2026年4月 1日

FONDA MEXICANA New York スパイシーグリルチキン&FONDA'Sシーザーサラダセット (銀座)

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久しぶりに気になるサラダランチを見つけて、「近いうちに」と心に決めていたのが「FONDA MEXICANA New York」。昨年、銀座7丁目コリドー街に出来た複合商業施設「グランベルスクエア」の2階に店を構える、NYスタイルのメキシカン・ダイニング。

外付けのエスカレーターを使って2階に上がると、モダンで洗練された解放感あふれる空間。予約なし1人客であることを伝えると、すぐさまカウンターに席を作ってくれて、迎え入れてくれた。

目当てのものは決まっているが、丁寧に説明される日替わりメニューにも、つい心が揺れる。隣の席に運ばれてきた日替わり料理を眺め、その選択に納得しつつも、初志貫徹で「スパイシーグリルチキン&FONDA'Sシーザーサラダセット」。

まず運ばれてくるのはスープ。メキシコ産オレガノが彩る柑橘的な爽やかでスパイシーな香りが印象的。

メイン料理の佇まいは、シンプルでダイナミック。大皿いっぱいのシーザーサラダの上に、グリルチキンが存在感たっぷりに鎮座。鼻腔をくすぐるスパイスの香りに食欲が加速する。ナイフを入れれば、肉厚でむっちり。しっとりとして、噛みしめるほどに鶏肉の旨味とスパイスが溶け合い、口内を満たしていく。

シーザーサラダも負けてはいない。瑞々しく弾けるのロメインレタスと、味わい豊かなドレッシングがしっかりと絡み、ピリッとしたアクセントが後を引く。「チキンとサラダを巻いてもどうぞ」と添えられたトルティーヤの心憎い提案も素敵だ。

正午を過ぎると、予約のグループ客が続々と来店し、店内は一気に活気づく。新生活が始まる季節。歓迎ランチの華やいだ声も聞こえてくる。ゆっくりとランチがとれる日に、是非にまた。

【お店情報】
FONDA MEXICANA New York 銀座店 銀座7-2-18 グランベルスクエア 2F 地図

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2026年3月19日

ピッキーヌ トムヤム (阿佐ヶ谷)

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温かさに誘われ、足は自然と阿佐ヶ谷の住宅街へ。向かうのは、創業35年余り、東京のタイ料理界を静かに支えてきた老舗「ピッキーヌ」。

休日ならシンハーを片手に喉を鳴らしたいところだが、平日のランチ。普段は濃厚なカオソイやクイッティオムーに惹かれがちだが、この陽気には「甘・辛・酸」の鮮烈な三位一体が何より相応しい。注文したのは、もちろん「トムヤムヌードル」を単品で。

運ばれてきた一杯を啜れば、まず広がるのは奥行きのある柔らかな甘み。そこへ軽やかな酸味が重なり、追いかけるように鋭い辛味が喉を抜ける。今日は一段と唐辛子が効いているのか、食べ進めるほどに辛さが立ち上がり、気づけば額には心地よい汗が。最後には、体の中の湿気がすっと引いていくような感覚。

会計時、3月はトムヤムが月替わりの100円引き対象と知り、単品でわずか600円という破格の心意気に驚く。早くて、美味くて、そして安い。何度足を運んでも、やはりここは、なくてはならない大切な場所。

【お店情報】
ピッキーヌ 阿佐谷北2-9-5 地図

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2026年3月18日

一億兆 石焼スンドゥブチゲ (阿佐ヶ谷)

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週末の昼、ゆったりと焼肉を愉しめる場所を求めていた。これまで足を運んでいた高円寺の馴染みの店が、惜しまれつつも暖簾を下した。その代わりとなる場所を。そう考えたとき、浮かんだのが青梅街道沿いの「一億兆」だった。

平日のランチで何度か訪れ、石焼カルビうどんや甘辛牛すじ煮をいただいたことはある。しかし、いつも慌ただしい昼食ばかりで、腰を据えて焼肉、それもグランドメニューを味わうのは先週末が初めてのこと。じっくりと肉を焼きながら、新しい馴染みの場所を見つけた高揚感に包まれた。

その折、店の方から熱烈に勧められたのが、石焼スンドゥブチゲだ。前にランチで伺ったときにはなかったはず。「おいしいんですよ」「みんな〆に食べていくの」という言葉が耳に残り、どうしてもそれが食べたくて、今日、再びというわけだ。

運ばれてきた器を見て、思わず目を細める。ビビンバ用の石鍋より一回りほど大きいだろうか。かつて銀座インズにあった「漢城軒」の大盛りチゲを彷彿とさせる、堂々たる佇まい。目の前でグツグツと激しく音を立てる様は、見るからに勇ましく、食欲を強く刺激する。

真っ赤に染まったスープを一口。辛いもの好きにはたまらない、心地よい刺激が舌を走る。しかし、ただ辛いだけではない。中には豆腐や肉、たっぷりの野菜に玉子。さらにあさりが、これまでに見たことがないほど贅沢に躍っている。この具だくさんぶりこそが、奥行きのある旨みを生み出す秘訣なのだろう。傍らに控えるのは、大盛りの白米とカクテキ。熱々のスープを掬い、ごはんと共に頬張る幸せ。

新しいお気に入りを見つけた充足感に包まれながら、額の汗を拭う。チゲも定番化しそうだし、次はどのメニューを頼もうか。この店に通う楽しみが、またひとつ深く、濃くなったようだ。

【お店情報】
炭火焼肉 一億兆 成田東4-33-15 第5志村ビル 2F 地図

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2026年3月 6日

フォーハノイ 日替わりごはん定食セット (阿佐ヶ谷)

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ようやく仕事の繁忙期を抜け出し、ゆっくりと「今日は何を食べようか」と考えられる贅沢が戻ってきた。今の気分は断然「定食」だ。ここ数日、手軽な麺類に頼り切りだったせいか、ご飯とおかずが並ぶ安定感を体が欲している。気になっている定食のある店は、生憎の定休日。馴染の店の日替わりを覗いても、今日に限ってはどういも食指が動かない。

そこでふと頭を過ったのが、フォーハノイの「日替わりごはん定食」だ。店名が示す通りフォーを始めとしたベトナム麺の店だが、ある時期からベトナムの家庭的なおかずが主役の定食を始めていて、ずっと気になっていた。

運ばれてきたのは、朱色のソースを纏ったローストチキン。そこに彩豊かなサラダ、山盛りのご飯。そして「ミニ」と呼ぶにはあまりにも堂々としたフォーが並ぶ。圧倒的なボリュームの一膳だ。店の方が「鶏をご飯にのせて、タレもつけてたべてくださいね」と現地流の食べ方を指南してくれる。

このチキンが、期待を越える美味しさだった。皮目は香ばしく中はジューシーな鶏肉。そこにピリリとした辛みと爽やかな酸味を孕んだソース、そして清涼感溢れるパクチーがとても合う。教えられた通りにご飯と合わせれば、鶏肉とソース、ご飯の相性は抜群で箸を動かす手は止まらない。また食べたいくらい好きな味。

ベトナムの麺料理も魅力的だが、このベトナムのおかずが奥深い世界に一気に引き込まれてしまった。近いうちに必ずやまた。

【お店情報】
フォーハノイ キッチン&カフェ 阿佐谷南3-2-3 地図

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2026年3月 3日

焼肉あまね ユッケジャンラーメン (阿佐ヶ谷)

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先日までの暖かさが嘘のような小雨の降る寒い日。こうも冷え込むと、どうしたって身体の芯から温まるものが恋しくなる。麺類もいいな、と考えを巡らせた瞬間、頭に浮かんだのが「焼肉あまね」のユッケジャンラーメンだった。辛みと旨味がしっかりとあるのに、雑味のない凛としたスープ。あの味わいなら、麺との相性も間違いないはずだ

席に着き、迷わず注文を済ませる。ふと周囲に目を向けると、後から入ってきたグループ客までもが、次々とユッケジャンラーメンを頼んでいる。やはり、この寒さには、誰もがこの熱を求めたくなる。

ほどなくして運ばれてきた器。そこにはぜんまいやもやし、ニラ、そして出汁の深みを支える牛肉が彩りを添える。何より目を引くのが、記憶にあるよりもずっとたっぷりと回し入れられた溶き玉子の存在感。

そのふわふわの玉子が、熱々の中華麺にとろりと絡みつく。啜るたびにスープの旨味を余すところなく持ち上げ、口の中を満たしていく多幸感。ベースとなるスープの美味しさは相変わらずで、麺との相性も想像どおりにバツグンだ。

最後の一滴まで堪能し、心地よい余韻に浸る。やはり、この店は何を食べても外れがない。清潔な店内で、一人静かに食と向き合える贅沢。温かな一杯に身も心も解きほぐされるうちに、「次は久しぶりに、じっくりと網で肉を焼くのもいいな」という想いが自然と湧いてくる。

【お店情報】
焼肉あまね 阿佐谷南1-17-17 マガザン阿佐ヶ谷2 2F 地図

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2026年2月27日

タムタイフード カオソーイ (阿佐ヶ谷)

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二日前に味わった「トムヤム鍋」が忘れられず、「タムタイフード」をさっそく再訪。きっと何を食べても正解なのだろうが、次はこれと決めていたのが「カオソーイ」。もともと好物ということもあるが、あのトムヤムスープの味を考えると、カオソーイも間違いなく好みのはず。

開店一番乗りで店に入ったが、12時近くになると続々と客がやってくる。駅近くの喧噪から離れた立地ながら、前回も満席だったことを考えると、知る人ぞ知る人気店なのだろう。

ほどなくして運ばれてきたのは、生春巻とスープが寄り添う賑やかな一盆。黄色いスープに映える揚げ麺やパクチーの盛り付けが美しい。まずは、楽しみにしていたスープを一口。下の上でとろりと広がるカレースープのコク、そこに重なるココナッツミルクのまろやかな甘味。そうそうこれだと思わず膝を打ちたくなる。

パリパリの揚げ麺をスープに浸すもよし、そして中華麵と豪快にすするもよし。こんもりと盛られたパクチーの下からは、ほろりとくずれる鶏肉がゴロゴロと顔を出すうれしい驚き。セットのスープも、シンプルな野菜と肉のスープだったが、これがじんわりと滋味深くて、やはりこの店の料理が好きだと確信。

次はトムヤムヌードルで異なる麺を求めるか、あるいは、タイカレーに浸るか。店を後にしてもなお続く幸せな悩みに、当分終わりは見えそうにない。

【お店情報】
Tum Thai Food 阿佐谷南3-3-3 Y.S.Kビル 1F 地図

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2026年2月25日

タム タイフード トムヤム鍋 (阿佐ヶ谷)

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最近気になっていたタイ料理店に初訪問。昨年6月、南阿佐ヶ谷駅近く、青梅街道沿いにオープンした一軒だ。ランチメニューは、カオマンガイやパッタイ、ガパオ、タイヌードルなど馴染みの料理が並ぶ。けれども、惹かれたのは、ランチタイムに一人で楽しめる「トムヤム鍋」。肌寒い今日のような日は、これ以上鍋日和だろう。

店内は、2人用のテーブルが5卓とカウンター席が1席あるか否かという小さな店。清潔感溢れる明るい空間に、店員さんの朗らかな笑顔が心地よく響く。

それほど待つことなく、料理が運ばれてきた。一人用の小さい鉄鍋にトムヤムクンスープがたっぷりと。驚いたのは、鍋の下で炎を上げる固形燃料。タイ料理店で、簡易コンロというのが目新しい。

まずはスープを一口。海鮮の凝縮された滋味が広がり、辛みと酸味、そしてココナッツミルクのまろやかな甘さが絶妙なトライアングルを描く。これ、すごく好きだ。具材には、ぷりっとした海老や烏賊、きのこ、香草などが躍る。イカや海老が申し分なく入っているところもうれしい。スープとご飯を別に食べても好いし、ご飯にスープをたっぷり吸わせて、その旨味を余さず吸わせて食べるのもまた格別。

これほど美味しいと、他の料理への期待も膨らんでくるというものだ。このスープの美味しさを考えると、次はカオソーイにしようか。早くも再訪の機会を指折り数えている。

【お店情報】
Tum Thai Food 阿佐谷南3-3-3 Y.S.Kビル 1F 地図

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2026年2月 2日

味豚 スンドゥブチゲ (阿佐ヶ谷)

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久しぶりに辛いスープが食べたい。ユッケジャンも好きだが、今日の気分はチゲだ。阿佐ヶ谷パールセンター内に選択肢は二つあるが、焼肉店は本日ランチは休業。それなら自然と足が向かうのは、韓国料理の「味豚」だ。

2階へと続く少し薄暗い階段は、初見だと少々勇気が要るかもしれないが、ドラマ「ひらやすみ」のロケ地になり、聖地巡礼で訪れるファンもいらっしゃるそうだ。今日も撮影に使用されたテラス席に座る方がいらっしゃったが、ファンの方だったのかもしれない。

注文をすると、さほど待つことなく料理が運ばれてくる。スンドゥブチゲの他、チゲ用の生玉子、3種類の副菜に韓国のり、ご飯と賑やかだ。とりあえず、チゲが熱々のうちに玉子を割り入れて、スープをかけてしばらく待つ。

その間に副菜に手を伸ばす。この日の副菜は、カクテキ(大根のキムチ)に豆腐料理、そしてじゃがいもの炒め物。どれも口馴染みがよく、家庭的な温かみを感じる味わい。

そして、いよいよお待ちかねのスンドゥブ。スープは海鮮の出汁が効いた程よい辛さ。そこへホロホロの豆腐が絡み、食べるほどに身体が芯から温まっていく。最後は残ったご飯をスープに投入して雑炊風に。玉子がとろりと溶け、スープの角が丸くなる瞬間がいい。慌ただしい午後の仕事前、手早く、けれどもしっかりと「旨い辛さ」で満たされたいとき頼もしい一軒。

【お店情報】
味豚 阿佐谷南1-17-16 2F 地図

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2026年1月28日

ヴィラモウラ バカリャウ・コン・ナタス (銀座)

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銀座の街に出社する楽しみといえば、やはりランチの選択肢の多さだ。和洋中、各国料理まで一通りそろう中で、今日はここと思い浮かんだのが泰明小学校近くに店を構えるポルトガル料理店「ヴォラモウラ」。目当ては、以前訪れた際から気になっていた「バカリャウ・コン・ナタス」。タラとじゃがいものクリーム煮、グラタン仕立てだ。

階段を降り、ほのかに薄暗い店内へ足を踏み入れると、そこは心地よい活気に満ちている。一人客もちらほら見かけるが、多くはグループ客。肩肘張らない雰囲気の中、弾むような会話が聞こえてくる。

まず運ばれてくるのは、こんもりと盛られたサラダ。瑞々しい葉野菜に加えて、さつまいもなども入り、ボリューム満点。ドレッシングの塩梅も好みだ。

ほどなくして、メイン料理がクツクツと音を立てて届く。焼けたクリームとチーズの芳醇な香り、表面のこんがりとした焼き目が、食欲を刺激する。スプーンを入れた瞬間、立ち上る熱い湯気とともに、チーズがとろりと糸を引く。

中には、ごろごろとしたじゃがいもと、その間に顔を出す鱈。口に運べば、凝縮された鱈の風味がふわりと広がり、ほろほろと崩れる身の食感が追いかけてくる。そこに、じゃがいものホクホク感とクリームの優しさが重なり、口の中は熱々の幸福感。求めていたのはこの熱さだ。

近くの「オーバカナル」が最近閉まっているのが気になっていたが、工事のための1か月ほど休業と聞いて一安心。再開したら、あのオニオングラタンスープも食べに行こう。冬には、そんな熱い料理がよく似合う。

【お店情報】
ヴィラモウラ 銀座本店 銀座6-2-3 ダイワ銀座アネックスB1 地図

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2026年1月21日

トプカプ MIXプレート (銀座)

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久しぶりの水曜出社。行きたい店は数あれど、水曜となればトルコ料理の「トプカプ」だ。水曜限定のランチ営業とあって、店内はすでに満席に近い盛況ぶり。

ランチメニューは、トルコの煮込み料理」と、フェタチーズとほうれん草のグレープ包み。煮込みは、前回訪れた際、「来週からはこれですよ」と聞いていた「牛挽肉と白いんげん豆」がずっと気になっていたが、いざメニューを見ると、「サーモンのクリーム煮」も冬らしくて心惹かれる。迷ったときは両方だと、両方を盛り合わせた「ミックス」をお願いする。

まずはセットのスープと前菜が運ばれてくる。スープはひよこ豆のスープ。ふわりと立ち昇るオリエンタルな香りに、一気に旅したような気分になる。日替わり前菜は「エビとアボカドのサラダ」。エビとアボカドの組み合わせは、クリーミーで間違いのない美味しさ。

運ばれてきた一皿は、目にも鮮やかな競演。赤い牛挽肉と白いんげん豆の煮込みは、豆のほくほくとした優しい甘みと、肉のコク味が重なって、噛み締めるほどに広がる旨味。

サーモンのクリーム煮は、一転してまったりと濃厚な冬の味。厚みのあるサーモンだけでなく、ほうれん草やキノコも入って具沢山。とろみのあるソースが素材を包んで、バターライスとの相性も抜群。食べ進めるごとに体がぽかぽか。今日はこれで大正解。

次に水曜日に出社できるのはいつだろうか。その時はまだ見ぬ「トルコ風クレープ包み」を頼むべきか、それともまた煮込みに心移りしてしまうのか。どちらにしても、幸せが待っている予感しかない。

【お店情報】
トプカプ 銀座2-4-6 銀座ベルビア館 8F 地図

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