CHEZ MOI (阿佐ヶ谷)

変わらぬ安心感と、季節ごとの驚き。日常のすぐそばにある小さな贅沢。

満席で振られることの多いコクシネル。前回は入れなかったが、今日はどうかと足を運ぶ。外からのぞくと、カウンターに空席があるのが見える。喜び勇んで「一人です」と告げると、「席は案内できますが、注文が立て込んでいて、少し時間をいただくかも」とのこと。聞けば15分ほど。かまいませんと答えて席に案内してもらう。周りを見るとグループの客が何組か。なるほど人気ぶりは健在だ。
さて、今日は何を食べよう。定番の三元豚や鶏胸肉のローストの他、白身魚のポワレに豚バラの赤ワイン煮。どれも魅力的だが、この店ならば、きっとボリューム満点の豚バラが出てくるだろうと、豚バラの赤ワイン煮を。
待つ間にメールをチェックしていると、10分も経たないうちに皿が届いた。皿を見れば、照りと艶があって、笑ってしまうほどの迫力。大きさも厚みもたっぷりとした豚バラに、彩り豊かな野菜とフレンチフライもたっぷりと。マッシュルームや蓮根が秋らしい。
豚バラにナイフを入れると、力をかけずとも、ほろほろとほどけるやわらかさ。口にすると、脂の甘みと赤ワインの酸味や渋みが重なり、奥行きのあるコクへと変わる。ランチとは思えない充実感。ここに来るとワインがあったらと毎度思うが、こればかりは仕方がない。
食後にはコーヒーで一息つけば、いつの間にかテラス席も含めて満席。次はいつ入れるだろうか。機会を狙って何度でも。
【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

茹だるような暑いせいか、魚よりも肉の気分。食欲が落ちる気配はないけれど、しっかり食べないと暑さに負けそうな気はする。肉といっても揚げ物の気分ではないし、ステーキや焼肉という気分でもない。そうだ、フレンチやイタリアンの肉料理だってあるじゃないか。
それで向かったのは、荻窪にある「ぷちぽわ」。路地を入ったところにあるビストロ。ランチタイムは、肉料理と魚料理、ビーフシチューの3種類。魚料理やビーフシチューをいただいたことはあるが、肉料理をいただいたことはなかったはずだ。店前で今日の肉料理の内容を確認すると、ポークフィレ肉のソテーとある。うん、これは間違いなく好みの感じ。
店に入ると、テーブル席に一組とカウンターにお一人先客がいらっしゃる。一人だと告げると、空いているカウンターを案内される。この席は、厨房の様子が感じられて好きな席だ。
すぐに、サラダとスープが届く。特にスープが楽しみの一つだ。冬なら温かいポタージュ。夏ならひんやりとしたヴィシソワーズ。美味しさと喉越しの良さ、軽やかさが魅力的。汗がすっと引いていくようだ。
そして、ポークフィレ肉のソテーは、こんもりと2切れ。それに、いつものとおり色とりどりの野菜が添えられているが、夏らしく玉蜀黍があるのが嬉しい。ナイフを入れると、きめ細やかでやわらか。口にするとさっぱりとしているもののジューシーで、バルサミコ風味のソースがポークフィレの美味しさを引き立てる。
静かだった店内も、12時を回って暫くすると、続々と客が来る。皆、なんとなく地元の旨い洋食屋に来るような、ニコニコとした雰囲気で感じが好い。壁には、夜のメニューが掛けられているが、メニューにも値段にも興味津々。そのうちに訪ねてみたい。
【お店情報】
ビストロぷちぽわ 荻窪5-23-7 加藤ビル1F 地図

東京スクエアガーデンに、サラダランチを目当てにやって来た。ところが、目指していた店は予約で満席。それならばと、先日振られた岩戸へ向かおうと歩き出したところで、「コクシネル」のことが頭をよぎる。同じ東京スクエアガーデンにあり、人気店ゆえに入れないことも多いが、大好きな店。ダメでもともとでのぞいてみると、案の定、テーブル席は満席。だが幸運にも、カウンターに2席の空きがあって、無事着席できた。
さて、今日はどんなメニューがあるのだろうと、黒板に書かれたランチメニューを確認すると、定番の三元豚や鶏むね肉、魚のフリットの他に、好物のハチノスのトマト煮を発見。これはもう、呼ばれたとしか思えない。
パンが運ばれてくると、もうすぐ料理が届きますよというサイン。届いた皿の上は、相変わらずボリューム満点。トマト煮はもちろんのこと、ブロッコリーやカリフラワー、茄子などの野菜が彩り豊かに盛り付けられ、フライドポテトもたっぷりと。しかも、ホワイトアスパラが添えていて、思いがけないご褒美に思わず顔がほころぶ。
ハチノスはかなり大振りだが、しっかり柔らかく煮込まれて、臭みがないのは勿論のこと、トマトの風味がフレッシュで爽やか。トマトソースもたっぷりで、野菜やポテトに絡めて大満足なひと皿。惜しむらくは、やはりワインがないことだけだ。
食後にコーヒーをいただいて。テラス席までほぼ満席で、テイクアウトの注文まで入っているという忙しさの中でに、変わらぬ心地よさが漂う。いつ訪れても、美味しく、気持ちの良い、大好きな店だ。
【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

今晩は美味しい予定があるから、昼は軽めにしておこうと、サラダランチやスープランチがある店を考える。軽いランチといえば、オーバカナルのオムレツという選択肢があるじゃないかと思い出し、そういえば、キッシュやスープにサラダがセットになったプレートがあったはず。それなら今日はオーバカナルに行って、何を食べるか考えよう。
良い天気ということもあってか、テラス席など外に近い席はほぼ満席。けれども店内には余裕があって、日陰の涼しい席を案内してもらう。今日のメニューを眺めると、キッシュは春キャベツとカマンベールチーズ。スープはレンズ豆。それにもちろんオムレツもある。どれを選んでも間違いなく美味しいに違いない。
悩んだ末にお願いしたのは、本日のスープとサラダのプレート。決め手は、今日のスープがレンズ豆だったこと。普段あまり口にする機会はないけれど、好きなスープの一つだ。
料理はほどなくしてテーブルに運ばれくる。届いた瞬間、ほっくりと火が通った豆の香りがふんわりと漂う。スプーンを入れると、少し粒感を残したとろみのあるスープで、優しい甘さと温かさがじんわりと胃に染み入る。見た目は素朴で落ち着いた色味だが、滋味深くどこかほかほかとする味わいが心地いい。
サラダは葉野菜の他、キャロットラペやラタトゥイユも添えられている。ドレッシングの酸味も程よく、このバランスの良さがプレートのセットが好きな理由の一つ。レンズ豆のスープがぽってりと濃厚だったこともあって、バゲットまでいただくと、夜まで十分持つ感じ。今度は久しぶりにオムレツを目当てに来たい。
【お店情報】
オーバカナル 銀座 銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル 1F 地図

3月に「しばらく休業する」と聞いて心配していたがコクシネルが、3月末には無事営業を再開。そろそろ伺いたいと思っていたから、思い立って店に向かう。今日のランチメニューは分からないが、この店ならば何を食べても美味しいはず。後は席があるかどうかが。
店に近づくと、カウンターに1席だけ空いているのが見える。これなら安心。扉を開けて一人だと告げると、案内されたのは、その席最後の一席。ちょうどいいタイミングだったようだ。
黒板のメニューを見ると、今日は品数が多め。定番に加えて、白身魚のフリットに、豚タンのロースト、そして仔羊と豚肉のハンバーグ。フリットも魅力的だったが、仔羊に惹かれてハンバーグを。
「お待たせしました~」と運ばれてきたのは。大きさも厚みも立派なハンバーグ。皿の上には、コクシネルらしく色とりどりの野菜とフライドポテトがたっぷりと添えらえている。見るだけで、胃袋がギュッと刺激される。
ハンバーグにナイフを入れて一口頬張ると、豚肉よりも仔羊の存在感が強めで、羊らしい香りと、タイムの爽やかでスパイシーな香りがふんわりと。ギュッと詰まった肉は、噛みしめるほどにがほろりとほどけ、ソースと一体になって、次の一口を誘ってくる。この余韻には、思わずワインが欲しくなる。
野菜は、定番のブロッコリーやカリフラワーの他、焼いた香りから美味しいとろとろの焼茄子や、グリルしたホワイトアスパラが添えられていて歓喜。ホワイトアスパラ!ちょうどどこかへ食べに行こうと思っていたんだ。料理が美味しいさはもちろんのこと、変わらぬ居心地の良さ、明るさや活気のあるところも魅力だ。そして、次はどんな料理に出会えるか、今から楽しみなのだ。
【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図

慌ただしい中バタバタと出社。本来ならばゆっくりランチを考えたいところだが、今日はその余裕がない。寒さも厳しいし何か温まるものをと考えていると、ふと閃いたのが、「オーバカナル」のオニオングラタンスープだ。
オニオングラタンスープはスープ単品と、スープは少し小さくなるがサラダを組み合わせたセットの2種類がある。スープを存分に堪能したい気持ちもあったが、この店のサラダは、いつも気の利いた素敵なサラダということもあって、セットを選ぶ。
ほどなくして届いたのは、スープカップの縁から溢れ出たチーズやスープの焦げがそそる一品。それに、サラダは葉野菜がふんだんに盛られているだけでなく、キャロットラペにラタトィユが色を添える。ドレッシングも酸味も心地よく、やっぱりセットでお願いして正解。
そして、主役のオニオングラタンスープ。見事な焼き色に敬意を表して、スプーンをそっと端から差し入れる。すくい上げると、ぽってりと蕩けたチーズが糸を引き、その下からはすっかりと飴色に染まったバゲットが躍り出る。冷まそうと軽く息を吹きかけると、先ほどのチーズの香りに、玉ねぎの甘味と僅かな苦みが溶け合いふわりと香る。口にすれば、スープをたっぷり吸い込んだバゲットからジュッと旨味が溢れ出て、熱さとともに旨味と玉葱の香ばしさ、ほろ苦さがじんわりと広がって行く。
組み合わせはシンプルだが、その味わいはこんなにも芳醇で濃密。寒いのは苦手だが、寒いからこその美味いものがあるから、寒い冬も悪くない。
【お店情報】
オーバカナル 銀座 銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル 1F 地図

あけましておめでとうございます。
昨年秋の記事からになりますが、今年もどうぞよろしくお願いします。
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秋の旅の最終目的地は、アンドラ・モンターニュ。今年2度めのアンドラは、ゴールデンウィークに続き、今回は秋。海の恵みに山の恵み、新米など、旬の美味が勢揃い。

ちょっとコクシネルにもご無沙汰だなぁと店のInstagramを見ると、今日のランチにキッシュがあると書いてある。キッシュは好きだし、数量限定。しかも、コクシネルでは初めて見るもの。これは絶対に食べに行かなければ。
店に入ると、相変わらずの人気ぶり。既にテラスにもお客様が入っていたけれど、カウンター席に1席だけ空席があって滑り込み。ランチメニューを一瞥して、もし、キッシュが売り切れていたら、カマスのフリットかなぁ…なんて考えていたら、注文を取りに来た店の方から、「今日は数量限定のキッシュがありまして」というご案内。もちろん「それをいただきます」とお願いする。
ハタと気が付いた。いつもボリューム満点の店。想像しているキッシュよりも、ボリュームたっぷりなんじゃないか?と思っていたら、大正解。思っていたものの倍か、それ以上。ドズンと皿の中央に鎮座するキッシュ。もちろん脇の彩り豊かな野菜やフライドポテトもたっぷりと。
ナイフを入れて頬張ると、サクサクほろほろとした食感と芳ばしい香りに、ふんだんに入った、ベーコンやしめじ、ほうれん草がザクザクと。大きさも旨味も十分にあるのに、味わいは意外に軽やかで、ついついペロリ。
食後には、コーヒーを頂いて。料理が美味しいことはもちろん、活気のある雰囲気も好い。そして、次はどんな料理に出会えるか、今からもう楽しみなのだ。
【お店情報】
Beeftro by La Coccinelle 京橋3-1-1 東京スクエアガーデンB1 地図
■ いえごはん イタリアン・フレンチ ■ いえごはん エスニック ■ いえごはん テイクアウト・お取り寄せ ■ いえごはん 中華 ■ いえごはん 和食 ■ いえごはん 洋食 ■ 酒処のむのむ □ そとごはん&居酒屋 □ ランチ ○, 新富町・八丁堀 ○, 東銀座・裏銀座 ○, 銀座 ○. 丸の内 ○. 京橋 ○. 八重洲・日本橋 ○. 有楽町・日比谷 ○. 築地 ○_ 中央線沿線 ○ その他の都内 ○ 伊勢・三重 ○ 遠征編 ○ 青森 ● お酒 ● そば・うどん系 ● イタリアン ● エスニック・諸外国・沖縄料理 ● カレー ● サラダ ● サンドイッチ ● テイクアウト ● フレンチ ● 中華 ● 伊勢うどん ● 和食 ● 喫茶店・カフェ ● 宅配弁当 ● 洋食 ● 焼肉・ステーキ ● 甘いもの ● 閉店・移転 その他 発酵・醸造
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