハンバーグとセットがやって来た。自家製というハンバーグは、コロンと円盤状で家庭的。さて一口と食べてみると、みっちりと肉々しく、生姜だろうか、パンチのある和風ソース。居酒屋らしい味付けで、ご飯や酒に打ってつけ。ご飯セットは、ご飯と味噌汁だけでなく、冷奴と漬物までがセット。

待っている途中、ご飯セットにするならばと、短冊を眺めていると、飲みに来るときとは違って見える面白さ。サバ塩にお浸しを追加してもいいし、この時期ならではのぶり大根ならご飯にも合うだろう。好物のオムレツやハムエッグに、アジフライを1枚なんてのもいいなぁ…なんて、新たな愉しさを発見。

【お店情報】
つきのや 杉並区阿佐谷南1-14-12 地図

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2021年1月 7日

呉さんの台湾料理 本日のランチ (荻窪)

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在宅勤務中のランチについて考えたとき、久しぶりに行ってみようと思い立った店の一つが、呉さん台湾料理だ。荻窪駅北口から数分。新宿御苑から荻窪に移転して来てから、度々、飲みに伺っていたが、最近すっかりご無沙汰している。ランチには、粥を選ぶことも出来るし、今日がチャンスと思った次第。

ランチメニューは、日替わりで1種類のみ(1,000円)。ご飯と中華粥が選べるが、ほとんどの客が中華粥を選ぶ。今日は、青梗菜と豚肉のオイスターソース炒めと、しめじと玉子の炒め物、きのこ粥とデザート。注文が入るたびに、ジャッジャッと主菜を炒める軽快な音が心地好い。

ほどなく料理が目の前に届く。と途端に鼻を擽るいい香りに、食べる前からもう旨い。青梗菜はツヤツヤシャキシャキ。それに、味わいは豊かだが軽やか、脂の感じも程がよく、なるほど女性客が多いのも頷ける。きのこ粥は、ぽってりとして、口から粥が消えた頃に、きのこの香りがはんなり残る。副菜が玉子というのも、何かの巡り合わせかも。

カウンターの目の前には、夜のメニューがズラリ。そうだ、そうだ。これ旨かったなぁ、あれも食べてみたかったんだと思い出して、また夜にも伺ってみようと思うのだ。

【お店情報】
呉さんの台湾料理 天沼3-1-5 地図

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2021年1月 6日

せんなり スンドゥブチゲランチ (高円寺)

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室内に居ても、外の寒さが伝わって来るようなヒンヤリした空気に、欲しくなるのは、温かい汁物。出勤していたら、岩戸で豚汁だったかもなぁなんて思いながら、この辺りだとどうしようかと考える。そうだなぁ、この辺りなら、せんなりだ。

新高円寺駅近くの焼肉店。焼肉の他、ユッケジャンやコムタンスープ、スンドゥブチゲなども並ぶ。ユッケジャンも好いが、何故かここではスンドゥブのほうが好みで、今日もスンドゥブチゲ(900円)をお願いする。

店に入ると、兎に角温かい。暖房ではなく、焼肉用の炭火のぬくぬくとした温かさ。後から来る方も、「あ~、あったかい」と口にしながらやってくる。温かさって幸せだ。

そして、スンドゥブ。グツグツと威勢よく湯気を立て沸きながらやって来る。火傷しないようにふぅふぅと少し冷ましてゴクリ。まだ熱いが、熱いものが喉を伝って胃に入っていく感じが好きだ。その後、ゆっくりと胃からぽかぽか温まってくるのも、さらに好い。スンドゥブは、豆腐や玉子の他、豚肉に海老、浅利が入った豪華版。玉子の具合も完璧で、7~8割が固まっている好みのタイプ。

チゲの他、盛りのいいサラダに、3種類のおかず、ご飯の他に、韓国風の海苔巻きまでがセットという大盤振る舞い。ニコニコと働き者のお母さんも、また素敵。

【お店情報】
せんなり 梅里2-3-7 地図

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2021年1月 5日

將 焼魚定食 (阿佐ヶ谷) 

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スターロードの営業状況を確認しようとやって来る。あれ?ここ、ランチやってたんだと目が留まったのは、駅の高架向かいにある將。炭火焼きや和食が主体のカウンターのみの小体な店。オープン当初から、チラチラと横眼で伺ってはいるものの、居酒屋の魔宮に誘われ、伺っていなかった。

ランチメニューは、煮魚、焼き魚、揚物、焼鯖棒ずしなど計6種類(1,000円)。今日の煮魚は鰯、焼魚は鯖だと云う。どちらも好きだなぁと一頻り悩むが、焼いた鯖の香ばしさと脂の香りが思い浮かんで、焼魚をお願いする。

見ていると、鯖は注文してから串を打ち、大根おろしも皮を剥いての卸し立て。何と丁寧なことと思っていると、先客のいわしの立派なことに驚いた。それに、大きく出汁の凍みた大根が添えられていて、堪らない。

そうこうしているうちに、届いた一揃えにまた驚いた。小鉢に味噌汁付きと書いてあったが、茶碗蒸しに酢の物、黒豆、鯖の傍らには、田造りと、小さな料理が盛り沢山。これは、仕事中じゃなければ、飲みたいやつ。

なんて思っていると、お裾分けを持ちながら、新年の挨拶にいらっしゃったご常連がやって来る。「煮魚と日本酒もらえる?なかったらビールで」なんて調子で、羨ましいやら微笑ましいやら。やっぱり阿佐ヶ谷、好きだなぁ。

【お店情報】
將(Háta) 阿佐谷北2-2-8 第60オーナーズビル 1F 地図

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