« ハーマーズグリル 肉バルの麻婆豆腐 (阿佐ヶ谷) | トップページ | 瓜坊 チキングラタン定食 (荻窪) »

2025年10月26日

鰻 くどう (阿佐ヶ谷)

R0015638002

鰻で心行くまで飲める幸せを

今年出会った店の中で、印象的だった一軒が「鰻くどう」。以前、中野で営んでいた店が好きだったというのもあるし、新たに、「鰻と酒肴で酒を楽しむ」という形で再開できたのが何よりうれしい。以前伺ったのが春。それで、土用の丑の日が過ぎて落ち着いた夏の終わりに、再び足を運んだ。

R0015614001

まだ品書きは夏の香りが残る。鮎の料理がいくつか並び、まずお願いしたのは「鮎の酢〆」。やわらかに締めた鮎の清らかな香りに、茗荷の爽やかさと胡瓜の涼やかな歯ざわりが重なり合って、夏の川風を思わせる。

R0015617001

驚かされたのは「酢もつ」。鮎と並べても、遜色のないほど綺麗なもつ。驚くほどクセなく、噛むほどにクセになる食感と旨味。軽やかな酸味が後を引き、ついつい杯を重ねたくなる。

R0015620001

前回感激したヒレ磯辺焼きがなく、代わりに肝焼きを。1本が堂々たる大きさだし、そもそも肝の一つ一つが立派。頬張ると、香ばしさとほろ苦さ、噛むほどにあふれる濃密な旨味。これには、やはり酒だ。

R0015630001_20251026145501

白焼きも工夫が施された圧巻の一皿。塩、山葵の他、梅と玉ねぎ、茸の薬味が揃う。皮めはパリッと香ばしく、身はふっくら。皮と身の間のむっちりした質感が、口の中でさりげなく存在感を主張する。梅と玉ねぎのペーストの柔らかな酸味と甘み、茸のソースの香りは、それだけでツマミになるところも心憎い。

R0015638005

そして楽しみにしていた「うざく」。これがまた格別だった。ふっくらと焼き上げた鰻とシャクシャクとした胡瓜の歯ざわりに、鰻の旨味や脂が移った胡瓜と酸味の美味いこと。これまで食べてきたうざくの中で一も群を抜く美味しさだ。

鰻と酒肴で酒を楽しむというコンセプトこそ、この店の真髄。酒肴付きのコースもあり。ここがあるなら、鰻を食べる頻度が増えること間違いなし。

【お店情報】
鰻 くどう 阿佐谷南2-17-5 地図

|

« ハーマーズグリル 肉バルの麻婆豆腐 (阿佐ヶ谷) | トップページ | 瓜坊 チキングラタン定食 (荻窪) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ハーマーズグリル 肉バルの麻婆豆腐 (阿佐ヶ谷) | トップページ | 瓜坊 チキングラタン定食 (荻窪) »