Tokyo Spice Museum 野菜たっぷりコムアンフー (荻窪)

この気候に、自然とアジア料理が恋しくなる今日この頃。気になっていたのに、まだ足を運べていない店があった気があったような…と記憶を辿っていると、思い出した。そうだ「Tokyo Spice Museum」だ。
荻窪駅の北口の教会通りにあるその店は、当時はまだ珍しかったフレッシュハーブやホールスパイスを扱っていて、店の外を通るだけでふわりと香るスパイスの香りを記憶している。夜には、スパイスを使ったドリンクのバーになり、最近で、不定期で、ランチタイムにバインミーなどを提供しているはず。調べてみると、何と今日が営業日。これはもう、今すぐ向かわなくては。
店の前に出ているランチメニューには、バインミーの他、期間限定のジャージャーフォーなどが貼りだされている。扉を開けて中に入ると、ベトナムのまぜご飯「コムアンフー」や、スパイスを石臼引きしたグリーンカレーなど5種類ほどのメニューが揃っている。コムアンフーは食べたことがないから、今日はこれにしよう。
キッチンで調理を始めると、スパイスやジャスミンライス、ムクマムなどの香りがふわりと届く。「パクチーは大丈夫ですか」と聞かれ、「はい」と答えると、ザクザクと聞こえてくる包丁の音。臨場感が堪らない。
そして運ばれてきた彩り豊かな一皿に目を奪われる。混ぜご飯というが、最初はご飯の周りに鶏挽肉や大根や人参のなます、下味をつけた焼いた豚肉、炒り卵、紫玉ねぎ、パクチーなど、様々なのおかずが美しく並ぶ。「全部よく混ぜてお召し上がりくださいね」と案内されたとおりに、混ぜて口に運ぶと、さっぱりしながらも、いろんな風味が混然一体となって、もう一口、もう一口と食がすすむ。
添えられたスープも、あっさりとしながら鶏肉の旨味やムクマムの香りが豊かに広がる。食後には、香ばしさのあるクミンティーで一息。暑い中でも快適に過ごせる工夫がされている感じがする。
店のホームページによれば、残念ながら7月でランチ営業を一旦終了するそうだ。もう少し早く来たかったと思いつつ、8月以降のお知らせを静かに待ちたい。
【お店情報】
Tokyo Spice Museum House &Bar 天沼3-28-8 地図
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