日本ばし やぶ久 牡蠣天ぷらそば (銀座)

牡蠣のシーズンもいよいよ終盤戦。今季その存在を知り、どうしても食べたかった「牡蠣の蕎麦」に滑り込み。向かったのは銀座三丁目、ビルの地階に店を構える「日本ばし やぶ久」。開店当初に伺って以来、かなり久方ぶりとなったが、凛として落ち着いた店内の佇まいは、相変わらず気持ちがいい。
目当ての牡蠣蕎麦は、もちろん季節限定。名物「カレー南蛮」仕立ての牡蠣カレー南蛮、牡蠣天ぷらそば、そして牡蠣南ばん。品書きには温・冷たが並び目移りしてしまう。カレーの誘惑も強いが、やはり天ぷらは外せない。春めいた陽気に誘われ冷たい蕎麦も頭をよぎったが、温かい汁に浸った天ぷらが魅力的で、牡蠣天ぷらそばをお願いする。
「おまたせしました」と運ばれてきた牡蠣の天ぷらの圧倒的な存在感に目を奪われる。牡蠣の殻をそのまま写し取ったような大ぶりの身は、小判型でぷっくりとした厚みの見事なこと。それが贅沢にも4つ。これは存分に堪能しがいがありそうだ。
先ずはおすすめいただいた塩でいただくと、中は驚くほどレアで噛むと潮の香りが鮮烈と広がる。レモンを絞れば甘みを引き立ち、蕎麦の汁に浸せば、少し濃いめの汁を吸った衣と、余熱でさらに旨味を増した牡蠣が旨味が口いっぱいに広がる幸せ。蕎麦は細くたおやかなで、ツルツルと小気味よい喉越しが堪らない。
周りを見渡せば、日本酒と酒肴を一人で嗜む粋な客も。山菜の天ぷらそばなども始まっていて、季節を追って再訪したいのは勿論、この牡蠣そばは毎年の楽しみになりそうだ。
【お店情報】
日本ばし やぶ久 銀座店 銀座3-3-6 銀座モリタビル B1F 地図











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