田舎亭 はなれ ロールキャベツ定食 (阿佐ヶ谷)

空は晴れ渡っているけれど、空気はまだ冷たいまま。噛んた瞬間に出汁がじゅわっと溢れ出るようなものが食べたい気分。例えば、きつねうどんとか。けれども、「きざみうどん」が美味い手打ちうどんの店は、あいにく今日は定休日。他に何かないだろうか…。そこで思い出したのが、「田舎亭はなれ」のロールキャベツだ。
ここは、魚とおばんざいの定食がメインの店。時折、出汁で煮込んだロールキャベツが登場するが、最近よく見かけるなと気になっていたんだ。寒い日が続いているから、今日もあるといいなと思って店前の品書きを確認すると、期待どおりに「ロールキャベツ」の文字が躍っている。
ここのロールキャベツは、出汁がベースの和風仕立て。一口噛めば、キャベツがはらりと解け、中から出汁がじゅわりと溢れ出す。中の肉ダネもきめ細やかで、口のなかでとろりとほどけては旨味と重なり合い、じんわり染み入る。この優しく儚いくちどけも、味わいに似合いで好ましい。
器には生麩や高野豆腐も添えられ、副菜には、ほうれん草と金柑の白和えと好物ばかりが並ぶ。今日の正解をここで見つけたような満足感。
後やって客も席に着くなり次々とロールキャベツを注文していく。せめて冬の間、ロールキャベツを定番でおいてくれないだろうか。
【お店情報】
京都祇園 石堀小路 田舎亭 はなれ 阿佐谷南1-16-12 地図
| 固定リンク


コメント