2026年6月12日

焼肉あまね タンカルビ定食 (阿佐ヶ谷)

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暑くなってきたせいか、今日は無性に肉が食べたい。しかも、ステーキよりも珍しく焼肉気分だ。阿佐ヶ谷や荻窪には有名店を含め多くの焼肉店がひしめき、どこに行こうか迷ってしまう。一人でも入りやすく、午後の予定も考慮して選んだのは、阿佐谷パールセンター商店街にある「焼肉あまね」。

最近はこの店に訪れるとユッケジャンやチゲばかり頼んでいたが、思えば最初の出会いは焼肉だった。ランチは焼肉のメニューも豊富で、カルビやロース、ハラミにタン塩など定番どころがずらり。ハラミにも惹かれるが、以前いただいたタンカルビが美味しかったから、今日もそれだ。

タンカルビとは、いわゆる「タン下」などと呼ばれている部位。見た目はまさにタンそのものながら、ほどよく脂が乗っている。それにしても、肉が焼けていく光景というのはどうしてこうも食欲をそそるのだろう。網の上で「ジュウジュウ」と音を立て、肉汁が溢れ出してくるたび、期待で胸が躍る。焼き上がったところを豪快に頬張ると、タン特有のコリッとした食感なのに、噛むほどに上質な脂を感じる食べ応え。これがたまらなく好きだ。

みずみずしいサラダにスープ、自家製のナムル2種類がセットになっていて満足感も高い。一人でも入りやすいアットホームな雰囲気、テンポよく料理が運ばれるスピード感、そして清潔な店内は実に気持ちがいい。焼肉気分の日に、またふらりと来てみよう。

【お店情報】
焼肉あまね 阿佐谷南1-17-17 マガザン阿佐ヶ谷2 2F 地図

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2026年6月11日

銀座菊正 西京焼定食 (銀座)

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出社をする日は、どこでランチを食べようかといつも以上に迷う。けれども、「今日は木曜日だ」と気づいた瞬間、向かう店は即決だ。銀座菊正だ。銀座松屋の裏手。賑わう通りから一本入った路地に佇む「銀座菊正」だ。小体な造りながら、凛とした清潔感が漂う店。木曜日に足が乗るには訳がある。木曜日の「お楽しみ定食」の主役が大好物の「西京焼き」だからだ。

階段を降り、まず半地下のカウンター席を覗くと、すでに満席の賑わい。テーブル席のある2階へ上がり、「一人です」と告げると「相席でよろしければ」と丁寧に通された。

この西京焼きは「銀むつ」。運ばれてきた姿は、今日も惚れ惚れするほど立派だ。箸を入れれば、閉じ込められていた熱とともに「ほわり」と湯気が立ち上がり、艶やかな身と上質な脂がしっとりと解けていく。口に運べば、白味噌の甘い香り。品がよく、それでいてしっかりと白米を誘う塩加減に、箸が止まらない。

それに、今日は贅沢に「1/4サイズの玉子焼き」をセットにして。いただくのは久しぶり。厚みのある玉子焼きは2切れ。口に運べば、温かさがじわりと広がり、豊かな出汁がじゅわりと溢れる。記憶にあるものよりも出汁が豊かで、甘さは控えめ。次からは必ずお願いしたくなる味わいだ。「今日はやっぱりこれで大正解」と思わずに頬が緩む。

隣の予約席は、外国からのゲストを招いてのランチの最中。気軽さと日本らしさのある温かい店と料理。なるほど、こういうもてなしの席にも、この店はよく似合う。

【お店情報】
銀座菊正 銀座3-8-17 地図

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2026年6月 9日

らせん屋 旬野菜と豚しゃぶ肉の山盛り和風サラダ (阿佐ヶ谷)

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暑いわけではないけれど、こう蒸し蒸しすると、さっぱりしたものが欲しくなる。冷たい麺をつるっと啜るのもいいかと思ったが、他に何かなかっただろうか…。そうだ、らせん屋の豚しゃぶサラダなんてどうだろう。

らせん屋といえば、名物の仔羊のハンバーグも大好きだし、グラタンや日替わりのランチも好いが、この豚しゃぶサラダのファンだ。何がいいって、この圧倒的な存在感。「山盛り和風サラダ」という名前のとおり、大きな皿に、うず高く盛られた豚しゃぶと野菜たち。

色鮮やかで目にも食欲を誘うところも素敵だし、季節によって野菜が違うところも好い。今日なら、ゴーヤに玉蜀黍。特に、玉蜀黍を齧ったときの仄かに香る香ばしさと、シャキッとした食感、瑞々しさ。その圧倒的な甘みに、そこまで来ている夏を想う。

ドレッシングもバルサミコ酢ベースのものに加えて、豚しゃぶらしく和風の胡麻ドレッシングも忍ばせてあって、味わいも豊か。これだけの山盛りでも、最後まで一気に食べ進めてしまうほど飽きることが飽きが来ないのも魅力だ。ここにリベイクされたパンまたはライス、食後のドリンクがセットになる。

テーブル席では、ワインを片手に愉しそうなご夫婦。元々週末の昼に、グランドメニューとワインを愉しみに来ていた店だから、その気持ちすごく分かる。久しぶりに飲みにも来たいなぁ。

【お店情報】
らせん屋 阿佐ヶ谷店 阿佐谷北2-5-10 地図

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2026年6月 7日

nakamuraya (奈良市)

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ならまちの路地裏に息づく、軽妙洒脱なイタリアン

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2026年6月 5日

輝咲 さわら塩焼 (有楽町)

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何を食べようかとあれこれと考えたけれど、結局食べたいのは、魚が主役の和定食。そうだ、焼き立ての魚があれば最高だ。それならあの店があるじゃないか―――そう思って向かったのが「輝咲」。

有楽町のJRの高架沿いにあるビルの6階。エレベーター前に小さな案内板があるだけの、少し分かり難い店だ。それでも極上の焼魚を目当てに、ひっきりなしに客が集う。今日も店に入ったときはカウンター席にまだ余裕があったが、間もなく続々と客が入り、あっという間にほぼ満席に。

鰆の塩焼きをお願いすると、鰆に包丁を入れるところから始まる。美しく切り出された身に手早く串を打ち、そこからじっくり焼きを入れ始める。その丁寧な仕事ぶりは、長く通っていても変わらない。

焼きあがった鰆は、見事な厚み。そして、ふっくらとして艶やか。隅々まで均一に火が入りつつ、身はしっとりと柔らかい。口に運ぶと、上品で繊細な旨味がじわりじわりと滲みだしてくる。この旨味を逃したくなくて、いつまでも口を閉じておきたいと思うほど。そんな幸せの余韻の中、艶やかなご飯を一口。そして赤出汁を啜る。胃と気持ちが落ち着いていく、幸せのトライアングル。

ドレッシングが美味しいサラダに、豆と野菜の煮物、漬物。主役をそっと引き立てる副菜も揃っているのも好きなところ。派手ではないが、確かな満足感がある昼餉。

【お店情報】
輝咲 有楽町1-2-9 有楽町小川ビル6F 地図

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